タイムドメインラボから11月15日発売

LabKIT、“タイムドメイン”コンセプトのスピーカー組み立てキット「SPK-080」

公開日 2016/11/09 18:06 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
タイムドメインラボは、タイムドメインスピーカーの組み立てキット“LabKIT”(ラボキット)「SPK-080」を11月15日に発売する。価格は79,800円(税込)。キットを構成する各パーツ単体での販売も予定しているという。

“LabKIT”(ラボキット)「SPK-080」

周波数領域・音量だけでなく、時間領域・波形をも深く探求するアプローチである“タイムドメインコンセプト”に基づいたスピーカーの自作キット。スピーカーユニットには、アルミダイキャスト製フレームの「H080D-AF」を採用している。

このユニットの振動板の直径は、同じ呼び径のスピーカーユニットに比べて小さくなっている。同社では「円板の全面等分布荷重では、たわみは半径の4乗で、応力は2乗で効くことからわかるように、振動板の小径化による原波形再現性は、その見た目以上のものとなる」と説明している。

筒の材料は透明なアクリル製で、内部の構造がひとめでわかる構造。またアクリルは適度な硬さ、ロスをもっているため、極端に吸音材に頼る必要がないという。また、仮想グランドには吸音材となるウール生地を巻き付け、H080D-AFの仮想グランド取付穴を利用してスピーカーユニットと一体化している。

重さ約1.8kgの鋳鉄製のベースを採用。パイプを6点でしっかりと保持するとともに、そのベースを床と最小接点となる3本の脚で支える構造を採用。これにより、パイプの振動が床に伝わりにくいよう配慮した。

そのほか、ディフューザーは3Dプリンターで造形。パイプの底部をおおうフタで、吸音材を固定するとともに空気の流れる量をコントロールする。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE