HOME > ニュース > デノン、AVアンプのニュー・フラグシップ「AVC-A1XV」を発表

デノン、AVアンプのニュー・フラグシップ「AVC-A1XV」を発表

公開日 2004/10/07 20:03
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

DENONのAVアンプフラグシップモデル「AVC-A1XV」
●(株)デノンは同社のAVアンプの新たなフラグシップモデルとなる「AVC-A1XV」を11月上旬に発売する。価格は税込で693,000円。デノンの全AVアンプに共通する思想である「コンテンツ製作者の意図をありのままに再現」させるため、多くの新技術・回路・機能が搭載されている。筐体カラーにはプレミアムシルバーが採用された。本機の特徴となるポイントを下記に上げていこう。

処理能力の飛躍的な向上を実現した「New D.D.S.C.デジタル」回路をさらに改良した高音質サラウンド再生回路を搭載。心臓部部のデバイスには、新たに採用した最新型32ビットフローティングポイントDSPを採用。ほかにも新開発のアドバンスドAL24プロセッシングの採用、16回路分8個の192kHz/24bit高性能DAC搭載などが実現されている。A/Dコンバーターは192kHz/24bitクオリティーの高性能デバイスを採用している。これらデジタルデバイスを制御しながら高速信号処理を行う大容量FPGAを採用するなど、全てが大幅にブラッシュアップされている。

各チャンネルに170Wの大出力を実現した、マルチユース対応の10チャンネルパワーアンプを搭載。それぞれのパワーアンプを効率的に活用して、様々なリスニング環境が実現できるパワーアンプアサイン機能を採用しているので、例えば「1ルームで迫力の9.1ch環境」「5.1ch環境を二つの部屋で」「7.1chの環境+2.1chの環境」など、10個のスピーカー端子をお好みで自在に割り振ることができる。サラウンドフォーマットはDolby Pro Logic IIx、DTS 96/24をはじめ、最新のフォーマットにフル対応する。

PCM信号の入力時に対しては、D/A変換処理にDENON独自のアナログ波形再現技術である「アドバンスド AL24プロセッシング」を搭載し、2ch再生時にも高音質再生が楽しめる。

本機に付属する高性能マイクを使って、スピーカーの基本設定を行う「オートセットアップ」、リスニングルームの周波数特性を最適化する「ルームEQ」機能が活用できる機能も搭載され、最適なホームシアター環境を実現する。

高画質を実現する新開発の映像回路には最新のHDMI/DVIセレクター機能と、D5対応コンポーネントビデオセレクター機能を搭載。

ビデオ信号処理部にはI/P変換機能を内蔵。ファロージャDCDi処理により、ジャギーの補正と高品位でスムーズな画像を実現する。またI/Pコンバーターからの高品位ビデオ信号を活かすため、高速・高性能の216MHz/12bitのビデオDACが採用されている。ほかにもSビデオとコンポジットビデオのアップダウンコンバート機能などを装備する。

本機では3系統のHDMI入力と1系統のDVI入力を搭載する。出力もそれぞれ1系統ずつ装備し、両インターフェイスを切り換えて出力することもできる。HDMIではマルチチャンネルオーディオのデジタル入力も可能だ。

ほかにもDENON LINKやIEEE1394など、高速なデジタルオーディオ伝送を実現するインターフェイスをはじめ、ルームコントロールに対応するイーサーネット端子、RS-232C端子などを搭載した。映像系はコンポーネントビデオに4組のD5対応端子と1組のBNC、マルチゾーン対応のコンポーネントビデオ出力も1組備える。

【問い合わせ先】
(株)デノン 宣伝部
TEL/03-6731-5540
※上記電話番号は2004年10月12日より有効

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ブランドDENON
  • 型番AVC-A1XV
  • 発売日2004年11月上旬
  • 価格\693,000(税込)
【SPEC】●実用最大出力:各チャンネル 275W ●定格出力:各チャンネル 170W(8Ω) ●外径寸法:434W×280H×505Dmm ●質量:44kg