エプソン、データ用モバイル液晶プロジェクター3機種を発売

左：ELP-73　右：ELP-53

●セイコーエプソン（株）は、同社が新たに開発した高開口率液晶パネルを搭載した、データ用モバイル液晶プロジェクター3機種を発売する。それぞれの型番、価格、発売日は以下の通りとなる。

■「ELP-73」/44万8,000円/2002年11月18日
■「ELP-53」/34万8,000円/2002年11月18日
■「ELP-52」/24万8,000円/2002年10月28日
　
上位機種「ELP-73」と中級機種「ELP-53」は、それぞれ新開発の高開口率0.7型液晶パネルを搭載。XGA液晶パネル搭載の「ELP-73」は1500ANSIルーメン、SVGA液晶パネル搭載の「ELP-53」は1700ANSIルーメンの高輝度を実現した。また、エプソン独自の画像伸縮技術「DAR(Digital Active Resizing)」により、「ELP-73」はUXGA(1600×1200ドット)表示、「ELP-53」はSXGA(1280×1024ドット)表示まで対応可能である。

本機では自動台形歪み補正機能を搭載。映像のタテ方向台形歪みは、プロジェクターを置くだけで本体内部に搭載された傾斜センサーが傾きを感知。ボタンの操作などを必要とせず、設置約1秒後に、自動的に正しい画像に補正してくれる便利な機能だ。また、「カラーリアリティ」による6つの画像モード機能を搭載し、用途に合わせた画像モードを幅広く選択できる。

「ELP-52」では、エプソン独自開発の高開口率マイクロレンズアレイ付き0.5型液晶パネル搭載により、1200ANSIルーメンの高輝度を実現。本機においても使用シーンに応じてモードが選べる6つの画像モード選択機能や、投写距離1.8mで60型大画面を実現する短焦点レンズと、同社独自のデジタルズーム機能の搭載により、最大300型までの投写サイズを選択できる。

（Phile-web編集部）