<CEATECレポート>東芝はSDカードを使った製品を多数出展
<左>SDメモリーカードの応用形と言える「IOカード」群 <右>アンケートに答えると、抽選で1日1台「GENIO e」が当たる |
SDカードは最近になってかなり大容量のものが市場に現れ、そろそろ本格的に記録メディアとして定着しつつある。色々と特徴のあるSDカードだが、ブルートゥースによる無線通信機能には画期的なモバイル革命をもたらすことが期待される。
展示されているブルートゥースSDメモリカードを使ったPDA「GENIO e」は先日発売されたばかりの製品で、ワイヤレスの利便性を生かしたアクティブな使い方にどれほど市場が注目するのかが気になる。また、さまざまな機能と拡張性を実現するIOカードの試作品もいくつか展示されていて、カメラ、GPS、デジタルオーディオプレイヤーなど、あまりの小ささに目を疑うようであるが、カメラとGPSは来年の商品化がすでに決定しているそうだ。
まだまだ一般ユーザーにはSDカードのメリットがあまりはっきりと見えないのが現状であるが、今後こうした製品が充実してくるにつれ、自然とSDカードの利便性がエンドユーザーにも認知され、浸透して行くことだろう、(伊藤竜太)