[CEATEC2005:松下電器産業] VIERAを全面展開/ノートPC用のスリムBDドライブも
松下電器産業は、薄型テレビ「VIERA」を強力に打ち出したブース構成。65V型のフルHDモデル「TH-65PX500」を中心に全モデルを展示し、さらに新開発した50V型のフルHD PDPを展示する。
50V型のフルHD PDPは、「世界最小のフルHDパネル」として紹介している(ニュースリリース)。65V型で開発したパネル高開口率化技術や高速駆動技術に加え、リブや蛍光体の微細形成技術を確立し、さらに安定した発光を得る駆動回路を導入することで、現行パネル並の開口率を確保し、微細化と現行製品並みの高輝度とを両立したという。コントラスト比は3000対1。
ディスプレイ関連の展示では、プラズマテレビの優位性を再アピールするものが多く、動画応答性や視野角の比較デモなどを見ることができる。比較の対象として、他社モデルではなく、同社製液晶テレビの前年モデルを使っている。また、VIERAの発表会などで同社が繰り返し強調している、「リビング程度の明るさでは液晶よりPDPの方が鮮明に表示できる」という主張は、専用のデモルームで画質比較が行われるなど力の入ったプレゼンテーションが行われている。
さらに、65V型プラズマテレビ「TH-65PX500」や液晶プロジェクター「TH-AE900」、5.1chホームシアターシステムなどを組み合わせたリビングシアターも大々的に展示し、シアターのトータル提案に力を入れているのも今年の特徴だ。
技術開発では、サイズを1/8、消費電力を1/2にした地上デジタルチューナーや、ワンセグ対応のポータブルDVDプレーヤーや携帯電話などを展示。さらに、家庭内の電力線を使って高速データ伝送を行う「HD-PLC」も強く訴求している。
Blu-ray関連では、既発売のBDレコーダー「DMR-E700BD」と外観がそっくりなBDプレーヤーを展示。25/50GBのBD-ROM、BD-MV ver1.0が再生でき、DVDやCDにも対応する。
PC用のBDドライブは、デスクトップ用のトレイローディング対応ハーフハイトモデルに加え、ノートPC用のスリムスロットローディングタイプも展示。デスクトップ用はBD-RE/-Rの2倍記録が行え、ノートPC用は等倍記録のみの対応となる。
これまでBD用のピックアップユニットは大型で、ノートPCに載せる薄型ドライブには搭載できなかったが、今回小型のピックアップを新開発したことで、スリムドライブが実現した。すでに実際の記録・再生が行える段階で、年内のサンプル出荷開始を目指しているという。
(Phile-web編集部)
ceatec2005
50V型のフルHD PDPは、「世界最小のフルHDパネル」として紹介している(ニュースリリース)。65V型で開発したパネル高開口率化技術や高速駆動技術に加え、リブや蛍光体の微細形成技術を確立し、さらに安定した発光を得る駆動回路を導入することで、現行パネル並の開口率を確保し、微細化と現行製品並みの高輝度とを両立したという。コントラスト比は3000対1。
ディスプレイ関連の展示では、プラズマテレビの優位性を再アピールするものが多く、動画応答性や視野角の比較デモなどを見ることができる。比較の対象として、他社モデルではなく、同社製液晶テレビの前年モデルを使っている。また、VIERAの発表会などで同社が繰り返し強調している、「リビング程度の明るさでは液晶よりPDPの方が鮮明に表示できる」という主張は、専用のデモルームで画質比較が行われるなど力の入ったプレゼンテーションが行われている。
さらに、65V型プラズマテレビ「TH-65PX500」や液晶プロジェクター「TH-AE900」、5.1chホームシアターシステムなどを組み合わせたリビングシアターも大々的に展示し、シアターのトータル提案に力を入れているのも今年の特徴だ。
技術開発では、サイズを1/8、消費電力を1/2にした地上デジタルチューナーや、ワンセグ対応のポータブルDVDプレーヤーや携帯電話などを展示。さらに、家庭内の電力線を使って高速データ伝送を行う「HD-PLC」も強く訴求している。
Blu-ray関連では、既発売のBDレコーダー「DMR-E700BD」と外観がそっくりなBDプレーヤーを展示。25/50GBのBD-ROM、BD-MV ver1.0が再生でき、DVDやCDにも対応する。
PC用のBDドライブは、デスクトップ用のトレイローディング対応ハーフハイトモデルに加え、ノートPC用のスリムスロットローディングタイプも展示。デスクトップ用はBD-RE/-Rの2倍記録が行え、ノートPC用は等倍記録のみの対応となる。
これまでBD用のピックアップユニットは大型で、ノートPCに載せる薄型ドライブには搭載できなかったが、今回小型のピックアップを新開発したことで、スリムドライブが実現した。すでに実際の記録・再生が行える段階で、年内のサンプル出荷開始を目指しているという。
(Phile-web編集部)
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