出力115W+115Wを実現
ティアック、Hypex製“Ncore”アンプモジュール採用の小型プリメイン「AX-505」
ティアックは、Hypex社のクラスDアンプモジュール「Ncore」を採用し、小型ながら115W+115Wの出力を実現したプリメインアンプ「AX-505」を2月上旬より発売する。価格はオープンだが、148,000円前後での実売が想定される。
ティアックは本製品を昨年11月に開催された大阪ハイエンドショウで参考出展していたが(関連ニュース)、今回正式発表したかたちだ。なお、同時に参考出展されていたNcore搭載パワーアンプ「AP-505」は現時点でまだ正式発表されていない。
パワーアンプには、高能率と高音質を両立したとするオランダHypex社の「Ncore」を採用。小型な筐体ながら115W+115Wという高出力を実現した。なお、本機が搭載するNcoreはティアックがチューニングを施した専用設計品となる。スピーカー適合インピーダンスは4Ω〜8Ω。
また、MUSES製オペアンプの採用や、ボリューム回路には左右各チャンネルごとに独立したラダー抵抗切替型電子ボリュームを採用するなど、細部にわたってオーディオ専用設計のパーツを厳選したとする。
同じ505シリーズでXLRバランス出力を備えたUSB-DAC「UD-505」やネットワークプレーヤー「NT-505」との接続も想定して、XLRバランス入力端子を搭載。バランス接続を行うことでケーブル伝送中の外来ノイズを打ち消すことが可能となり、外部ノイズに左右されないより高品質な信号転送が可能になるとアピールする。
3.5mm 4極端子に対応したヘッドホン出力を搭載し、左右チャンネルのグランド分離接続にも対応する。ヘッドホンアンプ部にはCCLC(Coupling Capacitor Less Circuit)方式を採用。コンデンサーによる出力段のカップリングを行わないことで、音の色づけを抑えている。
電源部には新開発の大容量トロイダルコアトランスを採用。整流回路にもショットキーバリアダイオード(SBD)を採用している。整流回路については、一般的なダイオードによる整流回路では整流ノイズの発生が音質に対して悪影響を与えるのに対し、SBDでは整流ノイズの発生を抑えられ、よりクリーンで安定した電源を各セクションに供給できるとする。
静粛性を追求してファンレス設計も実現。回路設計と筐体設計の双方から熱源となる部品の効率的な配置を行い、冷却ファンを必要としない高出力かつ小型のアンプを実現した。
フロントパネル、トップおよびアウターサイドパネルにはアルミ材を採用。スチール製シャーシを覆って筐体剛性を確保する。
アナログ入力端子は、XLRバランス端子 1系統に加えて、RCAアンバランス端子を3系統装備。スピーカー端子は大型スクリュー式端子を採用し、スピーカーケーブルを取り付やすいように各端子をずらして配置している。
フロントには、オーディオ信号のレベルに合わせて振れる2つのメーターを配置。4段階ディマー(明、中、暗、消灯)、レベルメーターの動作自体のオフ、感度を+20dBアップとして針のよりダイナミックな動きを楽むことなどもできる。
ボリュームにはアルミ製ノブを採用、トグルスイッチと合わせて操作感にもこだわったという。アルミ材を用いた専用リモコンも同梱する。ボリュームは常用域で0.5dBステップで調整できる。
アンプ部の定格出力は115W+115W(4Ω、1kHz、THD 0.8%)、70W+70W(8Ω、1kHz、THD 0.8%)。全高調波歪率は0.002%(8Ω、1kHz、12.5W、JEITA)、S/Nは110dB(8Ω、1kHz、IHF-A)、周波数特性は10Hz〜50kHz(-5dB、8Ω、1kHz、1W、JEITA)。
外形寸法は290W×81.2H×264Dmm(突起部を含む)、質量は4.2kg。
ティアックは本製品を昨年11月に開催された大阪ハイエンドショウで参考出展していたが(関連ニュース)、今回正式発表したかたちだ。なお、同時に参考出展されていたNcore搭載パワーアンプ「AP-505」は現時点でまだ正式発表されていない。
パワーアンプには、高能率と高音質を両立したとするオランダHypex社の「Ncore」を採用。小型な筐体ながら115W+115Wという高出力を実現した。なお、本機が搭載するNcoreはティアックがチューニングを施した専用設計品となる。スピーカー適合インピーダンスは4Ω〜8Ω。
また、MUSES製オペアンプの採用や、ボリューム回路には左右各チャンネルごとに独立したラダー抵抗切替型電子ボリュームを採用するなど、細部にわたってオーディオ専用設計のパーツを厳選したとする。
同じ505シリーズでXLRバランス出力を備えたUSB-DAC「UD-505」やネットワークプレーヤー「NT-505」との接続も想定して、XLRバランス入力端子を搭載。バランス接続を行うことでケーブル伝送中の外来ノイズを打ち消すことが可能となり、外部ノイズに左右されないより高品質な信号転送が可能になるとアピールする。
3.5mm 4極端子に対応したヘッドホン出力を搭載し、左右チャンネルのグランド分離接続にも対応する。ヘッドホンアンプ部にはCCLC(Coupling Capacitor Less Circuit)方式を採用。コンデンサーによる出力段のカップリングを行わないことで、音の色づけを抑えている。
電源部には新開発の大容量トロイダルコアトランスを採用。整流回路にもショットキーバリアダイオード(SBD)を採用している。整流回路については、一般的なダイオードによる整流回路では整流ノイズの発生が音質に対して悪影響を与えるのに対し、SBDでは整流ノイズの発生を抑えられ、よりクリーンで安定した電源を各セクションに供給できるとする。
静粛性を追求してファンレス設計も実現。回路設計と筐体設計の双方から熱源となる部品の効率的な配置を行い、冷却ファンを必要としない高出力かつ小型のアンプを実現した。
フロントパネル、トップおよびアウターサイドパネルにはアルミ材を採用。スチール製シャーシを覆って筐体剛性を確保する。
アナログ入力端子は、XLRバランス端子 1系統に加えて、RCAアンバランス端子を3系統装備。スピーカー端子は大型スクリュー式端子を採用し、スピーカーケーブルを取り付やすいように各端子をずらして配置している。
フロントには、オーディオ信号のレベルに合わせて振れる2つのメーターを配置。4段階ディマー(明、中、暗、消灯)、レベルメーターの動作自体のオフ、感度を+20dBアップとして針のよりダイナミックな動きを楽むことなどもできる。
ボリュームにはアルミ製ノブを採用、トグルスイッチと合わせて操作感にもこだわったという。アルミ材を用いた専用リモコンも同梱する。ボリュームは常用域で0.5dBステップで調整できる。
アンプ部の定格出力は115W+115W(4Ω、1kHz、THD 0.8%)、70W+70W(8Ω、1kHz、THD 0.8%)。全高調波歪率は0.002%(8Ω、1kHz、12.5W、JEITA)、S/Nは110dB(8Ω、1kHz、IHF-A)、周波数特性は10Hz〜50kHz(-5dB、8Ω、1kHz、1W、JEITA)。
外形寸法は290W×81.2H×264Dmm(突起部を含む)、質量は4.2kg。