評価ボードも同時に発売開始
ローム、ハイレゾ再生用32bitDACチップ「BD34301EKV」の一般発売を開始
半導体メーカーのロームは、ハイレゾ再生に適した高音質オーディオ機器向け32bitDACチップ「BD34301EKV」、ならびに評価ボード「BD34301EKV-EVK-001」の発売を開始した。DACチップとして最大768kHz/32bit、22.4MHzのDSDの再生に対応する。
「BD34301EKV」はローム製オーディオICチップの最高峰「MUS-IC」シリーズのひとつで、「空間の響き」「スケール感」「静寂性」といった音楽再生における重要な要素を表現するために開発されたもの。2018年のミュンヘン・ハイエンドで発表され、先行してラックスマンのディスクプレーヤー「D-10X」に搭載されている。
オーディオデバイスとして求められる特性を高いレベルで実現しており、SN比130dB、低歪率を表すTHD+N特性でも-115dBを実現。またDA変換回路において電源インピーダンスを低減化し、配線のレイアウトを最適化することでクロックの遅延を極限まで抑えているという。また内蔵デジタルフィルター(FIRフィルタ)の阻止帯域減衰は-150dB以下となっている。
デジタルフィルターはカスタマイズ可能で、オーディオメーカーが独自の音作りを組み込むことができる。フィルタの演算係数やオーバーサンプリングレートもプログラム可能。
DACチップ並びに評価ボードはロームの公式サイトから1個から申込みが可能。サンプル価格は9,000円/1個/税抜。
「BD34301EKV」はローム製オーディオICチップの最高峰「MUS-IC」シリーズのひとつで、「空間の響き」「スケール感」「静寂性」といった音楽再生における重要な要素を表現するために開発されたもの。2018年のミュンヘン・ハイエンドで発表され、先行してラックスマンのディスクプレーヤー「D-10X」に搭載されている。
オーディオデバイスとして求められる特性を高いレベルで実現しており、SN比130dB、低歪率を表すTHD+N特性でも-115dBを実現。またDA変換回路において電源インピーダンスを低減化し、配線のレイアウトを最適化することでクロックの遅延を極限まで抑えているという。また内蔵デジタルフィルター(FIRフィルタ)の阻止帯域減衰は-150dB以下となっている。
デジタルフィルターはカスタマイズ可能で、オーディオメーカーが独自の音作りを組み込むことができる。フィルタの演算係数やオーバーサンプリングレートもプログラム可能。
DACチップ並びに評価ボードはロームの公式サイトから1個から申込みが可能。サンプル価格は9,000円/1個/税抜。
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