真空管プリアンプ「AURIS」も
アイオンオーディオ、独自開発ハイパワー真空管搭載のパワーアンプ「Crossfire PA」など
アクシスは、オーストリアのブランドAyon Audio(アイオンオーディオ)の真空管パワーアンプ「Crossfire PA」、真空管プリアンプ「AURIS」を10月に発売する。価格は「Crossfire PA」が1,480,000円(税抜)、「Auris」が820,000円(税抜)。
「Crossfire PA」は、同ブランドのハイエンド真空管プリアンプ「Crossfire」をパワーアンプとして独立させたモデル。真空管は7本搭載し、その内2本は名球との呼び声高い真空管「WE300B」をベースに同ブランドが独自開発したハイパワー三極真空管「AA62B」を採用する。
真空管寿命を伸ばすため、「ロジカル・シーケンス・ソフトスタート・パワーアップ回路」によって電源オン後はゆるやかに起動。15分から20分で安定温度に達した後、リアパネルのボタンを押すことで全出力管のバイアスを自動で最適に調整する「インテリジェント・オートフィックス・バイアス回路」が作動する。信号経路はシンプルかつ最短距離になるよう設計され、出力管回路を保護するプロテクションサーキットシステムを搭載する。
非磁性かつ非共振特性に優れた、ブラッシュド・アノダイズ処理を施したハイグレードアルミニウムをシャーシとし、組み立ては完全な手作業で行われる。
周波数特性は8Hz〜35kHz/0dB、S/N 98dB。入力インピーダンスは100kΩ、出力インピーダンスは4Ω / 8Ω両対応。入力端子はXLRまたはRCA(排他利用)。外形寸法は520W×420H×250Dmm。質量45kg。
「AURIS」はゲインステージに極めて低いインピーダンスとノイズ、また動特性の直線性が優秀な双3極管「6H30」を採用したプリアンプ。バランス入力仕様・アンバランス入力仕様の2モデルが用意されており、オプションとしてRCA入力の1つを変更してMM/MC両対応のRIAAフォノ入力モジュールを追加することも可能。
本製品は一般的なプリアンプと異なり、パッシブ方式のボリューム回路をゲインステージの手前に位置させている。そのためボリュームを上げても残留ノイズが増えることはなく、ノイズレベルを一定に保つことができるとしている。
回路構成は最短距離となるよう配慮しながら、負帰還を0dBとして高い位相特性を獲得。優れた特性のキャパシターを搭載することで、6H30からの信号を極めて高い純度で出力するとしている。
周波数特性は5Hz〜100kHz、S/N 98dB以上。最大出力レベルは20Vrms@1kHz。入力インピーダンスはライン端子が100kΩ、フォノ入力モジュールはMMが47kΩ、MCが100/470/1kΩ。出力インピーダンスは300Ω。入力端子はRCA×4、XLR×2(バランスモデルのみ)。出力端子はRCA×2、Tape out×1、XLR×1(バランスモデルのみ)。外形寸法は500W×450H×120Dmm。質量19kg。
両機種とも、信号増幅回路とパワーステージに搭載される真空管は、カスタムメイドのテスターによって事前にバーンインと5項目の特性テストを行っている。
「Crossfire PA」は、同ブランドのハイエンド真空管プリアンプ「Crossfire」をパワーアンプとして独立させたモデル。真空管は7本搭載し、その内2本は名球との呼び声高い真空管「WE300B」をベースに同ブランドが独自開発したハイパワー三極真空管「AA62B」を採用する。
真空管寿命を伸ばすため、「ロジカル・シーケンス・ソフトスタート・パワーアップ回路」によって電源オン後はゆるやかに起動。15分から20分で安定温度に達した後、リアパネルのボタンを押すことで全出力管のバイアスを自動で最適に調整する「インテリジェント・オートフィックス・バイアス回路」が作動する。信号経路はシンプルかつ最短距離になるよう設計され、出力管回路を保護するプロテクションサーキットシステムを搭載する。
非磁性かつ非共振特性に優れた、ブラッシュド・アノダイズ処理を施したハイグレードアルミニウムをシャーシとし、組み立ては完全な手作業で行われる。
周波数特性は8Hz〜35kHz/0dB、S/N 98dB。入力インピーダンスは100kΩ、出力インピーダンスは4Ω / 8Ω両対応。入力端子はXLRまたはRCA(排他利用)。外形寸法は520W×420H×250Dmm。質量45kg。
「AURIS」はゲインステージに極めて低いインピーダンスとノイズ、また動特性の直線性が優秀な双3極管「6H30」を採用したプリアンプ。バランス入力仕様・アンバランス入力仕様の2モデルが用意されており、オプションとしてRCA入力の1つを変更してMM/MC両対応のRIAAフォノ入力モジュールを追加することも可能。
本製品は一般的なプリアンプと異なり、パッシブ方式のボリューム回路をゲインステージの手前に位置させている。そのためボリュームを上げても残留ノイズが増えることはなく、ノイズレベルを一定に保つことができるとしている。
回路構成は最短距離となるよう配慮しながら、負帰還を0dBとして高い位相特性を獲得。優れた特性のキャパシターを搭載することで、6H30からの信号を極めて高い純度で出力するとしている。
周波数特性は5Hz〜100kHz、S/N 98dB以上。最大出力レベルは20Vrms@1kHz。入力インピーダンスはライン端子が100kΩ、フォノ入力モジュールはMMが47kΩ、MCが100/470/1kΩ。出力インピーダンスは300Ω。入力端子はRCA×4、XLR×2(バランスモデルのみ)。出力端子はRCA×2、Tape out×1、XLR×1(バランスモデルのみ)。外形寸法は500W×450H×120Dmm。質量19kg。
両機種とも、信号増幅回路とパワーステージに搭載される真空管は、カスタムメイドのテスターによって事前にバーンインと5項目の特性テストを行っている。