WPC TOKYO 2006開幕レポート(2) − 次世代光ディスク関連&プロジェクターの注目機器
10月18日から4日間に渡り東京ビッグサイトで「WPC TOKYO 2006」が開催される。東芝からはPC用HD DVDドライブの新製品が参考出展された。エプソンはプロジェクター「EMP-TW700」「EMP-TWD3」のデモを行っている。
■東芝はHD DVD-Rドライブ内蔵ノートPCの試作機を展示
東芝はノートPC“Qosmio”シリーズのHD DVDドライブ搭載モデルによる、HD DVD-ROM再生をブースの各所で行い、次世代光ディスクの魅力を積極的にアピールしている。
HD DVD書込対応ドライブの試作機も多数出展された。「SD-L902A」は先日同社より広報発表もあった(関連記事)、12.7mmの薄さを実現したノートPC用記録型ドライブ。片面1層/2層のHD DVD-Rディスクの記録・再生が可能だ。今回は本製品を搭載したノートPC“Qosmio G30”の試作機も展示されている。商品化にあたっては「デジタルチューナー搭載モデルもラインナップされる。HD DVDへの書込アプリケーションについては自社開発のものを採用する予定(展示説明員)」であるという。
その他にも先日のCEATEC JAPANで出展された(関連記事)本体厚9.5mmのノートPC用ドライブ「SD-U913」と、スロットロードタイプの「SD-T913A」は、HD DVD-RWの規格確定に合わせて書換型ディスクへの対応も予定している。同様にCEATEC JAPAN会場にも出展された外付けタイプのHD DVD-ROMドライブも参考出品された。
東芝のブースでは、試作機を含む同社のDLNA対応機器による、HDコンテンツの家庭内ネットワークのデモや、ホームシアター用DLPプロジェクター新製品「TDP-ET20(J)」の投写デモを行っている。
「TDP-ET20(J)」は、5.1chのサラウンド対応スピーカーと、スロットローディング方式のDVDプレーヤーを本体に内蔵した一体型プロジェクター。1.3mで100インチの画面を実現できる超短焦点投写も実現している。本体にはHDMI端子も搭載。本機は北米地域では今月より販売を開始しているが、日本国内については「11月上旬より、当社提携店など販売ルートを限定するかたちで開始したい(展示説明員)」という。価格はオープンだが、20万円前後での販売が予想される。
■エプソンはプロジェクター新製品「EMP-TW700」「EMP-TWD3」のデモを実施
エプソンは液晶プロジェクター“dreamio”シリーズの新製品「EMP-TW700」「EMP-TWD3」の投写デモを行っている。先日発表されたばかりのフルHD対応機「EMP-TW1000」(関連記事)も、デモこそ行っていないものの、実機の展示には大勢の来場者が足を止め注目していた。
DVD一体型プロジェクター「EMP-TWD3」のデモでは、本体に新しく搭載したPC入力(D-Sub15ピン)の使い方提案も行っている。今回はXbox360をつないでゲームが楽しめるコーナーと、ノートPCをつないでホームシアターが楽しめるコーナーの2つが設けられている。
またマルチメディア・ストレージビュワーの新製品「P-5000」、「P-2500」のタッチ&トライコーナーも設けられている。それぞれ携帯機器向け液晶で世界初のAdobe RGB対応を実現し、高精度なデジタル画像再生を実現しているほか、動画や音楽の再生にも対応する点が特徴となる。いずれも価格はオープンだが、80GBのHDDを内蔵する「P-5000」は7万円弱、40GBのHDDを内蔵する「P-2500」は55,000円前後での販売が予想される。
■NECのBD記録型ドライブ内蔵PC − NECビューテクは多彩なビジネスプロジェクターを出展
NECのブースでは今秋冬に発売されるPCの新製品が一堂に紹介されている。VALUESTAR Xシリーズの「VX780/GD」はCPUの冷却に水冷システムを採用した静音PC。BD-ROMの再生に対応するほか、BD-R/REへの記録も可能だ。「VW790/GG」は地上デジタルチューナーを内蔵し、BD-R/REへの記録にも対応する一体型デスクトップPC。ディスプレイサイズも32インチ、20インチ、17インチから選ぶことができる。
モバイルマルチメディアプレーヤー“VoToL”「PK-M300」は、動画・音楽の再生デモの他に、語学学習サービスをインターネットより提供する「Language Channel」のサービスと組み合わせた楽しみ方を紹介するコーナーも設けている。
NECビューテクノロジーのブースは、同社の各種ビジネスプロジェクターを展示する。「LT-35J」は本体質量2kgのコンパクトなDLPプロジェクター。3,000ルーメンの明るさを実現したほか、赤外線センサーを応用したオートフォーカス機能、自動台形補正機能を搭載する。
「WT615」はミラー投写型の短焦点プロジェクター。26cmの投写距離で60型の画面を実現する。本機から投写された画面に、専用電子ペンを使って自由に書き込みができる電子ボード機能も本機ならではの特徴だ。この他にも幾何学歪み補正機能を搭載し、曲面や角を持つ壁面にも投写が可能なプロジェクター「NP2000J」などが出展されている。
(Phile-web編集部)
■東芝はHD DVD-Rドライブ内蔵ノートPCの試作機を展示
東芝はノートPC“Qosmio”シリーズのHD DVDドライブ搭載モデルによる、HD DVD-ROM再生をブースの各所で行い、次世代光ディスクの魅力を積極的にアピールしている。
HD DVD書込対応ドライブの試作機も多数出展された。「SD-L902A」は先日同社より広報発表もあった(関連記事)、12.7mmの薄さを実現したノートPC用記録型ドライブ。片面1層/2層のHD DVD-Rディスクの記録・再生が可能だ。今回は本製品を搭載したノートPC“Qosmio G30”の試作機も展示されている。商品化にあたっては「デジタルチューナー搭載モデルもラインナップされる。HD DVDへの書込アプリケーションについては自社開発のものを採用する予定(展示説明員)」であるという。
その他にも先日のCEATEC JAPANで出展された(関連記事)本体厚9.5mmのノートPC用ドライブ「SD-U913」と、スロットロードタイプの「SD-T913A」は、HD DVD-RWの規格確定に合わせて書換型ディスクへの対応も予定している。同様にCEATEC JAPAN会場にも出展された外付けタイプのHD DVD-ROMドライブも参考出品された。
東芝のブースでは、試作機を含む同社のDLNA対応機器による、HDコンテンツの家庭内ネットワークのデモや、ホームシアター用DLPプロジェクター新製品「TDP-ET20(J)」の投写デモを行っている。
「TDP-ET20(J)」は、5.1chのサラウンド対応スピーカーと、スロットローディング方式のDVDプレーヤーを本体に内蔵した一体型プロジェクター。1.3mで100インチの画面を実現できる超短焦点投写も実現している。本体にはHDMI端子も搭載。本機は北米地域では今月より販売を開始しているが、日本国内については「11月上旬より、当社提携店など販売ルートを限定するかたちで開始したい(展示説明員)」という。価格はオープンだが、20万円前後での販売が予想される。
■エプソンはプロジェクター新製品「EMP-TW700」「EMP-TWD3」のデモを実施
エプソンは液晶プロジェクター“dreamio”シリーズの新製品「EMP-TW700」「EMP-TWD3」の投写デモを行っている。先日発表されたばかりのフルHD対応機「EMP-TW1000」(関連記事)も、デモこそ行っていないものの、実機の展示には大勢の来場者が足を止め注目していた。
DVD一体型プロジェクター「EMP-TWD3」のデモでは、本体に新しく搭載したPC入力(D-Sub15ピン)の使い方提案も行っている。今回はXbox360をつないでゲームが楽しめるコーナーと、ノートPCをつないでホームシアターが楽しめるコーナーの2つが設けられている。
またマルチメディア・ストレージビュワーの新製品「P-5000」、「P-2500」のタッチ&トライコーナーも設けられている。それぞれ携帯機器向け液晶で世界初のAdobe RGB対応を実現し、高精度なデジタル画像再生を実現しているほか、動画や音楽の再生にも対応する点が特徴となる。いずれも価格はオープンだが、80GBのHDDを内蔵する「P-5000」は7万円弱、40GBのHDDを内蔵する「P-2500」は55,000円前後での販売が予想される。
■NECのBD記録型ドライブ内蔵PC − NECビューテクは多彩なビジネスプロジェクターを出展
NECのブースでは今秋冬に発売されるPCの新製品が一堂に紹介されている。VALUESTAR Xシリーズの「VX780/GD」はCPUの冷却に水冷システムを採用した静音PC。BD-ROMの再生に対応するほか、BD-R/REへの記録も可能だ。「VW790/GG」は地上デジタルチューナーを内蔵し、BD-R/REへの記録にも対応する一体型デスクトップPC。ディスプレイサイズも32インチ、20インチ、17インチから選ぶことができる。
モバイルマルチメディアプレーヤー“VoToL”「PK-M300」は、動画・音楽の再生デモの他に、語学学習サービスをインターネットより提供する「Language Channel」のサービスと組み合わせた楽しみ方を紹介するコーナーも設けている。
NECビューテクノロジーのブースは、同社の各種ビジネスプロジェクターを展示する。「LT-35J」は本体質量2kgのコンパクトなDLPプロジェクター。3,000ルーメンの明るさを実現したほか、赤外線センサーを応用したオートフォーカス機能、自動台形補正機能を搭載する。
「WT615」はミラー投写型の短焦点プロジェクター。26cmの投写距離で60型の画面を実現する。本機から投写された画面に、専用電子ペンを使って自由に書き込みができる電子ボード機能も本機ならではの特徴だ。この他にも幾何学歪み補正機能を搭載し、曲面や角を持つ壁面にも投写が可能なプロジェクター「NP2000J」などが出展されている。
(Phile-web編集部)