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KEF JAPAN、5chスピーカー内蔵の新発想フロントサラウンド「Five-Two」シリーズ

公開日 2006/12/01 18:36
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KEF JAPANは、英KEFのフロントサラウンド新シリーズ「Five-Two」を11月末に発売する。

ラインナップは、5チャンネル11ドライバーの「Model 11」(262,500円/ペア)と、5チャンネル7ドライバーの「Model 7」(149,100円/ペア)の2製品。それぞれ、本体色にピアノブラックとシルバーの2色を用意する。

Model 11(シルバー)

Model 11(ブラック)

ほかに、Model 7専用のフロアスタンド「Stand for Model 7」(49,980円/税込)、壁掛けブラケット「Bracket for Model 7」(9,975円/税込)も発売される。

Model 7(専用フロアスタンド装着時)

Model 7(左)とModel 11(右)

Five-Twoは、5チャンネル分のスピーカーをフロントスピーカーに搭載した、新発想のフロントサラウンドシステム。2本のスピーカーは、それぞれ独立したフロント/センター/リアスピーカーを内蔵している。


サラウンド再生の概念図
センターチャンネルは、最上段のユニットから出力。左右のセンターチャンネルを掛け合わせて、真ん中に定位させる。リアチャンネルは、スピーカー外側に装備した平面スピーカーから出力するもので、KIT100などと似た方式となっている。

使用しているユニットはModel 11/7とも共通。センター/フロントはUniQ(75mmLF/15mmHF)、リアは前述の通りフラットパネルスピーカーとなっている。再生周波数帯域はModel 11が90Hz〜30kHz、Model 7が100Hz〜30kHz。

サラウンドデコード機能などは装備しない、純然たるスピーカーなので、サラウンド再生にはAVアンプなどが別途必要。接続は付属の5m+5mのマルチスピーカーケーブルを使用する。アンプのフロントスピーカー端子、センタースピーカー端子(左右をパラ接続)、リアスピーカー端子につなげばセッティングは完了する。このほか、「HTB2」などのサブウーファーをAVアンプに接続すれば、5.1チャンネルサラウンド環境が完成する。

KEF JAPANでは、「大画面薄型テレビと組み合わせればスマートに本格サラウンドシステムが構築できる」と本シリーズの魅力をアピールしている。

【問い合わせ先】
KEF JAPAN
TEL/042-388-2030

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドKEF
  • 型番Model 11
  • 発売日2006年11月末
  • 価格¥262,500(税込・ペア)
【SPEC】●ドライバーユニット:11個 ●センタースピーカー:UniQ(75mmLF/15mmHF) ●フロントスピーカー:4×75mm LF ●リアスピーカー:2×フラットパネルスピーカー ●再生周波数帯域:90Hz〜30kHz ●感度:87dB ●インピーダンス:8Ω ●外形寸法:210W×1020H×230Dmm ●質量:11.3kg