ソニーと出光、有機EL青色素子で世界最高レベルの発光効率を実現
ソニー(株)は、出光興産(株)との共同開発により、NTSC標準を超える深い青色色度をもつ有機EL素子で世界最高レベルの発光効率を達成したことを発表した。
今回の成功は、出光が開発した蛍光型青色発光材料、およびキャリア注入輸送材料とソニーが開発したデバイス構造の融合により生まれたもの。またソニー独自のスーパートップエミッション構造を導入し、NTSC標準を超える深い青色色度を28.5%という高い内部発光効率で実現した。
両社はこの技術を、有機ELディスプレイの低消費電力化を実現するとともに、今後の中大型有機ELテレビの実用化に貢献するものになるとしている。
(Phile-web編集部)
今回の成功は、出光が開発した蛍光型青色発光材料、およびキャリア注入輸送材料とソニーが開発したデバイス構造の融合により生まれたもの。またソニー独自のスーパートップエミッション構造を導入し、NTSC標準を超える深い青色色度を28.5%という高い内部発光効率で実現した。
両社はこの技術を、有機ELディスプレイの低消費電力化を実現するとともに、今後の中大型有機ELテレビの実用化に貢献するものになるとしている。
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