【LG電子ジャパン 発表会レポート1】液晶ディスプレイ新製品をひっさげ日本市場に本格参入
<左>LG電子ジャパン(株)代表取締役社長 金 達雄氏 <右>発表の合間には華やかなダンスパフォーマンスも行われた |
発表会では、LG電子ジャパンの代表取締役社長 金達雄氏が挨拶を述べ、同社DTV事業担当常務 李光雨氏によるデジタルテレビ事業の現況発表が行われた。
LG電子ジャパンでは、デジタルTV事業を第3段階に設定。第1段階は「デジタルTVセットのハードウェアを中心とした生産、販売」、第2段階は「デジタルTVのソフトウェアを中心とした機能向上を図り、ネットワークテレビなど高付加価値の製品づくり」、第3段階は「デジタルTVサービスを中心としたコンテンツ開発」、としている。LG電子ジャパンの現状は第1段階をほぼ達成しつつあり、2005年の目標達成時には、全世界で販売台数が390万台、売り上げが$42億、世界シェア15%以上を確保すると予測している。
さらに、 LG電子ジャパン常務取締役営業本部長 金信坤氏によるマーケティング戦略発表では、ブランド・リポジショニングを図った2001年度のマーケティング活動実施報告とともに、2002年度のマーケティング活動方針発表が行われた。2002年度の基本方針はパートナーシップの強化。シングルライフ向け白物家電NEW「CUBEiパッケージ」の展開などプロダクト・リーダシップを図るとともに、全国家電販売店との結びつきを強化していく旨などが強調された。
LG電子ジャパンでは、液晶ディスプレイ新製品の発表に際し、「液晶の戦は日本でやっていく」と明言、液晶ディスプレイの世界ナンバーワン市場を日本と位置付け、積極的に市場参入していくことを明らかにした。(Phile-web編集部)