各スピーカーシリーズのサブウーファーは順次販売終了

モニターオーディオ、新サブウーファー「Anthra(アンスラ)シリーズ」。3サイズを展開

公開日 2024/01/12 10:00 編集部:松永達矢
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ナスペックは、Monitor Audioの新サブウーファー「Anthra(アンスラ)シリーズ」を1月15日(月)に発売する。ラインナップおよび価格(税込)は以下の通り。

「Anthra(アンスラ)シリーズ」ハイグロスブラック

・「Anthra W10」(ハイグロスブラック/サテンホワイト):297,000円
・「Anthra W12」(ハイグロスブラック/サテンホワイト):385,000円
・「Anthra W15」(ハイグロスブラック/サテンホワイト):550,000円

10/12/15インチの3サイズを展開する。ユニットサイズ、アンプの出力、それに伴うキャビネットサイズや電源の容量以外は、材質からアンプのメーカー、クオリティに至るまで全く同じものを揃えたという。なお、本シリーズの発売に伴い、Bronze/Silver/Gold/Platinumの各シリーズで発売されていたサブウーファーは順次販売を終了する。

サブウーファードライバーには、「Silver Series」で新たに開発されたリジッド・サーフェス・テクノロジーII(RST II)とセラミック・コーティング・アルミニウム・マグネシウム・コーン(C¬CAM)を採用する。メンブレン表面に放射線状にディンプル(窪み)加工を施すことで、薄さと軽さを損なうこと無く、コーンの剛性を大幅に向上させている。RST II が同ブランドのサブウーファーコーンに適用されるのは今回が初めての例となる。

「Anthra W10」サテンホワイト

サブウーファードライバーの背後にはクラスDアンプを搭載。音量に関係なくドライバーを最適なパフォーマンス・レベルで動作させ、極めて正確でクリーンなダイナミック・レンジと音楽的なパフォーマンスを可能にすると同社は説明している。アンプと電源を連動して設計することで、優れた効率と低歪みを実現する。

キャビネット材質には頑丈なMDF材を使用し、フロントバッフルには36mm厚、その他の壁面にはW15とW12は25mm厚、W10は18mm厚のものを採用。音響学的に最適化された内部補強と骨組みにより、極めて高い強度を獲得した。

バックパネルには、セットアップのアシストとホームシアターへのインストールをサポートするフルカラーLCDディスプレイと回転ダイヤルを搭載。接続端子はRCA入力の他、XLR入力を備える。DSP設定やマルチサブ接続設定は、専用アプリ「MaestroUnite」から最適な状態に設定を行える。1つのシステム内で複数のサブウーファーを使用する場合、同じ設定をすべてのサブウーファーに同時に反映することも可能だ。

本体(Anthra W10)背面部

Anthra W15は、381mm径のユニットと瞬間最大2500W/連続1400W出力のクラスDアンプを搭載。消費電力は550W、外形寸法は439W×439H×439Dmm、質量は40.3kg。

Anthra W12は、305mm径のユニットと瞬間最大1325W/連続700W出力のクラスDアンプを搭載。消費電力は200W、外形寸法は374W×374H×374Dmm、質量は32.4kg。

Anthra W10は、254mm径のユニットと瞬間最大450W/連続390W出力のクラスDアンプを搭載。消費電力は120W、外形寸法は321W×321H×321Dmm、質量は22.2kg。

周波数下限値はW15、W12が16Hz、W10が17Hz(−6dB)、周波数上限値はいずれのモデルも400Hz(LPF OFF/−6dB)、ローパスフィルターは20 - 200Hz(−3 〜−48dB/Oct ロールオフ調整可)、プリセット3モード(Music/Movie/Impact)とマニュアル設定が可能なカスタムEQ機能を備える。

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