東芝、ノートPC秋冬モデルでHD DVD搭載機を拡充 − レグザリンクや地デジW録にも対応
(株)東芝は、ノートPCの2007年秋冬モデルを発表した。HD DVD対応機をスタンダードシリーズの“dynabook”にも拡大したほか、上位機の“Qosmio”シリーズには地デジのW録機能を初めて採用している。
今回発表されたラインナップは、“Qosmio”「G40」「F40」シリーズの全5モデルと、“dynabook”「AX」「TX」「CX」シリーズの全9モデル。既に発表されているモバイルノート“dynabook”「SS RX1」シリーズのラインアップとともに、この秋冬の東芝ノートPC主力商品として展開される。今回発表されたラインナップから、AV機能に注力した代表的なモデルの特徴を紹介していこう。
■“Qosmio”G40シリーズ「G40/97D」/2007年8月下旬発売/¥OPEN(予想実売価格400,000円前後)
“Qosmio”シリーズのフラグシップモデル。CPUはインテル Core 2 DuoプロセッサーT7300(2GHz)を採用。画面サイズは1,920×1,080画素のフルHD対応17型WUXGA。OSはWindows Vista Home Premiumを採用する。
DVDスーパーマルチ機能を併せ持つHD DVD-Rドライブが搭載され、HD DVD-R(片面1層・2層)のほか、DVD-RAM、DVD±RW、DVD±R(片面1層・2層)やCD-R/RWへの書き込みに対応する。
また、同社のノートPCとして初めて2基の地上デジタルチューナーを搭載し、地上デジタル放送の2番組同時録画が可能になったことも注目すべきポイントだ。
さらに、HDMI-CEC機能が採用され、同社の液晶テレビ“REGZA”シリーズとのHDMI接続による連動操作を可能にする“レグザリンク”に同社のノートPCとして初めて対応した。テレビのリモコンを使ってPCのHDDに保存してある番組を再生したり、HD DVDのタイトルを再生することなどができる。PC上のコンテンツ再生時には、自動画質調整や自動Just Scan設定も行える。またPC側からもテレビの自動電源ONやテレビの入力切り替え操作、PC音声の自動出力などが操作できる。なお、本機能を使用するには、REGZAも“レグザリンク”に対応している必要がある。
また同社製HD DVDレコーダー“VARDIA”「RD-A600/A300」との連係機能も強化され、同一ホームネットワーク上のVARDIAとLANケーブルで接続することで、レコーダーに録画したデジタル放送の番組をQosmioで視聴できる「Soft DMA機能」も採用された。DMS(Digital Media Server)機能を搭載するホームネットワーク上のPC内のコンテンツもQosmioから再生できる。
高音質へのこだわりとしては、harman/kardon製スピーカーを4基を本体に搭載する。その他、DVDの5.1ch音源のようにダイナミックレンジの広い音源をPCのステレオスピーカーでも聴きやすいように再生できるWaves Audio社の「Maxx Audio」の技術も採用されている。
■“Qosmio”F40シリーズ/2007年8月下旬発売
“Qosimo”シリーズのスタンダードモデルとなる「F40」シリーズにもHD DVD-Rドライブを搭載する「F40/88DBL」がラインナップされた。価格はオープンだが、300,000円前後で販売される見込みだ。
CPUはインテル Core 2 DuoプロセッサーT7100(1.80GHz)を採用。画面サイズは1,280×800画素の15.4型WXGA。OSはWindows Vista Home Premiumを搭載する。
HD DVD-RドライブはDVDスーパーマルチ記録に対応し、HD DVD-R(片面1層・2層)、DVD-RAM、DVD±RW、DVD±R(片面1層・2層)やCD-R/RWへの書き込みに対応する。なお、他の「F40」シリーズはHD DVDの記録・再生には対応しないが、プリンターを使わずにドライブのレーザーを利用してディスクレーベル面への印刷ができる「Labelflash」対応のDVDスーパーマルチ対応ドライブを採用している。
地上デジタルチューナーはダブルで搭載。harman/kardon製のスピーカーの採用による高音質化も図られている。
■“dynabook”TXシリーズ/2007年8月下旬発売
同社ノートPCのスタンダードシリーズとなる“dynabook”にも、今回「TX」シリーズの最上位機種となる「TX/68D」に初めてHD DVD-ROMドライブが採用された。価格はオープンだが、22万円台半ばでの販売が予想される。HD DVDタイトルが気軽に楽しめるノートPCとして訴求する。
CPUはインテル Core 2 DuoプロセッサーT7100(1.80GHz)を採用。画面サイズは1,280×800画素の15.4型WXGA。OSはWindows Vista Home Premiumを初期搭載する。
5.1chのサラウンドコンテンツをPCでも高品位に楽しめるよう、「ドルビーサウンドルーム」に対応。ドルビーヘッドホン、ドルビープロロジックII、2つのスピーカーだけで5.1chサラウンドが楽しめるドルビーバーチャルスピーカー機能などが採用され、HD DVDやDVDなどのタイトルに収録されているサラウンドコンテンツが手軽かつ高音質に楽しめる。harman/kardon製スピーカーも搭載されている。
【問い合わせ先】
東芝PC安心サポート
TEL/0120-97-1048
(Phile-web編集部)
今回発表されたラインナップは、“Qosmio”「G40」「F40」シリーズの全5モデルと、“dynabook”「AX」「TX」「CX」シリーズの全9モデル。既に発表されているモバイルノート“dynabook”「SS RX1」シリーズのラインアップとともに、この秋冬の東芝ノートPC主力商品として展開される。今回発表されたラインナップから、AV機能に注力した代表的なモデルの特徴を紹介していこう。
■“Qosmio”G40シリーズ「G40/97D」/2007年8月下旬発売/¥OPEN(予想実売価格400,000円前後)
“Qosmio”シリーズのフラグシップモデル。CPUはインテル Core 2 DuoプロセッサーT7300(2GHz)を採用。画面サイズは1,920×1,080画素のフルHD対応17型WUXGA。OSはWindows Vista Home Premiumを採用する。
DVDスーパーマルチ機能を併せ持つHD DVD-Rドライブが搭載され、HD DVD-R(片面1層・2層)のほか、DVD-RAM、DVD±RW、DVD±R(片面1層・2層)やCD-R/RWへの書き込みに対応する。
また、同社のノートPCとして初めて2基の地上デジタルチューナーを搭載し、地上デジタル放送の2番組同時録画が可能になったことも注目すべきポイントだ。
さらに、HDMI-CEC機能が採用され、同社の液晶テレビ“REGZA”シリーズとのHDMI接続による連動操作を可能にする“レグザリンク”に同社のノートPCとして初めて対応した。テレビのリモコンを使ってPCのHDDに保存してある番組を再生したり、HD DVDのタイトルを再生することなどができる。PC上のコンテンツ再生時には、自動画質調整や自動Just Scan設定も行える。またPC側からもテレビの自動電源ONやテレビの入力切り替え操作、PC音声の自動出力などが操作できる。なお、本機能を使用するには、REGZAも“レグザリンク”に対応している必要がある。
また同社製HD DVDレコーダー“VARDIA”「RD-A600/A300」との連係機能も強化され、同一ホームネットワーク上のVARDIAとLANケーブルで接続することで、レコーダーに録画したデジタル放送の番組をQosmioで視聴できる「Soft DMA機能」も採用された。DMS(Digital Media Server)機能を搭載するホームネットワーク上のPC内のコンテンツもQosmioから再生できる。
高音質へのこだわりとしては、harman/kardon製スピーカーを4基を本体に搭載する。その他、DVDの5.1ch音源のようにダイナミックレンジの広い音源をPCのステレオスピーカーでも聴きやすいように再生できるWaves Audio社の「Maxx Audio」の技術も採用されている。
■“Qosmio”F40シリーズ/2007年8月下旬発売
“Qosimo”シリーズのスタンダードモデルとなる「F40」シリーズにもHD DVD-Rドライブを搭載する「F40/88DBL」がラインナップされた。価格はオープンだが、300,000円前後で販売される見込みだ。
CPUはインテル Core 2 DuoプロセッサーT7100(1.80GHz)を採用。画面サイズは1,280×800画素の15.4型WXGA。OSはWindows Vista Home Premiumを搭載する。
HD DVD-RドライブはDVDスーパーマルチ記録に対応し、HD DVD-R(片面1層・2層)、DVD-RAM、DVD±RW、DVD±R(片面1層・2層)やCD-R/RWへの書き込みに対応する。なお、他の「F40」シリーズはHD DVDの記録・再生には対応しないが、プリンターを使わずにドライブのレーザーを利用してディスクレーベル面への印刷ができる「Labelflash」対応のDVDスーパーマルチ対応ドライブを採用している。
地上デジタルチューナーはダブルで搭載。harman/kardon製のスピーカーの採用による高音質化も図られている。
■“dynabook”TXシリーズ/2007年8月下旬発売
同社ノートPCのスタンダードシリーズとなる“dynabook”にも、今回「TX」シリーズの最上位機種となる「TX/68D」に初めてHD DVD-ROMドライブが採用された。価格はオープンだが、22万円台半ばでの販売が予想される。HD DVDタイトルが気軽に楽しめるノートPCとして訴求する。
CPUはインテル Core 2 DuoプロセッサーT7100(1.80GHz)を採用。画面サイズは1,280×800画素の15.4型WXGA。OSはWindows Vista Home Premiumを初期搭載する。
5.1chのサラウンドコンテンツをPCでも高品位に楽しめるよう、「ドルビーサウンドルーム」に対応。ドルビーヘッドホン、ドルビープロロジックII、2つのスピーカーだけで5.1chサラウンドが楽しめるドルビーバーチャルスピーカー機能などが採用され、HD DVDやDVDなどのタイトルに収録されているサラウンドコンテンツが手軽かつ高音質に楽しめる。harman/kardon製スピーカーも搭載されている。
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