DJ KOOも「感謝 DO DANCE」
テクニクス、7色展開の限定ターンテーブル「SL-1200M7L」。ストリートカルチャーをイメージ
テクニクスは、ターンテーブル「SL-1200シリーズ」の50周年を記念したアニバーサリーモデル第2弾として、全7色展開の「SL-1200M7L」を、5月27日に発売する。価格は120,000円(税込)。数量限定モデルで、生産台数はグローバルで12,000台。
現在アナログレコードの生産実績は、この10年で枚数が4.2倍、金額は5.7倍に伸張している。その背景として、大きなジャケットがインテリアとしても若年層から人気であることや、コロナ禍でおうち時間が増えたことに伴って音楽を聞く時間も増えたことなどが関係していると同社は推察。実際にテレビ番組でもアナログレコード特集が組まれるほか、「レコードの日」に限定タイトルがリリースされるなどの動きもあり、さらなる盛り上がりに期待を寄せる。
こうしたなか、1972年の初代機発売から50年を迎える「SL-1200」の50周年記念モデル第1弾として「SL-1200GAE-K」を2022年に発売。今回、アニバーサリー第2弾となるSL-1200M7Lを発表した。
SL-1200M7Lは「SL-1200MK7」をベースとしており、ストリートカルチャーをイメージした7色のカラーバリエーションが特徴。カラーはブラック/ホワイト/ブルー/レッド/グリーン/イエロー/ベージュを用意する。
本機はDJ用ターンテーブルとして開発されており、オンライン配信でDJの手元が写される機会が増えたことで、「配信で映えるターンテーブルでのプレイが注目」されるようになったこともカラー追加の理由となっている。実際にDJからは、「機材で個性を出すところが少ないのでカラーモデルは大賛成」「自宅で練習用、PV動画撮影で使いたい」といった意見が多数寄せられたという。
トーンアームはゴールドカラーで、スリップマットもゴールドカラーロゴ入りだ。天板には「50th Anniversary」の表記とシリアル番号が入ったプレートもあしらっている。ほか、テクニクスのロゴが入ったステッカーやコントロールバイナル用ステッカー、50周年記念ロゴ入り限定ステッカー貼付の外装箱など、限定モデルらしい付属品が用意される。
なお、生産台数に関してカラーごとの割り振りはない。どのカラーが人気になるのかなど予想できない部分もあるため、実際の販売動向を見ながら対応するように生産体制の準備を進めているとのことだ。
操作感は高く評価されるSL-1200MKシリーズを踏襲し、コアレス・ダイレクトドライブ・モーターを搭載。78回転対応や±8%、±16%のピッチ調整が行えるなど、DJプレイに向けたカスタマイズ機能も特徴となる。また、アルミダイカストとグラスファイバーを20%混入したABSの2層構造シャーシなど、テクニクスが持つ高音質技術も投入されている。
本モデルの発売に向けては、スマートフォンやPC上で、製品を360度回転させてデザインを確認できるようにしたり、ARを活用し、製品を置いた場合のシミュレーションが行えるといった施策も行う。
発売に先駆けて行われた発表セミナーでは、DJ KAWASAKI、大塚広子によるDJプレイも披露された。
DJ KAWASAKIは「SL-1200MK3を2台、SL-1200MK2を1台持っているんですが、30年近くずっと壊れずに、DJの人生を共にしてきた、友達であり銘機です。新しいモデルはブラックとシルバーのほかにもカラーバリエーションがあって、若い世代に響くのではないでしょうか。ターンテーブルは、レコードを使ってDJをするという行為がカッコいいと思います。針を持って落とす、ピッチを変える動作が、デジタルでボタン一つで行うよりも人間味があるというか、アナログならではの動作が魅力だと思うので、ターンテーブルをぜひたくさんの人に使って欲しいです」とコメント。
大塚広子も「高校に入る前にレコードを買って以降、音楽を聴くこと=レコードを聴くこと、として過ごしてきました。最初に買ったSL-1200MK3が2台と、リスニング用にSL-1200MK2がリビングにあって、子どもたちと一緒にレコードを聴く生活を送っています。自分の周りにも『テクニクスのターンテーブルでないと』という方が多くて、Tシャツを自作したり、カスタムできる針を用意したりされています。私もレコードの魅力を次世代に伝えていきたいです」と、シリーズとレコードのファンが年代問わず多いことを紹介した。
さらに、会場限定のスペシャルメッセージとしてDJ KOOがビデオ動画で出演。「日本の、世界のDJカルチャーを50年にわたり盛り上げてくれたことに“感謝 DO DANCE”です。DJをはじめて41年目、ずっとSL-1200シリーズと過ごしてきました。90年代にTRFがデビューして、DJブースとともにターンテーブルをセッティングしていたので、32-36台くらい所有していたと思います」と独特の挨拶とともに、SL-1200シリーズとの思い出を振り返った。
そしてSL-1200シリーズの魅力について、「ターンテーブルは音楽を聴くための音楽機材だったのが、SL-1200シリーズは現場での操作性を重視してくれているな、というのを感じます。体の一部になっていくというところが魅力。アナログじゃないと聴こえてこない音がある。良い意味で処理されていない、音楽を届ける人の気持ちがダイレクトに刻まれている。たくさんの人が幸せになれる。アナログの良さをSL-1200シリーズを通して改めて感じていただけたらと思います」とコメントを寄せた。
現在アナログレコードの生産実績は、この10年で枚数が4.2倍、金額は5.7倍に伸張している。その背景として、大きなジャケットがインテリアとしても若年層から人気であることや、コロナ禍でおうち時間が増えたことに伴って音楽を聞く時間も増えたことなどが関係していると同社は推察。実際にテレビ番組でもアナログレコード特集が組まれるほか、「レコードの日」に限定タイトルがリリースされるなどの動きもあり、さらなる盛り上がりに期待を寄せる。
こうしたなか、1972年の初代機発売から50年を迎える「SL-1200」の50周年記念モデル第1弾として「SL-1200GAE-K」を2022年に発売。今回、アニバーサリー第2弾となるSL-1200M7Lを発表した。
SL-1200M7Lは「SL-1200MK7」をベースとしており、ストリートカルチャーをイメージした7色のカラーバリエーションが特徴。カラーはブラック/ホワイト/ブルー/レッド/グリーン/イエロー/ベージュを用意する。
本機はDJ用ターンテーブルとして開発されており、オンライン配信でDJの手元が写される機会が増えたことで、「配信で映えるターンテーブルでのプレイが注目」されるようになったこともカラー追加の理由となっている。実際にDJからは、「機材で個性を出すところが少ないのでカラーモデルは大賛成」「自宅で練習用、PV動画撮影で使いたい」といった意見が多数寄せられたという。
トーンアームはゴールドカラーで、スリップマットもゴールドカラーロゴ入りだ。天板には「50th Anniversary」の表記とシリアル番号が入ったプレートもあしらっている。ほか、テクニクスのロゴが入ったステッカーやコントロールバイナル用ステッカー、50周年記念ロゴ入り限定ステッカー貼付の外装箱など、限定モデルらしい付属品が用意される。
なお、生産台数に関してカラーごとの割り振りはない。どのカラーが人気になるのかなど予想できない部分もあるため、実際の販売動向を見ながら対応するように生産体制の準備を進めているとのことだ。
操作感は高く評価されるSL-1200MKシリーズを踏襲し、コアレス・ダイレクトドライブ・モーターを搭載。78回転対応や±8%、±16%のピッチ調整が行えるなど、DJプレイに向けたカスタマイズ機能も特徴となる。また、アルミダイカストとグラスファイバーを20%混入したABSの2層構造シャーシなど、テクニクスが持つ高音質技術も投入されている。
本モデルの発売に向けては、スマートフォンやPC上で、製品を360度回転させてデザインを確認できるようにしたり、ARを活用し、製品を置いた場合のシミュレーションが行えるといった施策も行う。
発売に先駆けて行われた発表セミナーでは、DJ KAWASAKI、大塚広子によるDJプレイも披露された。
DJ KAWASAKIは「SL-1200MK3を2台、SL-1200MK2を1台持っているんですが、30年近くずっと壊れずに、DJの人生を共にしてきた、友達であり銘機です。新しいモデルはブラックとシルバーのほかにもカラーバリエーションがあって、若い世代に響くのではないでしょうか。ターンテーブルは、レコードを使ってDJをするという行為がカッコいいと思います。針を持って落とす、ピッチを変える動作が、デジタルでボタン一つで行うよりも人間味があるというか、アナログならではの動作が魅力だと思うので、ターンテーブルをぜひたくさんの人に使って欲しいです」とコメント。
大塚広子も「高校に入る前にレコードを買って以降、音楽を聴くこと=レコードを聴くこと、として過ごしてきました。最初に買ったSL-1200MK3が2台と、リスニング用にSL-1200MK2がリビングにあって、子どもたちと一緒にレコードを聴く生活を送っています。自分の周りにも『テクニクスのターンテーブルでないと』という方が多くて、Tシャツを自作したり、カスタムできる針を用意したりされています。私もレコードの魅力を次世代に伝えていきたいです」と、シリーズとレコードのファンが年代問わず多いことを紹介した。
さらに、会場限定のスペシャルメッセージとしてDJ KOOがビデオ動画で出演。「日本の、世界のDJカルチャーを50年にわたり盛り上げてくれたことに“感謝 DO DANCE”です。DJをはじめて41年目、ずっとSL-1200シリーズと過ごしてきました。90年代にTRFがデビューして、DJブースとともにターンテーブルをセッティングしていたので、32-36台くらい所有していたと思います」と独特の挨拶とともに、SL-1200シリーズとの思い出を振り返った。
そしてSL-1200シリーズの魅力について、「ターンテーブルは音楽を聴くための音楽機材だったのが、SL-1200シリーズは現場での操作性を重視してくれているな、というのを感じます。体の一部になっていくというところが魅力。アナログじゃないと聴こえてこない音がある。良い意味で処理されていない、音楽を届ける人の気持ちがダイレクトに刻まれている。たくさんの人が幸せになれる。アナログの良さをSL-1200シリーズを通して改めて感じていただけたらと思います」とコメントを寄せた。
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