「空気に音が溶け込む感じがして気持ちいい」

ヤマハ銀座にて「原神」音楽世界を立体音響で体験。4人のピアノYouTuberが登場するスペシャル映像

公開日 2023/10/12 17:24 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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10月11日(水)より、ヤマハ銀座にてRPG「原神」の世界を楽しめるコラボイベントが開催されている。その目玉のひとつが、B2Fのスタジオで特別に上映される立体音響による約45分の特別映像「TAKEOUT SHOW -原神-」である。

大型3面スクリーンと立体音響で原神の世界に飛び込める!

音楽は、ハラミちゃん、けいちゃん、ベントーヴェン、よみぃの4名のピアノYouTuberが、原神の音楽を独自にアレンジ。大型の3面スクリーンが用意され、正面には原神の世界をバックにピアニストたちが演奏。左にはピアニストの手元、右にはキャラクターが映し出され、文字通り原神の壮大な世界に飛び込んだような印象を受ける。

ここでは、全部で48基のスピーカーを配置して独自の立体音響を実現。さらにAFC(Active Field Control)というヤマハ独自の技術で、拍手など室内の音をマイクで取り込み、反響音を付加してふたたびスピーカーから再生することで、より立体的な音響空間が生まれる工夫がなされているという。

4名のYouTuberが弾くのはヤマハの「S6X」。オーケストラや和楽器などを活用した原神の音楽世界を、ピアノ1つで4者4様、思い思いのアレンジを加えている。ハラミちゃんは、複数楽曲をメドレーのようにつなぐ12分という大曲を演奏。「空気に音が溶け込む感じがして非常に気持ちいいです!」と収録時の様子を振り返る。

収録時の裏話を語るハラミちゃん

実際に体験してみると、やはり音による包まれ感は圧倒的。ピアノの音は前方からしっかり聴こえてくるのだが、まるで大きめのホールで演奏を聴いているかのようなリアリティで、まるでピアニストと一緒に原神の世界を旅しているよう。正面からの音だけではなく、立体的に音響空間が構成されることで、物語世界を全身で味わうような体験ができる。

全員が同じピアノ「S6X」を使用しているにもかかわらず、それぞれのタッチの違いから生まれる音色の繊細な違いも非常によく伝わってくる。2番目に登場したけいちゃんのダイナミックな演奏にもすっかり引き込まれてしまった。

2番目に登場したけいちゃんのパフォーマンス

イベントは写真撮影もOKで(動画撮影は禁止)、参加者もみな原神の世界に聴き惚れながらも気になるシーンをカメラに収めていた。

このイベントは10月21日(土)まで、各回45分で1日8回開催されている(17日は定休日のためお休み。また土日は最終時間が17:15となる)。各回20名が定員となる。入場は無料だが土日は予約が必要となるため、公式サイトなどをよく確認の上訪問を。

ヤマハ銀座ではほかにもスペシャルスタンプラリーの開催や、楽曲の楽譜展示といったさまざまに原神の世界を楽しめるイベントを開催している。

ヤマハ銀座店内ではスタンプラリーも開催中

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