HOME > ニュース > 佐藤和俊の「NAB 2006」現地レポート(1)

佐藤和俊の「NAB 2006」現地レポート(1)

公開日 2006/04/25 18:06
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
今年も恒例のNABの季節がやってきた。ラスベガスコンベンションセンターで日本時間の今日、現地時間 24日から27日まで「NAB2006」が開催されている(カンファレンスは22日から27日まで)。

筆者は、まだ所用のためLAに滞在しているが、これから現地に向かうところ。今年のテーマは「Immediate Future」である。日本の未来メディア地図を予測するかのような言葉だ。

ジェームスキャメロンも講演  (C)National Association of Broadcasters. All Rights Reserved.

HD-Radioに関する展示も多い (C)National Association of Broadcasters. All Rights Reserved.

会場の様子  (C)National Association of Broadcasters. All Rights Reserved.

日曜には、ポスプロ向けセミナーで、ジェームスキャメロンも講演するなど、注目すべきワークセッションも数多い。NAB President and CEOのMr.David K. Rehr がオープニングにあたり寄せたメッセージの中で、とりわけ目立ったのがiPodとデジタルラジオに関するコメントだ。

米国のラジオ産業の権益の大きさを物語るもので、もはやサテライトラジオなど目に入ってはおらず、「視聴者はデジタル情報革命の中で、必ずや、放送側の配信手段からの情報を選択するだろう」というコメントに、Podcastingへの強い意識が伺える。HD-Radioという言葉にも初めて接した筆者。読者の皆様ならおわかりかもしれないが。とにかく、現地レポートのネタができた。

NHKコンソーシアムでのスーパーハイビジョンネタも楽しみにしていてください。まずは、NABの公式写真でその雰囲気をどうぞ!

(放送アナリスト・佐藤和俊)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE