「A-1」をブラッシュアップ
SOULNOTE、10周年モデルを高音質・高機能化した上級プリメイン「A-2」
(株)CSRは、同社の取り扱うSOULNOTEブランドより、プリメインアンプの上位モデル「A-2」を12月下旬から発売する。プレミアム・シルバー/プレミアム・ブラックの2色を用意し、価格はいずれも500,000円(税抜)。
同ブランドは設立10周年のメモリアルモデルとして、プリメインアンプ「A-1」を発売(関連ニュース)。A-1の設計思想を受け継ぎ、さらに高音質・高機能の上位モデルとして今回「A-2」を発売する。
A-2では、独自の完全バランス無帰還回路を音質最優先で最適化。出力ステージから電圧増幅段、電源回路まで電圧帰還を徹底的に排除。またDCサーボ回路やカレントミラー回路等、音に影響のある回路は排除し、電圧増幅段の定電流回路やバイアス回路には音質優先で選んだ定電流素子(2SK209)と定電圧素子(LED)のみによるシンプルな回路を採用する。電圧増幅ステージはエミッタホロア出力まで完全バランス化している。
音量調整には独自のリレーで高精度抵抗を切替えるアッテネータ方式をバランス型で採用。入力端子、入力セレクター、ボリューム、無帰還電圧増幅ステージまでを一枚の多層基板に集中させて入力信号ラインを最短化。振動やノイズの影響等に起因する音質劣化要因をシールドやフィルター類を使わず排除し、理想的なコンストラクションを実現したという。
出力ステージとメイン電源で構成されたパワーブロックは、銅箔厚70ミクロンの基板内層プレーンを電源バスバーとして使用。電源ラインもコネクターを排除し、ケーブルを直接基板にはんだ付けすることで無接点化している。
ヒートシンクは冷却効率が高く、固有振動が少ない形状を追求した新開発のチムニー型を採用する。電源には強力な600VA バイファラ巻きトロイダルトランス、整流コンデンサは音質優先で選んだエルナー製の専用品を採用している。
ファイナルステージは、Cobが小さくFTの高いハイスピードトランジスタ「2SC2837/2SA1186」を4パラレル構成で搭載。出力トランジスタは、特別に設計した装置により温度上昇の影響を避けながらVbeに対する電流値を測定して選別、ペアリング。4パラレルのトランジスタ電流を揃えることで、余裕あるスピーカー駆動能力とクリアで正確な音像表現の両立を図っている。
電源トランスは直接スパイクで接地。凹凸断面形状で共振をコントロールしたアルミパネルを組み合わせて剛性を高めつつ、パネル同士の直接接合は避けて不要な共振を排除。トップカバーは、ベース鉄板とアルミパネルを互いにダンプしないよう3点接合させた二重構造とし、さらに筐体アルミ部に固定することなく3点接地としている。
モノラルモードはBTL/バイアンプから選択可能。BTLモノラルモードでは、1個の無帰還作動アンプの作動出力を左右ファイナルステージに分配する新しい方式を採用。これによりBTL駆動の豪快さと繊細で解放的な音楽表現を両立するとのこと。パワーアンプモード時はマイコンの電源を停止し、セレクターとボリュームをバイパス。この場合もXLR/RCA入力が選択可能となる。
使い方は、ステレオプリメインアンプ/BTLモノラルプリメインアンプ/バイアンプモノラルプリメインアンプ/ステレオパワーアンプ/BTLモノラルパワーアンプ/バイアンプモノラルパワーアンプの6種類から選択できる。
出力は100W×2(8Ω)/200W×2(4Ω)/400W(BTL MONO 8Ω)、全高調波歪率は0.03%(50W・8Ω)、周波数特性は3Hz - 240kHz(±1.0dB・スピーカー8Ω/1W時)。入力感度/インピーダンスはLINE1,2,3(バランス)が700mV/16kΩ、LINE4,5,6が700mV/8kΩ、S/N比は110dB。
外形寸法は430W×160H×410Dmm、質量は約20kg。リモコン、スパイク、電源ケーブルを付属する。
同ブランドは設立10周年のメモリアルモデルとして、プリメインアンプ「A-1」を発売(関連ニュース)。A-1の設計思想を受け継ぎ、さらに高音質・高機能の上位モデルとして今回「A-2」を発売する。
A-2では、独自の完全バランス無帰還回路を音質最優先で最適化。出力ステージから電圧増幅段、電源回路まで電圧帰還を徹底的に排除。またDCサーボ回路やカレントミラー回路等、音に影響のある回路は排除し、電圧増幅段の定電流回路やバイアス回路には音質優先で選んだ定電流素子(2SK209)と定電圧素子(LED)のみによるシンプルな回路を採用する。電圧増幅ステージはエミッタホロア出力まで完全バランス化している。
音量調整には独自のリレーで高精度抵抗を切替えるアッテネータ方式をバランス型で採用。入力端子、入力セレクター、ボリューム、無帰還電圧増幅ステージまでを一枚の多層基板に集中させて入力信号ラインを最短化。振動やノイズの影響等に起因する音質劣化要因をシールドやフィルター類を使わず排除し、理想的なコンストラクションを実現したという。
出力ステージとメイン電源で構成されたパワーブロックは、銅箔厚70ミクロンの基板内層プレーンを電源バスバーとして使用。電源ラインもコネクターを排除し、ケーブルを直接基板にはんだ付けすることで無接点化している。
ヒートシンクは冷却効率が高く、固有振動が少ない形状を追求した新開発のチムニー型を採用する。電源には強力な600VA バイファラ巻きトロイダルトランス、整流コンデンサは音質優先で選んだエルナー製の専用品を採用している。
ファイナルステージは、Cobが小さくFTの高いハイスピードトランジスタ「2SC2837/2SA1186」を4パラレル構成で搭載。出力トランジスタは、特別に設計した装置により温度上昇の影響を避けながらVbeに対する電流値を測定して選別、ペアリング。4パラレルのトランジスタ電流を揃えることで、余裕あるスピーカー駆動能力とクリアで正確な音像表現の両立を図っている。
電源トランスは直接スパイクで接地。凹凸断面形状で共振をコントロールしたアルミパネルを組み合わせて剛性を高めつつ、パネル同士の直接接合は避けて不要な共振を排除。トップカバーは、ベース鉄板とアルミパネルを互いにダンプしないよう3点接合させた二重構造とし、さらに筐体アルミ部に固定することなく3点接地としている。
モノラルモードはBTL/バイアンプから選択可能。BTLモノラルモードでは、1個の無帰還作動アンプの作動出力を左右ファイナルステージに分配する新しい方式を採用。これによりBTL駆動の豪快さと繊細で解放的な音楽表現を両立するとのこと。パワーアンプモード時はマイコンの電源を停止し、セレクターとボリュームをバイパス。この場合もXLR/RCA入力が選択可能となる。
使い方は、ステレオプリメインアンプ/BTLモノラルプリメインアンプ/バイアンプモノラルプリメインアンプ/ステレオパワーアンプ/BTLモノラルパワーアンプ/バイアンプモノラルパワーアンプの6種類から選択できる。
出力は100W×2(8Ω)/200W×2(4Ω)/400W(BTL MONO 8Ω)、全高調波歪率は0.03%(50W・8Ω)、周波数特性は3Hz - 240kHz(±1.0dB・スピーカー8Ω/1W時)。入力感度/インピーダンスはLINE1,2,3(バランス)が700mV/16kΩ、LINE4,5,6が700mV/8kΩ、S/N比は110dB。
外形寸法は430W×160H×410Dmm、質量は約20kg。リモコン、スパイク、電源ケーブルを付属する。