DSMシリーズ全機種が4K/60p、HDRに対応
LINNの新「KLIMAX DS」は250万円、10月1日発売 - アップグレードも60万円で実施
リンジャパンは、LINNのネットワークプレーヤー「DS」の新フラグシップモデル「KLIMAX DS/3」「KLIMAX DSM/2」の日本発売を正式発表。10月1日より発売する。価格はKLIMAX DS/3が250万円(税抜)、KLIMAX DSM/2が280万円(税抜)となる。
すでに英国LINNが両モデルを発表していたが(関連ニュース)、リンジャパンがこれを追って日本国内での発売を正式に発表。日本での価格と発売時期も明らかになったかたちだ。
「KLIMAX DS/3」は単体ネットワークプレーヤー、「KLIMAX DSM/2」は加えてプリアンプ機能やHDMI入力も搭載したモデルとなる。
従来モデルを使用しているユーザーに対するアップグレード・プログラムも登場。どの世代のKLIMAX DS/DSMからも、今回の最新世代へのアップグレードが可能となる。アップグレード価格は、KLIMAX DS/3が600,000円(税抜)、KLIMAX DSM/2が700,000円(税抜)となる。アップグレードは、DSはメインボードの交換、DSMはメインボードとHDMIボードで実現する(世代によってはリアパネル交換も加わる)。
KLIMAX DS/3、およびKLIMAX DSM/2の最大の特徴は、第4世代となる新DACアーキテクチャー「KATALYST」の採用となる。KATALYSTとは、catalyst=触媒から名付けられたという。
KATALYSTでは、D/A変換におけるアナログ信号において非常に重要になるという、基準電圧の安定化を徹底。これにより、一振幅偏差を排除した音声信号の生成が可能になったとする。
D/A変換の各プロセスに対しては、専用設計による独立した電源供給システムを採用。ステージ間の干を排除し、圧倒的な低歪を実現したという。
また、独自設計のデジタルデータ最適化ステージ「Data Optimisation」を配置。D/A変換プロセス直前で、データの正確性を大幅に向上させ、エラーの極小化を行う。専用電源を備えたマスタークロックもさらに高精度化されたとのこと。アナログ出力ドライバーのさらなる低歪化も行われた。
KLIMAX DSM/2については、HDMI出力を2.0へアップグレード。HDCP2.2、4K/60p/4:4:4、HDRに新たに対応した。
なお、KLLIMAX DS/2、およびKLIMAX DSM/1は生産完了となる。またDSMについては、AVアンプとのHDMIチェーン接続によるサラウンド再生機能が、最新ファームウェアから省略される。
KLIMAX DS/3、KLIMAX DSM/2ともに、192kHz/24bitまでのFLAC、ALAC、WAV、AIFF、MP3、WMA、AAC、OGGの再生に対応。DSDの再生には非対応。
KLIMAX DS/3は、アナログ出力としてXLRバランス、RCAアンバランスを搭載。Exakt Link端子も備える。
ライン出力の特性は、最大電圧が2V RMS、インピーダンスが300Ω、THD+Nが< 0.0007%、ダイナミックレンジが> 110dBとなる。外形寸法は350W×60H×355Dmm、質量は9.0kg。
KLIMAX DS/3は、アナログ入力としてXLRバランス、アナログ出力としてXLRバランス、RCAアンバランスを搭載。MDMIは3入力/1出力を備える。その他、同軸デジタル入出力×1、光デジタル入力×2を搭載。Exakt Link端子も備えている。
ライン出力の特性は、最大電圧が2V RMS、インピーダンスが300Ω、THD+Nが< 0.0007%、ダイナミックレンジが> 110dBとなる。外形寸法は350W×60H×355Dmm、質量は8.6kg。
■DSMシリーズが4K/60p/4:4:4、HDRに対応
HDMI入出力を備えたネットワークプレーヤー「DSM」シリーズについて、HDMI機能のバージョンアップを実現する仕様変更が行われる。これにより、HDMIはHDCP2.2、4K/60p/4:4:4、HDRに対応する。価格は従来から据え置きとなり、9月25日より出荷が開始される。
HDMIの仕様変更の対称となるのは以下のモデル(カッコ内は新モデル名称)。KLIMAX DSM(KLIMAX DSM/2)、KLIMAX EXAKT DSM(KLIMAX EXAKT DSM/1)、AKURATE DSM(AKUARTE DSM/2)、AKURATE EXAKT DSM(AKURATE EXAKT DSM/1)、MAJIK DSM(MAJIK DSM/3)。
また、リンジャパンオリジナルラック「RAKK4」「RAKK2」の値下げが10月1日より実施される。新価格はRAKK4が180,000円(税抜)、RAKK2が125,000円(税抜)。
すでに英国LINNが両モデルを発表していたが(関連ニュース)、リンジャパンがこれを追って日本国内での発売を正式に発表。日本での価格と発売時期も明らかになったかたちだ。
「KLIMAX DS/3」は単体ネットワークプレーヤー、「KLIMAX DSM/2」は加えてプリアンプ機能やHDMI入力も搭載したモデルとなる。
従来モデルを使用しているユーザーに対するアップグレード・プログラムも登場。どの世代のKLIMAX DS/DSMからも、今回の最新世代へのアップグレードが可能となる。アップグレード価格は、KLIMAX DS/3が600,000円(税抜)、KLIMAX DSM/2が700,000円(税抜)となる。アップグレードは、DSはメインボードの交換、DSMはメインボードとHDMIボードで実現する(世代によってはリアパネル交換も加わる)。
KLIMAX DS/3、およびKLIMAX DSM/2の最大の特徴は、第4世代となる新DACアーキテクチャー「KATALYST」の採用となる。KATALYSTとは、catalyst=触媒から名付けられたという。
KATALYSTでは、D/A変換におけるアナログ信号において非常に重要になるという、基準電圧の安定化を徹底。これにより、一振幅偏差を排除した音声信号の生成が可能になったとする。
D/A変換の各プロセスに対しては、専用設計による独立した電源供給システムを採用。ステージ間の干を排除し、圧倒的な低歪を実現したという。
また、独自設計のデジタルデータ最適化ステージ「Data Optimisation」を配置。D/A変換プロセス直前で、データの正確性を大幅に向上させ、エラーの極小化を行う。専用電源を備えたマスタークロックもさらに高精度化されたとのこと。アナログ出力ドライバーのさらなる低歪化も行われた。
KLIMAX DSM/2については、HDMI出力を2.0へアップグレード。HDCP2.2、4K/60p/4:4:4、HDRに新たに対応した。
なお、KLLIMAX DS/2、およびKLIMAX DSM/1は生産完了となる。またDSMについては、AVアンプとのHDMIチェーン接続によるサラウンド再生機能が、最新ファームウェアから省略される。
KLIMAX DS/3、KLIMAX DSM/2ともに、192kHz/24bitまでのFLAC、ALAC、WAV、AIFF、MP3、WMA、AAC、OGGの再生に対応。DSDの再生には非対応。
KLIMAX DS/3は、アナログ出力としてXLRバランス、RCAアンバランスを搭載。Exakt Link端子も備える。
ライン出力の特性は、最大電圧が2V RMS、インピーダンスが300Ω、THD+Nが< 0.0007%、ダイナミックレンジが> 110dBとなる。外形寸法は350W×60H×355Dmm、質量は9.0kg。
KLIMAX DS/3は、アナログ入力としてXLRバランス、アナログ出力としてXLRバランス、RCAアンバランスを搭載。MDMIは3入力/1出力を備える。その他、同軸デジタル入出力×1、光デジタル入力×2を搭載。Exakt Link端子も備えている。
ライン出力の特性は、最大電圧が2V RMS、インピーダンスが300Ω、THD+Nが< 0.0007%、ダイナミックレンジが> 110dBとなる。外形寸法は350W×60H×355Dmm、質量は8.6kg。
■DSMシリーズが4K/60p/4:4:4、HDRに対応
HDMI入出力を備えたネットワークプレーヤー「DSM」シリーズについて、HDMI機能のバージョンアップを実現する仕様変更が行われる。これにより、HDMIはHDCP2.2、4K/60p/4:4:4、HDRに対応する。価格は従来から据え置きとなり、9月25日より出荷が開始される。
HDMIの仕様変更の対称となるのは以下のモデル(カッコ内は新モデル名称)。KLIMAX DSM(KLIMAX DSM/2)、KLIMAX EXAKT DSM(KLIMAX EXAKT DSM/1)、AKURATE DSM(AKUARTE DSM/2)、AKURATE EXAKT DSM(AKURATE EXAKT DSM/1)、MAJIK DSM(MAJIK DSM/3)。
また、リンジャパンオリジナルラック「RAKK4」「RAKK2」の値下げが10月1日より実施される。新価格はRAKK4が180,000円(税抜)、RAKK2が125,000円(税抜)。
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