フォノアンプも用意
ELAC、Audio Alchamyの流れを汲んだ薄型オーディオ「Alchemyシリーズ」。DAC/プリやパワーなど3機種
ユキムは、ELAC(エラック)のコンポーネントオーディオ「Alchemyシリーズ」3モデルを、8月より順次発売する。ラインナップ/価格は以下のとおり。
・DAC/ストリーマー/プリアンプ「DDP-2」400,000円(税抜) 9月発売
・パワーアンプ「DPA-2」 250,000円(税抜) 9月発売
・フォノプリアンプ「PPA-2」:160,000円(税抜) 8月発売
Alchemyシリーズは、エラックが2016年に買収したAudio Alchemyの中心人物であるピーター・マドニック氏が開発を担当するエレクトロニクス製品群となる。同社は「ELAC/Alchemyのダブルネームを冠した初のシリーズ」と紹介。コンパクトかつハイパフォーマンスな製品で1990年代に高い評価を得たAudio Alchemyのコンセプトを引き継ぎ、「手頃な価格でハイエンド・オーディオのパフォーマンスを提供する」としている。
DDP-2は、厚さ約45mmの筐体にDACやストリーミング再生機能、Roon Ready機能をあわせ持ったプリアンプ。独自のジッターコントロール技術、従来モデル「DDP-1」から継承する4種類のデジタルフィルターとレゾリューション・エンハンサにより、さまざまなデジタルファイルから最高の音質を引き出せるとしている。
デュアル構成DACを搭載し、PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHz、MQAの再生に対応。最大384kHz/32bitまでのアップサンプリング機能も利用可能だ。プリアンプ部はDCサーボ付のフルディスクリートFET構成で、超低ノイズのDCレギュレーター、デジタル制御のアナログボリュームを搭載する。また、デジタル部とアナログ部でそれぞれ電源を独立させており、デジタルには高効率のスイッチング電源、アナログ部にはトロイダルトランスを用いたリニア電源を採用する。
有線LAN/Wi-Fi、Bluetoothに対応。ネットワーク再生については、Spotify Connect、AirPlay、Roon Readyなどが利用できる。
入力端子はUSB、同軸デジタル×2、光デジタル×2、AES/EBU、I2S×2(独自規格/HDMI)、XLR、RCA×2を搭載。出力端子はXLR、RCA×2(可変ゲイン/固定ゲイン)、ヘッドホン端子を搭載する。S/Nはデジタル・アナログともに110dB、THD+Nはデジタルが0.01%、アナログが0.001%。外形寸法は450W×50H×380Dmm(端子等含む)、質量は約6.3kg。
DPA-2は、従来モデル「DPA-1」からの大幅なパワーアップと低価格化を実現したというパワーアンプ。入力段はClass A ディスクリートFET回路とトロイダルトランス採用のリニア電源、出力段は325W+325W(4Ω)のハイパワーを実現するClass D PWM回路とスイッチング電源を搭載。省スペースで規格外のパフォーマンスを発揮できるとする。また、出力650Wのモノラル・パワーアンプとしても使用できる。
入力端子はXLRとRCAを1系統ずつ搭載。S/Nはモノラルモード時で94dB、THD+Nはステレオモードで1%、モノラルモードで0.003%。外形寸法は450W×50H×380Dmm(端子等含む)、質量は約6.3kg。
PPA-2は、入力から出力までフルディスクリートFET構成でデザインされたフォノプリアンプ。RCA入力2系統、XLR入力1系統はいずれもリアパネルのスイッチ切り替えによりMM/MCカートリッジ両方に対応することに加え、ダイヤル操作で左右chそれぞれのロード・インピーダンスを5Ω〜1kΩの範囲で調節可能となっている。
内部には高品位な部品により精度を上げたRIAAイコライザーや、シールドを施したリニア電源などを採用。また、ステレオ/モノラル切り替え、低周波数ノイズを軽減するサブソニック・フィルター、ELACブランドのアナログプレーヤー「Miracord 90」「Miracord 70」(関連ニュース)用の電源供給といった機能も搭載されている。
S/Nは86dB、THD+Nは0.005%。外形寸法は450W×50H×380Dmm(端子等含む)、質量は約5.4kg。
・DAC/ストリーマー/プリアンプ「DDP-2」400,000円(税抜) 9月発売
・パワーアンプ「DPA-2」 250,000円(税抜) 9月発売
・フォノプリアンプ「PPA-2」:160,000円(税抜) 8月発売
Alchemyシリーズは、エラックが2016年に買収したAudio Alchemyの中心人物であるピーター・マドニック氏が開発を担当するエレクトロニクス製品群となる。同社は「ELAC/Alchemyのダブルネームを冠した初のシリーズ」と紹介。コンパクトかつハイパフォーマンスな製品で1990年代に高い評価を得たAudio Alchemyのコンセプトを引き継ぎ、「手頃な価格でハイエンド・オーディオのパフォーマンスを提供する」としている。
DDP-2は、厚さ約45mmの筐体にDACやストリーミング再生機能、Roon Ready機能をあわせ持ったプリアンプ。独自のジッターコントロール技術、従来モデル「DDP-1」から継承する4種類のデジタルフィルターとレゾリューション・エンハンサにより、さまざまなデジタルファイルから最高の音質を引き出せるとしている。
デュアル構成DACを搭載し、PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHz、MQAの再生に対応。最大384kHz/32bitまでのアップサンプリング機能も利用可能だ。プリアンプ部はDCサーボ付のフルディスクリートFET構成で、超低ノイズのDCレギュレーター、デジタル制御のアナログボリュームを搭載する。また、デジタル部とアナログ部でそれぞれ電源を独立させており、デジタルには高効率のスイッチング電源、アナログ部にはトロイダルトランスを用いたリニア電源を採用する。
有線LAN/Wi-Fi、Bluetoothに対応。ネットワーク再生については、Spotify Connect、AirPlay、Roon Readyなどが利用できる。
入力端子はUSB、同軸デジタル×2、光デジタル×2、AES/EBU、I2S×2(独自規格/HDMI)、XLR、RCA×2を搭載。出力端子はXLR、RCA×2(可変ゲイン/固定ゲイン)、ヘッドホン端子を搭載する。S/Nはデジタル・アナログともに110dB、THD+Nはデジタルが0.01%、アナログが0.001%。外形寸法は450W×50H×380Dmm(端子等含む)、質量は約6.3kg。
DPA-2は、従来モデル「DPA-1」からの大幅なパワーアップと低価格化を実現したというパワーアンプ。入力段はClass A ディスクリートFET回路とトロイダルトランス採用のリニア電源、出力段は325W+325W(4Ω)のハイパワーを実現するClass D PWM回路とスイッチング電源を搭載。省スペースで規格外のパフォーマンスを発揮できるとする。また、出力650Wのモノラル・パワーアンプとしても使用できる。
入力端子はXLRとRCAを1系統ずつ搭載。S/Nはモノラルモード時で94dB、THD+Nはステレオモードで1%、モノラルモードで0.003%。外形寸法は450W×50H×380Dmm(端子等含む)、質量は約6.3kg。
PPA-2は、入力から出力までフルディスクリートFET構成でデザインされたフォノプリアンプ。RCA入力2系統、XLR入力1系統はいずれもリアパネルのスイッチ切り替えによりMM/MCカートリッジ両方に対応することに加え、ダイヤル操作で左右chそれぞれのロード・インピーダンスを5Ω〜1kΩの範囲で調節可能となっている。
内部には高品位な部品により精度を上げたRIAAイコライザーや、シールドを施したリニア電源などを採用。また、ステレオ/モノラル切り替え、低周波数ノイズを軽減するサブソニック・フィルター、ELACブランドのアナログプレーヤー「Miracord 90」「Miracord 70」(関連ニュース)用の電源供給といった機能も搭載されている。
S/Nは86dB、THD+Nは0.005%。外形寸法は450W×50H×380Dmm(端子等含む)、質量は約5.4kg。