松下、 Bluetooth 対応ターミナルアダプタを開発
「XJ−BTTA128S」は、本体「XJ−BTTA128」と「USBアダプタ XJ-BTU01」のセットで構成されており、BluetoothTM方式によるワイヤレスでのインターネット接続が可能。見通し距離約100mでのワイヤレス通信が可能なため、電話回線の接続ケーブルを気にすることなく宅内の様々な場所でインターネットが楽しめる。
本製品は、BluetoothTM Class1の規格に対応しており見通し距離で約100mまでの通信が可能。モジュラーコンセントの場所に関係なく、宅内の様々な場所でインターネットが楽しめる。BluetoothTMは、ワイヤレスで最大720kbpsまでの通信速度をサポートしており、ワイヤレスでもISDNサービスの最大速度128kbpsが利用できる。また、「スループットBOD機能」によりデータ量に合わせて、64kbpsと128kbpsの通信速度を自動的に切り替えることが可能だ。
BluetoothTMは、2.45GHz帯の無線周波数を利用した無線通信規格で、Bluetooth SIGと呼ばれる業界団体で現在、国際標準化が進められている。身近な電子機器をワイヤレスで接続する方式として通信機器、家電メーカーなど世界の有力メーカー2000社以上が、この団体に参加しており、今後、パソコンや携帯情報端末をはじめとした各種電子機器への搭載が急速に拡大していくものと期待されている。
松下電器は、このようなニーズに基づいて、さまざまな電子機器をワイヤレス接続するものとして、Bluetoothモジュールを開発。今回のターミナルアダプタへの搭載をはじめとして今後、コンパクトフラッシュカードタイプのCFカードやアダプタ、あるいはADSLモデムなど各種の通信機器へ搭載し商品化を図っていくとのことである。(Phile-web編集部)
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トピック
- ブランドPANASONIC
- 型番XJ-BTTA128
- 発売日2001年7月12日
- 価格オープン価格
【SPEC】