USBブリッジ「RMP-UB1」との接続を主に想定

スペック、AK4497EQや「響一」採用のDAコンバーター「RMP-DAC1」

公開日 2021/04/14 12:46 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
スペックは、旭化成エレクトロニクス製DACチップ「AK4497EQ」や、ニチコン社製のオーディオ用電解コンデンサー『響一(ひびきいち)』を採用するなどで音質を追求したDAコンバーター「RMP-DAC1」を5月下旬に発売する。価格は352,000円(税込)。

RMP-DAC1

オーディオ伝送技術「Diretta」に対応した同社製USBブリッジ「RMP-UB1」との接続を主に想定したUSB-DAC。Direttaによる高品位なワイヤレス伝送で「RMP-UB1」がNASから受けた音楽データを、同社が提唱する“リアルサウンド”によって、本機が再現するとしている。

Direttaを使ったシステムの構築例

前述の通り、DACにはS/N128dB、THD+N 116dBの性能を誇る旭化成エレクトロニクス製「AK4497EQ」を搭載。 PCM 384kHz/32bitおよびDSD 11.2MHzのネイティブ再生に対応する。

USB段には、LDO超低ノイズ定電圧ICを用いたグラウンドカットのアイソレート回路構成を採用。これによってパソコンからのノイズ流入に配慮した。

アナログ電源部には、小容量ソース機器用としてオーディオ専用に新規開発された、ニチコン社製の電解コンデンサー『響一』を搭載。さらに電源を別筐体とし、トランスからのノイズも遮断するなどの工夫も行った。

響きが良いという天然木を用いた底面構造を採用。ウッドスパイクには北海道産のイタヤカエデを使用し、中央部にヒッコリーを埋め込んだハイブリッド構造にしている。接地面は球状になっており、筐体全体を点で支えることで、「“音楽を奏でるボディーの構造”を実現した」としている。

入力端子にはAES/EBU、同軸デジタル、光デジタル、USB-A、USB-Bを1系統ずつ、出力端子にはXLRとRCAを装備。USB入力はPCM 384kHz/32bitおよびDSD 11.2MHzに対応し、AES/EBU、同軸デジタル、光デジタルは最大192kHz/24bitまでの対応となる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX

本ページからアフィリエイトプログラムによる収益を得ることがあります