<CES2007:フジフイルム>色素型のブルーレイディスクを開発
フジフイルムは展示ブースにて、新たなBDメディアを開発中であることをイメージパネルを使用して明らかにしている。
開発中のBDメディアは、色素を使用した製品となる模様だ。色素型ディスク形式によるメリットとは、超高回転ディスクに極めて短時間でデータを記録する場合においても、レーザー照射による分解熱が小さく、熱干渉によるデータの記録/読み取りエラーの発生を極限まで抑えることができる。また、安定した分子構造設計により、高温、高湿度環境下でも熱エネルギーや水分からの悪影響を受けにくいという利点も合わせ持っている。DVDメディアの色素技術で信頼性の高い同社のこの新たな取り組みは、BDの普及にさらなる期待が持てる嬉しいニュースと言えそうだ。
現在のところ、BDメディアは最大で2倍速の記録が可能であるが、今回、フジルイルムが開発をアナウンスしている色素型のBDメディアが登場すれば、大容量データ記録やハイビジョン録画において、書き込み速度や記録精度の向上など、ブルーレイディスクの使い勝手が飛躍的に向上することは間違いない。
2007年の幕開けとともに、ブルーレイディスクの普及に欠かせないディスクが生まれようとしている。
(AV REVIEW編集部・立原)
ces2007
開発中のBDメディアは、色素を使用した製品となる模様だ。色素型ディスク形式によるメリットとは、超高回転ディスクに極めて短時間でデータを記録する場合においても、レーザー照射による分解熱が小さく、熱干渉によるデータの記録/読み取りエラーの発生を極限まで抑えることができる。また、安定した分子構造設計により、高温、高湿度環境下でも熱エネルギーや水分からの悪影響を受けにくいという利点も合わせ持っている。DVDメディアの色素技術で信頼性の高い同社のこの新たな取り組みは、BDの普及にさらなる期待が持てる嬉しいニュースと言えそうだ。
現在のところ、BDメディアは最大で2倍速の記録が可能であるが、今回、フジルイルムが開発をアナウンスしている色素型のBDメディアが登場すれば、大容量データ記録やハイビジョン録画において、書き込み速度や記録精度の向上など、ブルーレイディスクの使い勝手が飛躍的に向上することは間違いない。
2007年の幕開けとともに、ブルーレイディスクの普及に欠かせないディスクが生まれようとしている。
(AV REVIEW編集部・立原)
ces2007