HOME > ニュース > ビクターの、新開発・薄型スリムの「DDスピーカー」商品化第1弾 が登場

ビクターの、新開発・薄型スリムの「DDスピーカー」商品化第1弾 が登場

公開日 2001/04/19 18:10
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
●日本ビクター(株)は、先に技術発表した新開発・薄型スリムの「DDスピーカー(DIRECT DRIVE STICK SPEAKER)」採用の商品化第1弾として、コンパクトコンポーネントシステム「FS-SD1000-S」を発売する。
 
本製品の新開発「DDスピーカー」ユニット採用のポール型メインスピーカーは、棒状の強力ネオジウムマグネット採用で実現した全幅30mm×厚さ15mm×長さ135mmの薄型スリム形状と、世界初の2分割ボビン方式の大口径ボイスコイルで振動板全体を直接駆動することにより、定位感を失わず360°の幅広いリスニングエリアを確保。置き場所を選ばず、好きなところで自由に音楽を楽しむという新しいリスニングスタイルを実現する。さらにコンピュータシュミレーション解析により独自開発した凹凸形状の高強度ポリエーテルイミド振動板採用により、可聴帯域を超える90Hz〜30kHzの再生周波数帯域を実現、分割振動を抑えた明快な音像定位を可能にする。

そして内部定在波を抑え自然な音圧バランスを実現する、小口径&円筒形状のメインスピーカー・キャビネットには、高級感のあるアルミ押出し材を採用。そのスピーカーを感じさせないスタイリッシュなデザインは、ハイセンスなインテリアにマッチする。

幅300mm、高さ75mmのコンパクトなセンターユニットには、CD-R/RW再生対応のCDプレーヤーとFM/AMチューナーを装備。トップドアのユニークな動きとライトアップ機能により、音楽空間をおしゃれに演出する。

アンプ内蔵サブウーハーは、エッジワイズ8層巻ボイスコイル採用の大口径17cmウーハーユニットをハイパワー60Wアンプで駆動。躍動感あふれる重低音再生と小音量時の充実した再現力をコンパクトサイズで実現する。

カラフルなミニコンポが主流となっているオーディオ市場でこの手の製品は久々の登場となる。360°の定位、好きなところで音楽を楽しめるというスタイルは、オーディオの新発想。CDシステムとしての製品化が実現したFS-SD1000-Sの動向に注目である。(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックやデータを見る
  • ブランドVICTOR
  • 型番FS-SD1000-S
  • 発売日2001年5月21日
  • 価格\93,000
【SPEC】センター部 <アンプ部>●実用最大出力(EIAJ): 総合30W(スピーカー4Ω) ●消費電力: パワーオン時28W、スタンバイ時1.6W ●入力端子: AUX×1 ●出力端子:AUX×1、光デジタル×1、サブウーハー×1、ヘッドホン×1 <チューナー部>●受信周波数:AM 531kHz〜1,629 kHz、FM 76.0 MHz〜108.0 MHz(TV1〜3ch受信可能) ●最大外形寸法: 300W×75H×215Dmm ●質量:約3.0kg メインスピーカー  ●使用スピーカーユニット: 10.5cm×2.0cm、ダイレクトドライブスティックスピーカー ●最大外形寸法: 125W×315H×125Dmm ●質量: 約0.52kg(1本) サブウーハー ● 実用最大出力(EIAJ): 60W(スピーカー4Ω) ●消費電力: パワーオン時39W、スタンバイ時5.0W ●使用スピーカーユニット: 17.0cm、コーン ●最大外形寸法: 226W×295H×315Dmm ●質量: 約7.7kg