グラスファイバー・シートを特殊シリコンでコーティング

Dr.Feickert Analogue、厚さ0.48mmの薄型・ターンテーブルマット「Magic-mat II」

公開日 2024/10/18 12:20 編集部:岡本雄
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(株)ノアは、独ブランド・Dr.Feickert Analogue(ドクトル・ファイキャルト・アナログ)より、アナログ・ターンテーブルマット「Magic-Mat II」を、10月23日(水)に発売する。価格は26,400円(税込)。

「Magic-mat II」

ガラス繊維とシリコンの複合素材を使用したターンテーブルマット。非常に薄型ため、トーンアームの高さを再調整することなくシステムへそのまま導入する事ができることがメリット。従来モデル「Magic-Mat」の後継モデルで、表面のシリコン・コーティングの厚みとコーティングパターンを刷新したことで、しなやかさと高剛性が得られ、静寂性の向上に繋がっている。より低域のレスポンスと音の力強さが際立つとしていう。なお、本製品の発売に伴い、Magic-Matは生産完了となる。

厚さ0.48mmの薄型で、トーンアームの再調整なしでそのままシステムに導入できる

薄くて強いグラスファイバー・シートの両面を抗菌性の特殊シリコンでコーティングした構造を採用したことにより、プラッターとレコードの回転による共振を抑えることで微細な振動が大幅に低減。スタイラスがレコードを確実にトレースするという。不要な共振による微細なサウンドの歪みを抑え、特に低域のレスポンスと力強さが向上し音楽全体の静寂性と深いサウンドステージを実現するとのこと。

静電気の発生も防ぎ、レコードに付帯した電荷を吸収することで静電気ノイズを低減。レコードに付着したゴミやホコリを強力に吸着・保持し、かけ替え時に次のレコードへゴミが再付着するのを防止すると説明している。

本製品は水洗い可能。洗うことで、粘弾性効果を復活させることができる。製品サイズは、外径φ295mm、厚さ0.48mm、スピンドル取付穴径はφ5mm。

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