専用強化電源も発売
M2TECH、音質向上&入出力拡充のDACプリ「Young MkIV」/ヘッドホンアンプ「Marley MkII」
トップウイングサイバーサウンドグループは、同社取り扱いブランド・M2TECHの“Rockstarsシリーズ”から、USB-DAC/プリアンプ「Young MkIV」、プリ/ヘッドホンアンプ「Marley MkII」、専用強化電源「Van der Graaf MkII JP Edition」の3モデルを発売する。
ラインナップおよび税込価格は以下の通り。なお、いずれも昨今の半導体不足の影響により、当面の間受注生産での販売となる。
・USB-DAC/プリアンプ「Young MkIV」:385,000円
・プリ/ヘッドホンアンプ「Marley MkII」:275,000円
・専用強化電源「Van der Graaf MkII JP Edition」:132,000円
Young MkIVは、従来モデル「Young MkIII」から入力端子および対応フォーマットの拡充、および音質面の大幅なアップデートを施したとするモデル。
DACチップには、同ブランドがこれまで用いていたBB(TI)製DACチップに代わり、新たにAKM「AK4497」を採用。ブランド特有のサウンドキャラクターはそのままに、最新フォーマットへの対応や、最新高性能なオペアンプなど周辺パーツとのマッチングを高めたとする。
音源フォーマットはPCM 768kHz、DSD 11.2MHzまでをサポート。入力端子は従来のUSB、S/PDIF(同軸/光)、AES/EBU、Bluetoothに加えて新たにI2S入力を装備し、同ブランドのA/Dコンバーター「Joplin MkIII」からPCM 384kHz/32bitまでの音声信号をネイティブレートで受信/再生することが可能となった。またBluetoothを除いたすべてのデジタル入力でMQAフルデコードに対応する。
ライン出力は、XLR/RCAをそれぞれ1系統ずつ搭載。基準レベルを個別に設定することができるため、DAC/DACプリとして使用する際、下流機器に対して適切な出力レベルで信号伝送が可能。TI製専用ABクラスアンプICを備えた6.3mmヘッドホン出力も搭載する。
S/Nは112dB、THD+Nは0.0008%(@5Vrms、XLR出力)。出力レベルはRCAが2.5Vrms/5Vrms、XLRが5Vrms/10Vrms、ヘッドホン出力が5.5Vrms。消費電力は動作時5.7W/待機時0.15W。外形寸法は200W×50H×200Dmm、質量は2kg。
Marley MkIIは、従来モデル「Marley」から設計を全面的に刷新し、音質の大幅向上と入出力端子の拡充を図ったモデル。デュアルレギュレーターにより電源供給を行うディスクリート構成のバランス回路を搭載し、高感度なイヤホンを接続してもバックグラウンドノイズが気にならないほどの静粛性と、鳴らしづらいとされる平面型ヘッドホンの性能も最大限発揮する20Vrmsの大出力を兼ね備えたとする。
また、低インピーダンスのイヤホンと高インピーダンスのヘッドホンとではそれぞれ適切なインピーダンスが異なることに着目し、3段階の出力インピーダンス切り替え機能を内蔵。ほか新機能として、初期のステレオ録音のように左右で完全に楽器が分かれて定位されている音源においても自然な音場を再現する「クロスフィード」、ヘッドホン/イヤホン/スピーカーそれぞれの特性に応じて音源の帯域バランスを調整できる「3バンドトーンコントロール」も搭載した。
入力端子はXLRライン×1/RCAライン×2、出力端子はRCAライン×1/6.3mmヘッドホン×1/XLR 4pinバランスヘッドホン×1/RCA録音用バイパス×1を搭載。S/Nはシングルエンドが115dB、バランスが118dB。THD+Nは0.0008%(@9Vrms、8Ω負荷)。消費電力は動作時33W/待機時0.5W。外形寸法は200W×50H×200Dmm、質量は2kg。
Van der Graaf MkII JP Editionは、Marley MkIIおよびフォノアンプ「Nash」に対応する外部強化電源。超低ノイズディスクリート・レギュレーターの搭載によりバッテリー並みの低残留ノイズを実現しており、対応モデルのサウンド・パフォーマンスをより一層高めることができるとしている。
+15V/-15V/+5V DC出力を2系統搭載。入力電源電圧は90 - 265VAC(50/60Hz)、合計出力電力は50W。外形寸法は200W×50H×200Dmm、質量は3kg。
ラインナップおよび税込価格は以下の通り。なお、いずれも昨今の半導体不足の影響により、当面の間受注生産での販売となる。
・USB-DAC/プリアンプ「Young MkIV」:385,000円
・プリ/ヘッドホンアンプ「Marley MkII」:275,000円
・専用強化電源「Van der Graaf MkII JP Edition」:132,000円
Young MkIVは、従来モデル「Young MkIII」から入力端子および対応フォーマットの拡充、および音質面の大幅なアップデートを施したとするモデル。
DACチップには、同ブランドがこれまで用いていたBB(TI)製DACチップに代わり、新たにAKM「AK4497」を採用。ブランド特有のサウンドキャラクターはそのままに、最新フォーマットへの対応や、最新高性能なオペアンプなど周辺パーツとのマッチングを高めたとする。
音源フォーマットはPCM 768kHz、DSD 11.2MHzまでをサポート。入力端子は従来のUSB、S/PDIF(同軸/光)、AES/EBU、Bluetoothに加えて新たにI2S入力を装備し、同ブランドのA/Dコンバーター「Joplin MkIII」からPCM 384kHz/32bitまでの音声信号をネイティブレートで受信/再生することが可能となった。またBluetoothを除いたすべてのデジタル入力でMQAフルデコードに対応する。
ライン出力は、XLR/RCAをそれぞれ1系統ずつ搭載。基準レベルを個別に設定することができるため、DAC/DACプリとして使用する際、下流機器に対して適切な出力レベルで信号伝送が可能。TI製専用ABクラスアンプICを備えた6.3mmヘッドホン出力も搭載する。
S/Nは112dB、THD+Nは0.0008%(@5Vrms、XLR出力)。出力レベルはRCAが2.5Vrms/5Vrms、XLRが5Vrms/10Vrms、ヘッドホン出力が5.5Vrms。消費電力は動作時5.7W/待機時0.15W。外形寸法は200W×50H×200Dmm、質量は2kg。
Marley MkIIは、従来モデル「Marley」から設計を全面的に刷新し、音質の大幅向上と入出力端子の拡充を図ったモデル。デュアルレギュレーターにより電源供給を行うディスクリート構成のバランス回路を搭載し、高感度なイヤホンを接続してもバックグラウンドノイズが気にならないほどの静粛性と、鳴らしづらいとされる平面型ヘッドホンの性能も最大限発揮する20Vrmsの大出力を兼ね備えたとする。
また、低インピーダンスのイヤホンと高インピーダンスのヘッドホンとではそれぞれ適切なインピーダンスが異なることに着目し、3段階の出力インピーダンス切り替え機能を内蔵。ほか新機能として、初期のステレオ録音のように左右で完全に楽器が分かれて定位されている音源においても自然な音場を再現する「クロスフィード」、ヘッドホン/イヤホン/スピーカーそれぞれの特性に応じて音源の帯域バランスを調整できる「3バンドトーンコントロール」も搭載した。
入力端子はXLRライン×1/RCAライン×2、出力端子はRCAライン×1/6.3mmヘッドホン×1/XLR 4pinバランスヘッドホン×1/RCA録音用バイパス×1を搭載。S/Nはシングルエンドが115dB、バランスが118dB。THD+Nは0.0008%(@9Vrms、8Ω負荷)。消費電力は動作時33W/待機時0.5W。外形寸法は200W×50H×200Dmm、質量は2kg。
Van der Graaf MkII JP Editionは、Marley MkIIおよびフォノアンプ「Nash」に対応する外部強化電源。超低ノイズディスクリート・レギュレーターの搭載によりバッテリー並みの低残留ノイズを実現しており、対応モデルのサウンド・パフォーマンスをより一層高めることができるとしている。
+15V/-15V/+5V DC出力を2系統搭載。入力電源電圧は90 - 265VAC(50/60Hz)、合計出力電力は50W。外形寸法は200W×50H×200Dmm、質量は3kg。
関連リンク