ネットワークオーディオサーバー「HFAS1-X」などをデモ
<OTOTEN>fidata、未発表LAN/USBケーブルを出展。自社開発のOpenHome対応操作アプリの試作も
「OTOTEN 2017」にて、アイ・オー・データ機器は、同社が手がける“fidata”ブランドのネットワークオーディオサーバーを出展。fidataブランド初のLANケーブルとUSBケーブル、さらには“おそらく国産初”になるというOpenHome対応のコントロールアプリ試作版も出展された。
■fidata初のLANケーブル/USBケーブルを参考出展
fidata「HFLCシリーズ」は、Cat-A6仕様のオーディオ用LANケーブル。RJ-45コネクターには、日本テレガードナー製の「MFP8」RJ45シールドプラグ(金メッキ仕様)を採用する。
導体は、無酸素銅(OFC)に銀メッキを施した26AWG導体をツイストペアごとにセパレートして用いた同心円断面ケーブル(直系7mm)を採用。取り回しやすさにも配慮したという。
「HFU2シリーズ」は、USB2.0 High Speed仕様のオーディオ用USBケーブル。オリジナルのアルミ削り出しUSB端子ホルダーを採用し、その重量によってコネクター部の微振動を抑制するという。USBコネクターは金メッキ仕様となる。
ケーブルは、無酸素銅の導線に銀メッキを施した専用の24AWG導体を、電源ラインと信号ラインにそれぞれ独立して配置した、直系7mmの同心円断面ケーブルとなる。こちらも取り回しにも配慮されている。
なお、LANケーブルとUSBケーブル共に、日本国内の指定工場で全数検査実施のもと製造していることも特徴となる。いずれも価格や発売時期は未定だが、年内の発売を目指しているという。
■自社開発のOpenHome対応のコントロールアプリ試作を参考出展
ネットワークオーディオの愛好家には要注目なのが、今回参考出展されたOpenHome対応コントロールアプリの試作だ。本アプリはアイ・オー・データが自社開発したもので、同社によれば「おそらく国産初のOpenHome対応アプリになるのでは」とのことだった。
fidataのネットワークオーディオサーバーは、USB出力対応によりUSB-DACと組み合わせて「ネットワークトランスポート」としても使うことができる。しかし、その操作に用いるコントロールアプリについては、DLNAやOpenHomeに対応した汎用アプリを使う必要があった。そのため、コントロール面は他社製のアプリに左右される要素も多かった。
アイ・オー・データは、コントロールアプリの開発に着手。今回試作を参考出展するに至ったという。なお現時点のものは「開発用試作であり、仕様やデザインはまだ改善・変更されていく。来場者の反応や意見も反映させていきたい」とのことだった。
ただ、今回出展されたアプリは完成版が今から期待できるものだった。OpenHome対応をベースに、サーバーのブラウズ、アルバムアートの表示、プレイリストへの追加など思いつく基本機能はカバーしている。
加えて、同社が手がけるCDリッピング用ドライブ「CDレコ」で確立した独自データベースを元に、アーティスト情報やディスコグラフィー、関連ニュースを「日本語で」表示できる機能も実装されていた。この独自データベースは、CDジャーナル誌との協業によって作られたもので国内アーティスト情報も充実する。
また、メタデータの編集機能も搭載予定という。今回の試作アプリではWAVファイルのみをブラウザから編集できるというかたちだったが、最終的にはアプリにタグ編集機能を組み込むかたちになるという。
繰り返しになるが今回出展されたアプリは開発試作ということで、具体的なリリースの目処は未定とのことだ。しかし、現時点でも機能は非常に充実しており、今後の続報に期待したい。
■トップエンド「HFAS1-XS20」をはじめネットワークオーディオサーバーをデモ
もちろんfidataのブースでは、今年発売されたネットワークオーディオサーバーの新モデル「HFAS1-XS20」、従来からのラインアップ「HFAS1-S10」「HFAS1-H40」が用意。それぞれを比較して試聴することができた。
ネットワークプレーヤーと組み合わせたサーバー機能に加えて、USB-DACとの組み合わせによるトランスポート機能のデモも行っていた。
■fidata初のLANケーブル/USBケーブルを参考出展
fidata「HFLCシリーズ」は、Cat-A6仕様のオーディオ用LANケーブル。RJ-45コネクターには、日本テレガードナー製の「MFP8」RJ45シールドプラグ(金メッキ仕様)を採用する。
導体は、無酸素銅(OFC)に銀メッキを施した26AWG導体をツイストペアごとにセパレートして用いた同心円断面ケーブル(直系7mm)を採用。取り回しやすさにも配慮したという。
「HFU2シリーズ」は、USB2.0 High Speed仕様のオーディオ用USBケーブル。オリジナルのアルミ削り出しUSB端子ホルダーを採用し、その重量によってコネクター部の微振動を抑制するという。USBコネクターは金メッキ仕様となる。
ケーブルは、無酸素銅の導線に銀メッキを施した専用の24AWG導体を、電源ラインと信号ラインにそれぞれ独立して配置した、直系7mmの同心円断面ケーブルとなる。こちらも取り回しにも配慮されている。
なお、LANケーブルとUSBケーブル共に、日本国内の指定工場で全数検査実施のもと製造していることも特徴となる。いずれも価格や発売時期は未定だが、年内の発売を目指しているという。
■自社開発のOpenHome対応のコントロールアプリ試作を参考出展
ネットワークオーディオの愛好家には要注目なのが、今回参考出展されたOpenHome対応コントロールアプリの試作だ。本アプリはアイ・オー・データが自社開発したもので、同社によれば「おそらく国産初のOpenHome対応アプリになるのでは」とのことだった。
fidataのネットワークオーディオサーバーは、USB出力対応によりUSB-DACと組み合わせて「ネットワークトランスポート」としても使うことができる。しかし、その操作に用いるコントロールアプリについては、DLNAやOpenHomeに対応した汎用アプリを使う必要があった。そのため、コントロール面は他社製のアプリに左右される要素も多かった。
アイ・オー・データは、コントロールアプリの開発に着手。今回試作を参考出展するに至ったという。なお現時点のものは「開発用試作であり、仕様やデザインはまだ改善・変更されていく。来場者の反応や意見も反映させていきたい」とのことだった。
ただ、今回出展されたアプリは完成版が今から期待できるものだった。OpenHome対応をベースに、サーバーのブラウズ、アルバムアートの表示、プレイリストへの追加など思いつく基本機能はカバーしている。
加えて、同社が手がけるCDリッピング用ドライブ「CDレコ」で確立した独自データベースを元に、アーティスト情報やディスコグラフィー、関連ニュースを「日本語で」表示できる機能も実装されていた。この独自データベースは、CDジャーナル誌との協業によって作られたもので国内アーティスト情報も充実する。
また、メタデータの編集機能も搭載予定という。今回の試作アプリではWAVファイルのみをブラウザから編集できるというかたちだったが、最終的にはアプリにタグ編集機能を組み込むかたちになるという。
繰り返しになるが今回出展されたアプリは開発試作ということで、具体的なリリースの目処は未定とのことだ。しかし、現時点でも機能は非常に充実しており、今後の続報に期待したい。
■トップエンド「HFAS1-XS20」をはじめネットワークオーディオサーバーをデモ
もちろんfidataのブースでは、今年発売されたネットワークオーディオサーバーの新モデル「HFAS1-XS20」、従来からのラインアップ「HFAS1-S10」「HFAS1-H40」が用意。それぞれを比較して試聴することができた。
ネットワークプレーヤーと組み合わせたサーバー機能に加えて、USB-DACとの組み合わせによるトランスポート機能のデモも行っていた。