<CEDIA2008:ソニー(3)>アンプからもHD配信の想いが透けてくるソリューション提案
ソニーブースでは他に、テレビ、プロジェクター、ブルーレイプレーヤーなども注目を集めていたが、ここではアンプを採りあげたい。といっても、プロダクトとしてのアンプというよりも、ソリューションとしてのアンプである。
まずはサラッとラインアップを紹介しよう。ソニーのアンプの展示は、「ES Component Line up」と銘打たれ、AVアンプ5機種を中心に、マルチゾーンアンプ、2chアンプなどが並べられていた。
AVアンプは上から「STR-DA6400ES」、「STR-DA5400ES」、「STR-DA4400ES」、「STR-DA3400ES」、「STR-DA2400ES」。それぞれHDオーディオ対応、マルチゾーン対応となっている。
AVアンプも注目を集めていたが、それ以上にインストーラーが熱心に質問を浴びせていたのが12ゾーンHDディストリビューション「CAV-CVS12ES」である。こう言ってしまうと、北米で一般的なマルチゾーンコントローラーと勘違いする方もいるだろうが、この機種で特筆したいのはHDの配信に焦点を当てた点。12ゾーンHDをCAT5Eで配信することが可能である。
「CAV-CVS12ES」とともに展示されていたのがCAT5Eをコンポーネント信号に変換する 「CAV-CVB1」。両者に対して、熱心に質問を浴びせかけるインストーラーが相次いでいた。
同時に、6chマルチゾーンアンプ「CAV-M1000ES」も展示。本機は「CAV-CVS12ES」 とともに使用することが推奨されている6chパワーアンプであり、HDビデオスイッチャーも兼用している。付属のリモコンは5.1インチのLCDタッチパネルで、カスタマイズリモコンでもある。
ソニーではこの他、400枚のディスクが収納可能なBDメガチェンジャーや、昨年もレポートした埋め込みスピーカー「Sposato」、コントロール4で動かすホームソリューション「NHS」シリーズなどを積極的に展示。それらからは北米有数のカスタムインストールブランドとしての自負がうかがわれる。
このうちの少しでも日本に入ってくれば…、と考えたのは、小生だけではない。会場で顔を合わせた複数のインストーラーがソニーのカスタムソリューションの国内展開への期待を語っていたのが印象的だ。今後のソニーの動きに期待したい。
(ホームシアターファイル編集部・川嶋)
まずはサラッとラインアップを紹介しよう。ソニーのアンプの展示は、「ES Component Line up」と銘打たれ、AVアンプ5機種を中心に、マルチゾーンアンプ、2chアンプなどが並べられていた。
AVアンプは上から「STR-DA6400ES」、「STR-DA5400ES」、「STR-DA4400ES」、「STR-DA3400ES」、「STR-DA2400ES」。それぞれHDオーディオ対応、マルチゾーン対応となっている。
AVアンプも注目を集めていたが、それ以上にインストーラーが熱心に質問を浴びせていたのが12ゾーンHDディストリビューション「CAV-CVS12ES」である。こう言ってしまうと、北米で一般的なマルチゾーンコントローラーと勘違いする方もいるだろうが、この機種で特筆したいのはHDの配信に焦点を当てた点。12ゾーンHDをCAT5Eで配信することが可能である。
「CAV-CVS12ES」とともに展示されていたのがCAT5Eをコンポーネント信号に変換する 「CAV-CVB1」。両者に対して、熱心に質問を浴びせかけるインストーラーが相次いでいた。
同時に、6chマルチゾーンアンプ「CAV-M1000ES」も展示。本機は「CAV-CVS12ES」 とともに使用することが推奨されている6chパワーアンプであり、HDビデオスイッチャーも兼用している。付属のリモコンは5.1インチのLCDタッチパネルで、カスタマイズリモコンでもある。
ソニーではこの他、400枚のディスクが収納可能なBDメガチェンジャーや、昨年もレポートした埋め込みスピーカー「Sposato」、コントロール4で動かすホームソリューション「NHS」シリーズなどを積極的に展示。それらからは北米有数のカスタムインストールブランドとしての自負がうかがわれる。
このうちの少しでも日本に入ってくれば…、と考えたのは、小生だけではない。会場で顔を合わせた複数のインストーラーがソニーのカスタムソリューションの国内展開への期待を語っていたのが印象的だ。今後のソニーの動きに期待したい。
(ホームシアターファイル編集部・川嶋)