「最高の17cmウーファー」を搭載

ディナウディオ、40周年記念モデル「Special Forty」は45万円で7月中旬発売

公開日 2017/06/23 18:44 編集部:押野 由宇
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DYNAUDIO JAPANは、ブランド創業40周年を記念したブックシェルフスピーカー「Special Forty」を7月中旬に発売する。価格は450,000円(税抜)。カラーはレッド・バーチとグレイ・バーチの2色をラインナップする。

「Special Forty」(レッド・バーチ/左、グレイ・バーチ/右)

Special Fortyは従来モデルで得たノウハウをもとに構成の手直しや音質改善を図り、新開発のトゥイーターや17cmウーファーなどを搭載するブックシェルフスピーカー。今年5月に開催された「HIGH END 2017」で発表されたモデルが、日本での発売が決定した格好(関連ニュース)。

28mm径ソフト・ドームの「Esotar Fortyトゥイーター」は、ブランドの研究陣によって空気量を調整、共振周波数を低下させ、歪みを極小化させた。また独自のDSRコーティングによって、過度特性を変動や圧縮させることなく、振動板の性能を細密化させたという。

MSPコーン・ウーファーは同社がこれまでに開発してきた17cm径のものだが、スパイダーの改善や対称性の最適化に加え、よりグレードを挙げた新ネオジムとフェアリとのハイブリッドマグネットを採用したことで、クリーンで高忠実度な性能を獲得した「これまでで最高の17cmウーファー」としている。

クロスオーバーには同社の培った技術を使用し、独自の位相調整およびインピーダンス調整テクノロジーを強化。厳選したパーツでインピーダンス最適化を処理し、さらに両ドライバーの周波数範囲を拡張させたことで、つながりと解像度が一段と向上したとする。

背面にバスレフポートを備え、シングルワイヤリングに対応する

ウーファーとEsotar Fortyトゥイーターは、新たな圧力導管、整形通気口、最適化バスケットなどにより、ともに空気流のレベルを向上。有害な圧力の増大や共振の削減を実現し、同時にウーファーのハイブリッド・マグネット・システムが入念に磁束流を処理することで、パワーの増大、重量減、サウンド制御力の大幅増強を実現したという。

周波数特性は41Hz~23kHz(±3dB)で、感度は86dB。クロスオーバー周波数は2,000Hz。外形寸法は198W×360H×307Dmm、質量は8.1kg。

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