トラディショナルなオーディオとストリーミングシステムを融合

Roon、アナログプレーヤーも“Roonで再生できる”パートナープログラム「Roon Ready Relay」発表

公開日 2025/01/15 17:00 筑井真奈
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
Roonは、CDプレーヤーやアナログプレーヤーといった“伝統的”オーディオ機器とRoonを連携するパートナープログラム「Roon Ready Relay」を発表した。トラディショナルなオーディオ機器と最新のストリーミングシステムを統合することができるものだと説明している。

「Roon Ready Relay」プログラムを始動

Roon Ready Relayは、Roon Serverから音源を受け取るRoon Ready製品とは異なり、アナログ出力を含む家庭内のオーディオソースからの音源を、Roonを通じて再生するものだとしている。CDプレーヤーやカセットプレーヤー、アナログプレーヤー、オープンリールデッキなどをRoon Ready Relayとして接続し再生することができる、

デジタルデータもアナログデータも、DSP処理を通じてデジタル変換され、ハイレゾのFLACファイルとして再生することができると説明しており、「ADコンバーター+DSP機能」をRoonと連携させるプログラムと想定される。マルチゾーン再生やグループ再生も可能。Roon Ready Relayによって、レガシーなメディアフォーマットがより自由なものとなり、ひとつの部屋に結びついていた有線のオーディオシステムから、さらに広い活用方法ができるようになるとしている。

Roon Ready Relayを使用することで、アナログ機器のサウンドを、AirPlay、Google Castのほか、スマートフォンやタブレット、PCにインストールされたRoonのコントローラー、Roon Readyデバイスから再生できる。またEQやレンプリングレート変換、OPRA(Open Profiles for Revealing Audio)ヘッドホンチューニングなどを使用することもできるとしている。

Roon Ready Relayは、Roonの先進的なストリーミングシステムと伝統的なオーディオソースを統合したエコシステムを構築するものであり、単に“互換性がある”だけではなく、オーディオシステム全体の価値を高めるものだと説明している。

海外報道では、Victrolaのアナログプレーヤー「Stream Onyx」がRoon Ready Relay対応機になると予告されている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX

本ページからアフィリエイトプログラムによる収益を得ることがあります