「プレミアム品質を手の届く価格で提供」
Polk Audio、スピーカーが日本再上陸。「Reserveシリーズ」9モデル
ディーアンドエムホールディングスは、同社が取り扱うPolk Audioより、コンポーネントスピーカー「Reserve シリーズ」を6月24日に発売する。
「音楽、映画、ゲームなどあらゆるホームエンターテインメントに本格的なパフォーマンスを提供するため」に開発したというスピーカー。ハイレゾ認証や、IMAX Enhancedの認証も取得している。
ラインナップは、ブックシェルフ2機種、フロアスタンディング3機種、センター3機種、ハイト・モジュール1機種の全9モデル。カラーはブラウンとブラックの2色で、ブックシェルフのみホワイトも用意される。それぞれの型番と価格(税込表記)は以下の通り。
【ブックシェルフスピーカー】
・「R100」77,000円(ペア)
・「R200」103,400円(ペア)
【フロアスタンディングスピーカー】
・「R500」77,000円(1台)
・「R600」103,400円(1台)
・「R700」132,000円(1台)
【センタースピーカー】
・「R300」51,700円(1台)
・「R350」70,400円(1台)
・「R400」90,200円(1台)
【ハイト・モジュール】
・「R900」77,000円(ペア)
Polk Audioは、1972年にアメリカのメリーランド州ボルチモアで創業したスピーカーブランド。コンポーネントスピーカーでは、北米でトップクラスのシェアを誇るという。日本では昨年6月に第一弾としてサウンドバー「Signa S3」、続いて今年2月にサウンドバー「REACT」が発売されている。今回、コンポーネントスピーカーとしては、日本に約30年ぶりの再上陸となる。
Reserve シリーズでは、先進的な素材や、同社が研究・開発した音響技術により、「プレミアム品質のスピーカーを手の届く価格」で提供できることを追求。同社最上位「Legend シリーズ」(日本未発売)のために開発した技術を投入し、フラグシップに迫るパフォーマンスを実現したという。
なおシリーズ名のReserve(リザーブ)は、スペイン語のReserva(レゼルバ)に由来するとのこと。長期間熟成したスペイン産ワインのことをレゼルバワインと呼ぶように、「熟成期間を経て作られたとっておきのスピーカー」という意味が込められているという。
■ブックシェルフスピーカー
R100は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに5.25インチのタービンコーンを採用。背面のバスレフポートには、独自技術の「X-Port」を搭載する。
トゥイーターに採用するピナクル・リング・ラジエーターは、Polk Audioオリジナルのユニットで、もともとは上述したLegend シリーズのために開発された技術。ディフューザー部分は一般的なドーム型と比べて面積が狭くなっており、これによりクリアで鮮明な高域を実現したとのこと。センターキャップには、スパイク状の樹脂を用いている。
またミッド/ウーファーのユニットには、タービンコーンという独自の振動板を採用する。これもLegendシリーズで開発されたもの。表面には凹凸がついており、ポリプロピレン素材のインジェクション成形で製造される。軽量ながらも剛性を高めることで、きめ細やかな中低域と余裕のある低域を実現したという。
バスレフポートに採用するX-Portについても、同じく同社の特許技術。構造的には、バスレフポートの中央にパイプ状のパーツが取り付けられており、それを3つの羽根で支えている。一般にバスレフポートからは低域が出てくるが、同社によると低域だけでなく、中低域の共振も漏れているとのこと。X-Portでは1kHz-500Hzの中低域を低減することで、中域の透明感と厚み、温かみを実現するとしている。
外形寸法は166W×324H×259.5Dmmで、質量は5.5kg。再生周波数帯域は44Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は2700Hzとなる。また最小インピーダンスは3.6Ω、感度は86dB。
R200は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに6.5インチのタービンコーンを採用。背面にはX-Portを搭載する。外形寸法は190W×359H×353.8Dmmで、質量は8.7kg。再生周波数帯域は39Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は3000Hzとなる。また最小インピーダンスは3.8Ω、感度は86dB。
■フロアスタンディングスピーカー
R500は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに5.25インチのタービンコーン×2を採用。背面にはX-Portを搭載する。外形寸法は255.4W×1044.5H×348.8Dmmで、質量は17.7kg。再生周波数帯域は32Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は2500Hzとなる。また最小インピーダンスは3.9Ω、感度は87dB。
R600は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに6.5インチのタービンコーン×2を採用。底面にはPower Port 2.0を搭載する。ミッド/ウーファーは2基のスタガードライブとなり、1つは約660Hzまで、もう1つは2.7kHzまでに設定されている。
Power Port 2.0とは、同社特許となるバスレフポート技術。X-PortとPower Portを組み合わせた技術で、ポートを下向きに配置。X-Portと同じく、中域の共振を除去するとともに、ポートノイズも低減している。また一般的なバスレフポートに比べ、より深く高い出力レベルの低音域を再生するという。
外形寸法は280.7W×1063.8H×381.6Dmmで、質量は21.5kg。再生周波数帯域は35Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は2700Hzとなる。また最小インピーダンスは4.0Ω、感度は87.5dB。
R700は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッドレンジに6.5インチのタービンコーン、ウーファーに8インチのアルミ/ポリプロピレンウーファーを採用。底面にはPower Port 2.0を搭載する。
アルミ/ポリプロピレンウーファーは、ReserveシリーズではR700のみに搭載。振動板がアルミコーンとポリプロピレンの2重構造となっている。また大音量再生時にも揺るがないよう、キャビネット剛性も追求。本機のみの仕様として、ウーファーのみ逆位相接続となっている。
外形寸法は329.3W×1185.9H×404Dmmで、質量は35.39kg。再生周波数帯域は30Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は350Hz/2700Hzとなる。また最小インピーダンスは3.6Ω、感度は88dB。
■センタースピーカー
R300は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに5.25インチのタービンコーン×2、密閉型を採用する。外形寸法は482.6W×172H×226.5Dmmで、質量は7.6kg。再生周波数帯域は45Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は2200Hzとなる。また最小インピーダンスは3.8Ω、感度は86.5dB。
R350は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに4インチのタービンコーン×4、密閉型を採用する。背面に取付金具がついており、壁掛けスピーカーとしても利用できる。外形寸法は762W×141H×187.5Dmmで、質量は9kg。再生周波数帯域は50Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は1400Hz/2700Hzとなる。また最小インピーダンスは3.9Ω、感度は87dB。
R400は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに6.5インチのタービンコーン×2を採用。背面にX-Portをデュアルで搭載する。外形寸法は615W×196.6H×350Dmmで、質量は14.9kg。再生周波数帯域は36Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は2500Hzとなる。また最小インピーダンスは4.1Ω、感度は89dB。
■ハイト・モジュール
R900は、トゥイーターに0.75インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに4インチのタービンコーン、密閉型を採用する。
設置方法は、スピーカーへのトップマウント(R200/R500/R600/R700)と、壁掛けに対応。それぞれに合わせた特性が用意されており、底面のスイッチから切替できる。
外形寸法は166W×158.3H×320Dmmで、質量は3kg。壁掛け時の再生周波数帯域は50Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は2100Hzとなる。また最小インピーダンスは4.2Ω、感度は85.5dB。
いずれのモデルも、スピーカーグリルはマグネット式を採用する。ターミナルには「Premium Terminal」を採用し、バナナプラグやYラグも利用可能。フロアスタンディング型のR700のみ、バイワイヤリングにも対応する。また、フロアスタンディング型の3モデルについては、脚部にスパイクを搭載。上からゴムキャップが取り付けられており、設置方法に合わせて選択できる。
「音楽、映画、ゲームなどあらゆるホームエンターテインメントに本格的なパフォーマンスを提供するため」に開発したというスピーカー。ハイレゾ認証や、IMAX Enhancedの認証も取得している。
ラインナップは、ブックシェルフ2機種、フロアスタンディング3機種、センター3機種、ハイト・モジュール1機種の全9モデル。カラーはブラウンとブラックの2色で、ブックシェルフのみホワイトも用意される。それぞれの型番と価格(税込表記)は以下の通り。
【ブックシェルフスピーカー】
・「R100」77,000円(ペア)
・「R200」103,400円(ペア)
【フロアスタンディングスピーカー】
・「R500」77,000円(1台)
・「R600」103,400円(1台)
・「R700」132,000円(1台)
【センタースピーカー】
・「R300」51,700円(1台)
・「R350」70,400円(1台)
・「R400」90,200円(1台)
【ハイト・モジュール】
・「R900」77,000円(ペア)
Polk Audioは、1972年にアメリカのメリーランド州ボルチモアで創業したスピーカーブランド。コンポーネントスピーカーでは、北米でトップクラスのシェアを誇るという。日本では昨年6月に第一弾としてサウンドバー「Signa S3」、続いて今年2月にサウンドバー「REACT」が発売されている。今回、コンポーネントスピーカーとしては、日本に約30年ぶりの再上陸となる。
Reserve シリーズでは、先進的な素材や、同社が研究・開発した音響技術により、「プレミアム品質のスピーカーを手の届く価格」で提供できることを追求。同社最上位「Legend シリーズ」(日本未発売)のために開発した技術を投入し、フラグシップに迫るパフォーマンスを実現したという。
なおシリーズ名のReserve(リザーブ)は、スペイン語のReserva(レゼルバ)に由来するとのこと。長期間熟成したスペイン産ワインのことをレゼルバワインと呼ぶように、「熟成期間を経て作られたとっておきのスピーカー」という意味が込められているという。
■ブックシェルフスピーカー
R100は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに5.25インチのタービンコーンを採用。背面のバスレフポートには、独自技術の「X-Port」を搭載する。
トゥイーターに採用するピナクル・リング・ラジエーターは、Polk Audioオリジナルのユニットで、もともとは上述したLegend シリーズのために開発された技術。ディフューザー部分は一般的なドーム型と比べて面積が狭くなっており、これによりクリアで鮮明な高域を実現したとのこと。センターキャップには、スパイク状の樹脂を用いている。
またミッド/ウーファーのユニットには、タービンコーンという独自の振動板を採用する。これもLegendシリーズで開発されたもの。表面には凹凸がついており、ポリプロピレン素材のインジェクション成形で製造される。軽量ながらも剛性を高めることで、きめ細やかな中低域と余裕のある低域を実現したという。
バスレフポートに採用するX-Portについても、同じく同社の特許技術。構造的には、バスレフポートの中央にパイプ状のパーツが取り付けられており、それを3つの羽根で支えている。一般にバスレフポートからは低域が出てくるが、同社によると低域だけでなく、中低域の共振も漏れているとのこと。X-Portでは1kHz-500Hzの中低域を低減することで、中域の透明感と厚み、温かみを実現するとしている。
外形寸法は166W×324H×259.5Dmmで、質量は5.5kg。再生周波数帯域は44Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は2700Hzとなる。また最小インピーダンスは3.6Ω、感度は86dB。
R200は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに6.5インチのタービンコーンを採用。背面にはX-Portを搭載する。外形寸法は190W×359H×353.8Dmmで、質量は8.7kg。再生周波数帯域は39Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は3000Hzとなる。また最小インピーダンスは3.8Ω、感度は86dB。
■フロアスタンディングスピーカー
R500は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに5.25インチのタービンコーン×2を採用。背面にはX-Portを搭載する。外形寸法は255.4W×1044.5H×348.8Dmmで、質量は17.7kg。再生周波数帯域は32Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は2500Hzとなる。また最小インピーダンスは3.9Ω、感度は87dB。
R600は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに6.5インチのタービンコーン×2を採用。底面にはPower Port 2.0を搭載する。ミッド/ウーファーは2基のスタガードライブとなり、1つは約660Hzまで、もう1つは2.7kHzまでに設定されている。
Power Port 2.0とは、同社特許となるバスレフポート技術。X-PortとPower Portを組み合わせた技術で、ポートを下向きに配置。X-Portと同じく、中域の共振を除去するとともに、ポートノイズも低減している。また一般的なバスレフポートに比べ、より深く高い出力レベルの低音域を再生するという。
外形寸法は280.7W×1063.8H×381.6Dmmで、質量は21.5kg。再生周波数帯域は35Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は2700Hzとなる。また最小インピーダンスは4.0Ω、感度は87.5dB。
R700は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッドレンジに6.5インチのタービンコーン、ウーファーに8インチのアルミ/ポリプロピレンウーファーを採用。底面にはPower Port 2.0を搭載する。
アルミ/ポリプロピレンウーファーは、ReserveシリーズではR700のみに搭載。振動板がアルミコーンとポリプロピレンの2重構造となっている。また大音量再生時にも揺るがないよう、キャビネット剛性も追求。本機のみの仕様として、ウーファーのみ逆位相接続となっている。
外形寸法は329.3W×1185.9H×404Dmmで、質量は35.39kg。再生周波数帯域は30Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は350Hz/2700Hzとなる。また最小インピーダンスは3.6Ω、感度は88dB。
■センタースピーカー
R300は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに5.25インチのタービンコーン×2、密閉型を採用する。外形寸法は482.6W×172H×226.5Dmmで、質量は7.6kg。再生周波数帯域は45Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は2200Hzとなる。また最小インピーダンスは3.8Ω、感度は86.5dB。
R350は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに4インチのタービンコーン×4、密閉型を採用する。背面に取付金具がついており、壁掛けスピーカーとしても利用できる。外形寸法は762W×141H×187.5Dmmで、質量は9kg。再生周波数帯域は50Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は1400Hz/2700Hzとなる。また最小インピーダンスは3.9Ω、感度は87dB。
R400は、トゥイーターに1インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに6.5インチのタービンコーン×2を採用。背面にX-Portをデュアルで搭載する。外形寸法は615W×196.6H×350Dmmで、質量は14.9kg。再生周波数帯域は36Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は2500Hzとなる。また最小インピーダンスは4.1Ω、感度は89dB。
■ハイト・モジュール
R900は、トゥイーターに0.75インチのピナクル・リング・ラジエーター、ミッド/ウーファーに4インチのタービンコーン、密閉型を採用する。
設置方法は、スピーカーへのトップマウント(R200/R500/R600/R700)と、壁掛けに対応。それぞれに合わせた特性が用意されており、底面のスイッチから切替できる。
外形寸法は166W×158.3H×320Dmmで、質量は3kg。壁掛け時の再生周波数帯域は50Hz - 50kHz、クロスオーバー周波数は2100Hzとなる。また最小インピーダンスは4.2Ω、感度は85.5dB。
いずれのモデルも、スピーカーグリルはマグネット式を採用する。ターミナルには「Premium Terminal」を採用し、バナナプラグやYラグも利用可能。フロアスタンディング型のR700のみ、バイワイヤリングにも対応する。また、フロアスタンディング型の3モデルについては、脚部にスパイクを搭載。上からゴムキャップが取り付けられており、設置方法に合わせて選択できる。
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