エプソン、初の超解像技術搭載プロジェクター「EH-TW4500」など発売 -コントラスト比は20万対1
新フラグシップモデル「EH-TW4500」
「EH-TW4500」は11月下旬からの発売を予定しており、価格はオープンだが370,000円前後での販売が予想される。
フルHDで120Hzの倍速駆動表示に対応する「D7 C2Fine」液晶パネルを搭載。液晶プロジェクターとして初めて「超解像技術」を採用した点も大きな特徴となる。
超解像技術には、画像拡大処理によってぼやけた画像の解像度を向上させる1枚超解像技術を採用し、DVDの映像もフルHDのような精細感で楽しめるという。フルHD映像の低解像部分についても滑らかで鮮明な映像に再現することができる。また1フレームの入力画面から演算処理を行うことで、動画のリアルタイム処理を行い、スピーディーな映像もしっかり追従してボケ感の少ない表示を可能としている。
フレーム補間の技術についても、新フレーム補間ICを搭載することにより、映像処理の精度とスピードを向上。残像感を抑えたシャープで美しい動画表示を実現している。
LCDドライバーは12bit駆動。「DEEP BLACKテクノロジー」に最適な光学エンジン「Opti Focus」を搭載しており、形状や制御方法を一新したオートアイリスとの組み合わせにより200,000対1のコントラスト比を実現している。明るさは1,600ルーメン。
ランプの光から高純度の三原色を取り出す「Newエプソンシネマフィルタ」を搭載。映像ソース本来の色に忠実で高品位な色再現を可能にしている。また光学フィルターの特性を活かし、NTSC比で115%の広色域再現力を持たせている。映像処理回路にはSilicon Optix社のHQV Reon-VXを搭載。
映像調整の機能としては、独自のカラーマネジメント「Color Reality III」を採用する。基本の色補正に加え、映像の種類に合わせた高精細な色調整を実現。RGBCMYの6軸カラー調整のほか、投映している映像やガンマ調整グラフを見ながらイコライズできるカスタムガンマ調整、肌色調整、アドバンストシャープネス、色温度調整などを搭載する。またユーザーが調整した後の映像をネーミングして保存する機能も設けている。
カラーモードはダイナミック/リビング/ナチュラル/シアター/シアターブラック1・2/x.v.Colorの各モードを搭載。
HDMI端子は2系統を備える。上下左右レンズシフトに対応する2.1倍マニュアルズームフォーカスレンズを搭載。22dB(エコモード時)の静音設計も実現する。本体色はブラック。
フルHD対応スタンダードモデル「EH-TW3500」
「EH-TW3500」は10月29日からの発売を予定しており、価格はオープンだが250,000円前後での販売が見込まれる。
フルHD対応の「D7」液晶パネルと高性能ランプ「E-TROL」の組み合わせにより、1,800ルーメンの高輝度を実現。新オートアイリスを装備し、36,000対1の高コントラストとしている。
本機にも独自のカラーマネジメント「Color Reality III」が搭載されており、基本の色補正に加えて映像の種類に合わせた高精細な色調整ができる。カラーモードはダイナミック/リビング/ナチュラル/シアター/シアターブラック1・2/x.v.Colorの各モードを搭載。HDMI端子は2系統を備え、上下左右レンズシフトに対応する2.1倍マニュアルズームフォーカスレンズを搭載。エコモード時の騒音レベルは22dB。本体色はホワイト。
【問い合わせ先】
エプソン
液晶プロジェクター インフォメーションセンター
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