「MODEL M1」のアンプ技術を受け継ぐ

マランツ、4部屋分の2ch再生を一台で担うHEOS搭載・スリム型プリメインアンプ「MODEL M4」

公開日 2024/07/23 17:26 編集部:平山洸太
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
マランツは、“4ゾーン・ディストリビューション・アンプ” 「MODEL M4」を7月26日に発売する。価格は572,000円 (税込)。

「MODEL M4」

1台で4部屋の音楽再生が行えるディストリビューションアンプ。8ch(2ch×4ゾーン)のアンプを搭載するだけでなく、4基のHEOSモジュールを搭載しているため、4部屋でそれぞれ異なる音楽を再生できる。同じ音楽を複数の部屋で再生することも可能だ。高さ106mmのスリムな筐体もアピールする。

アンプには、既存のワイヤレス・ストリーミング・アンプ「MODEL M1」と同じソリューションを用いたという「Class Dパワーアンプ」を搭載。出力は100+100W(8Ω)、125W+125W(4Ω)となる。ブリッジモードを利用することで、より大きな出力を得ることも可能。さらに、本機をパワーアンプとして使えるパワーアンプモードも備える。

8ch分の「Class Dパワーアンプ」を搭載

スマートフォンやタブレットから「HEOSアプリ」を使用することで、Amazon Music HD、AWA、Spotify、SoundCloudなどの音楽ストリーミングサービスやインターネットラジオが再生できる。さらに、ローカルネットワーク上のミュージックサーバー(NAS/PC/Mac等)やUSBメモリーに保存したハイレゾ音源などの再生にも対応する。

内部イメージ

また、32台までのHEOS Built-inデバイスを接続可能。本機の他にもHEOS Built-inデバイスを用意すれば、最大16台のデバイスをグループ化し、同じ音楽を再生することもできる。なお上述の通り、本機には4基のHEOSモジュールを搭載する。このため、本機1台で4台のHEOS Built-inデバイスとしてカウントされるという。

インターフェースは、アナログ入力を4系統、光デジタル入力を2系統、USB-A端子を4系統、サブウーファープリアウトとしても使用可能なプリアウトを4系統、DCトリガー出力を4系統、ネットワーク端子を2系統。光デジタル入力については、リニアPCM(最大192kHz/24bit)とDolby Digital信号をサポートする。加えてネットワーク端子では、ルーターとの接続と最大8台までのMODEL M4のデイジーチェーン接続が行える。

背面端子部

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク