100W×4chの出力を実現

カロッツェリア、MOS FET素子を採用したハイレゾ対応車載用パワーアンプ「GM-D2400」

公開日 2024/10/10 18:58 編集部:松永達矢
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パイオニアは、カロッツェリアブランドより、ハイレゾ音源再生に対応したパワーアンプ「GM-D2400」を11月に発売する。価格はオープンだが税込21,000円前後での実売が予想される。

「GM-D2400」

小型・省電力設計ながらハイスピードなパワー素子「MOS FET」を採用した高効率なハイパワーClass Dアンプの搭載により、100W×4chの出力を実現したパワーアンプ。ハイレゾ音源の再生に対応し、日本オーディオ協会の定めるハイレゾオーディオ認証を取得している。

回路はL/R独立設計で、チャンネルセパレーションを向上。さらに、高性能なオペアンプと直列抵抗成分(ESR)が小さい電解コンデンサーの採用により、S/Nを向上させるとともにダイナミックレンジを拡大。車室内での明瞭な音像定位と広帯域にわたるクリアな音色を実現するとしている。

回路はL/R独立設計を採用

電源部にはトロイダルトランスを採用することで、安定した電源供給を実現。出力段のローパスフィルターには、磁束の漏洩が少ない上質なトロイダルコイルを採用し、不要な歪みの発生を抑制すると説明する。

シャーシは絞り構造を採用し、走行中の車両からの振動の影響を排除する。筐体サイズは181W×38H×64Dmmで、コンソール内などに設置・取付が可能。また、エンジンルームなどへの配線が必要なく、カーナビやカーオーディオの裏からの電源供給を可能にすることで取付時間を大幅に短縮するといった取り回しの良さも備える。

付属の電源コードは、信号伝送時のロスや歪みを低減する高品位なOFCケーブルとなっている。

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