パナソニック、BDプレーヤー搭載ポータブル地デジテレビ「DMP-BV100」を発売
世界で初めてBD/DVDプレーヤーを本体に内蔵したポータブル地上デジタルテレビ。液晶ディスプレイは8.9型のα-Si TFT ワイド液晶で、解像度は1,024×600ピクセル。外形寸法は256W×202H×58.7Dmm、質量は約1,740g(バッテリーパック含む)。
■BD-Liveにも対応、BDプレーヤーとしても使用できる
BD再生機能では、BD-VideoやBD-R/-REの再生に対応することはもちろん、インタラクティブ機能「BD-Live」にも対応。LAN端子を介してブロードバンドに接続することで、追加コンテンツや字幕、壁紙のダウンロードなどが楽しめる。なお、DVDに記録したAVCREC動画も再生が可能。
また、本体にHDMI出力端子を備えているため、ほかのテレビに接続してBD/DVDプレーヤーとしても使用できる。地上デジタルテレビの信号もHDMIから出力が可能。HDMIではビエラリンクにも対応しており、VIERAのリモコンで再生操作ができるほか、対応のVIERAでは、ビエラリンクメニューから「プレーヤーを操作する」という項目を選択することで、本機のスタート画面を表示させることが可能。なおHDMI出力は1080i/720p/480pのみで、1080p出力は行えない。
さらに、パナソニックハリウッド研究所(PHL)で培った高精度色信号処理技術を応用した「リアルクロマプロセッサ」も搭載し、4:2:0→4:2:2の色垂直アップサンプル処理については、高精度マルチタップ処理によって、垂直方向の色の切れを向上。また、 4:2:2→4:4:4の色水平アップサンプル処理についても、左右1画素ずつの情報のみを参照するのではなく、マルチタップ処理化することで水平解像度を高めている。
■4ダイバーシティアンテナ搭載で地デジ受信感度を向上
地上デジタル放送は、12セグとワンセグの両方に対応。12セグの受信感度が悪い場合は、自動的にワンセグに切り替える。なお、ワンセグのデータ放送受信には非対応。また、トランスモジュレーション方式、周波数変換パススルー方式のCATVにも対応していない。
4ダイバーシティアンテナを内蔵して受信感度を高めたほか、外部アンテナ入力も搭載。家庭内での使用で受信感度が悪いときなどは、アンテナケーブルを接続して安定した受信を行うこともできる。
電源は付属のバッテリーパック、またはACアダプターを使用する。バッテリーパックで、液晶画面の明るさを「-5」に設定し、ヘッドホンを使用した場合、地上デジタルの受信やBDビデオ再生を約2時間30分行える。明るさを「0」にした場合の連続再生時間は約2時間15分。なお、バッテリーの充電時間は約7時間となる。
そのほか、SDメモリーカードスロットも装備。静止画再生機能では、CDの音楽機能と組み合わせて、様々なエフェクト効果でスライドショーを再生でき、デジタルフォトフレームとしても使用可能。また、SDメモリーカード内のAVCHD/AVCHD Lite動画の再生にも対応している。
ネットワーク機能では、DLNAに対応。LANで対応機器やDIGAに接続することで、対応機器内のコンテンツや録画番組を本機で再生することが可能。なお、同機能に対応しているDIGAはDMR-BW730/750/830/850/930/950。さらにYouTube再生機能も備えている。
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