「Uni-Qドライバー」の実物を展示
<OTOTEN>初出展のKEF、トラッド&モダン両方の魅力をアピール/ユキム、好評のノイズ抑制アクセサリーのUSB版を披露
有楽町・東京国際フォーラムで6月11日・12日の2日間にわたり開催される、オーディオビジュアルの総合展示会「OTOTEN 2022」。本稿では、ガラス棟6階 G607のKEFと、4階G402にてブースを用意するユキムの出展内容をレポートする。
■初出展のKEF、パッシブ・アクティブの両側面から魅力を訴求
今回がOTOTEN初出展となるKEFブースは、パッシブスピーカー製品や、既発売のワイヤレススピーカー「LS50 WirelessII」、先日発表されたばかりのフロア型アクティブスピーカー「LS60 Wireless」などを展示。コンポーネント類を用いて駆動するトラディショナルなスタイルと、左右間のワイヤレス接続を実現する同社のアクティブスピーカーによる現代的なオーディオスタイルという両輪をアピールするコンセプトになっているとのこと。
同社の最新モデルであるLS60 Wirelessは、フロア型というオーディオライクなスタイルでありながら外部入力にHDMI(eARC)を搭載。ブース内にはテレビスピーカーとしての使用を提案する展示も用意されており、映像ソースの再生デモンストレーションなども行われるとのこと。また、シアター向けソリューションとしてアクティブサブウーファー「KC62」の展示も用意されていた。
パッシブスピーカーはフラグシップモデルの「Blade One Meta」をはじめ、「Reference 1 Meta」「Reference5 Meta」のハイエンドラインと「LS50 Meta」を展示。記者がブースを訪れた際にはBlade One Metaの再生デモを実施。アキュフェーズのモノラルパワーアンプ「A-250」を用いて同スピーカーをドライブしていた。
楽曲の再生に先立ちスタッフが、筐体側面にベースドライバーを備えたBlade One Metaの特徴的な構造を紹介。ブースにはBlade Oneに搭載される中高域再生を担う同社独自のユニット「Uni-Qドライバー」の実物を展示するなど、文字通り来場者の耳目を集めていた。なお、明日12日の11時からも同スピーカーのデモンストレーションを実施する予定としている。
「Uni-Qドライバー」の実物に加え、2020年発売のLS50 Meta、LS50 WirelessIIから同社スピーカーに搭載された新技術「Metamaterial Absorption Technology」(MAT)の構造を模したディスプレイも展示。ドライバーユニットの背後に配置するパーツに、複雑な迷路のようなパターンを施すことで特定の周波数帯を効率的に吸収。楽曲再生時のノイズを99%除去する効果を発揮するとのこと。
また、実機の展示は無かったものの、先日発表が行われたばかりの新型アクティブスピーカー「LSX II」のティザービジュアルが掲示。製品のさらなる詳細は6月23日(木)にアナウンスを予定しているという。
■ユキム、 USB端子タイプの “プラグ・ノイズ・アブソーバー” NEWモデル
ユキムブースでは取り扱い開始以来、高い評価を受けているというAIRPULSE製のアクティブスピーカー「A80」「A300 PRO」や、ELACの新型ブックシェルフ型スピーカー「CONCENTRO S 503」、フロア型「VELA FS 408」を用意するほか、EARMENからは新製品のUSB-DAC/アンプ「COLIBRI」や、「TR-AMP」「Tradutto」などの製品が卓上に並べられていた。
参考出展アイテムとして、2020年に発売された機器内部の高周波ノイズの減少を図る “プラグ・ノイズ・アブソーバー” 「PNA-RCA01」に続くシリーズ製品「PNA-USB01」を展示。PNA-RCA01同様に非磁性部品のみのピュアオーディオ設計となっており、使用機器の空きUSB端子に差し込むことで約3MHz以上の高周波ノイズを吸収するアクセサリーだという。
なお、このPNAシリーズは海外からの引き合いが非常に強く、各国の取り扱い代理店が増えてきているとのことで、今回発表したUSBモデルについても国内外に広く訴求するアイテムとして現在もチューニングを進めているという。発売は秋頃を見込むとしており、価格については現状未定であるが「PNA-RCA01と近い価格帯で提供できれば」とのこと。
OTOTEN 2022は明日6月12日(日)まで東京国際フォーラムで開催。入場無料だが参加登録が必要で、公式サイトから入場事前登録を受け付けている。
■初出展のKEF、パッシブ・アクティブの両側面から魅力を訴求
今回がOTOTEN初出展となるKEFブースは、パッシブスピーカー製品や、既発売のワイヤレススピーカー「LS50 WirelessII」、先日発表されたばかりのフロア型アクティブスピーカー「LS60 Wireless」などを展示。コンポーネント類を用いて駆動するトラディショナルなスタイルと、左右間のワイヤレス接続を実現する同社のアクティブスピーカーによる現代的なオーディオスタイルという両輪をアピールするコンセプトになっているとのこと。
同社の最新モデルであるLS60 Wirelessは、フロア型というオーディオライクなスタイルでありながら外部入力にHDMI(eARC)を搭載。ブース内にはテレビスピーカーとしての使用を提案する展示も用意されており、映像ソースの再生デモンストレーションなども行われるとのこと。また、シアター向けソリューションとしてアクティブサブウーファー「KC62」の展示も用意されていた。
パッシブスピーカーはフラグシップモデルの「Blade One Meta」をはじめ、「Reference 1 Meta」「Reference5 Meta」のハイエンドラインと「LS50 Meta」を展示。記者がブースを訪れた際にはBlade One Metaの再生デモを実施。アキュフェーズのモノラルパワーアンプ「A-250」を用いて同スピーカーをドライブしていた。
楽曲の再生に先立ちスタッフが、筐体側面にベースドライバーを備えたBlade One Metaの特徴的な構造を紹介。ブースにはBlade Oneに搭載される中高域再生を担う同社独自のユニット「Uni-Qドライバー」の実物を展示するなど、文字通り来場者の耳目を集めていた。なお、明日12日の11時からも同スピーカーのデモンストレーションを実施する予定としている。
「Uni-Qドライバー」の実物に加え、2020年発売のLS50 Meta、LS50 WirelessIIから同社スピーカーに搭載された新技術「Metamaterial Absorption Technology」(MAT)の構造を模したディスプレイも展示。ドライバーユニットの背後に配置するパーツに、複雑な迷路のようなパターンを施すことで特定の周波数帯を効率的に吸収。楽曲再生時のノイズを99%除去する効果を発揮するとのこと。
また、実機の展示は無かったものの、先日発表が行われたばかりの新型アクティブスピーカー「LSX II」のティザービジュアルが掲示。製品のさらなる詳細は6月23日(木)にアナウンスを予定しているという。
■ユキム、 USB端子タイプの “プラグ・ノイズ・アブソーバー” NEWモデル
ユキムブースでは取り扱い開始以来、高い評価を受けているというAIRPULSE製のアクティブスピーカー「A80」「A300 PRO」や、ELACの新型ブックシェルフ型スピーカー「CONCENTRO S 503」、フロア型「VELA FS 408」を用意するほか、EARMENからは新製品のUSB-DAC/アンプ「COLIBRI」や、「TR-AMP」「Tradutto」などの製品が卓上に並べられていた。
参考出展アイテムとして、2020年に発売された機器内部の高周波ノイズの減少を図る “プラグ・ノイズ・アブソーバー” 「PNA-RCA01」に続くシリーズ製品「PNA-USB01」を展示。PNA-RCA01同様に非磁性部品のみのピュアオーディオ設計となっており、使用機器の空きUSB端子に差し込むことで約3MHz以上の高周波ノイズを吸収するアクセサリーだという。
なお、このPNAシリーズは海外からの引き合いが非常に強く、各国の取り扱い代理店が増えてきているとのことで、今回発表したUSBモデルについても国内外に広く訴求するアイテムとして現在もチューニングを進めているという。発売は秋頃を見込むとしており、価格については現状未定であるが「PNA-RCA01と近い価格帯で提供できれば」とのこと。
OTOTEN 2022は明日6月12日(日)まで東京国際フォーラムで開催。入場無料だが参加登録が必要で、公式サイトから入場事前登録を受け付けている。
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