HOME > ニュース > ヤマハ、シネマDSP 3Dモード搭載の7.1chAVアンプ「DSP-AX1900」を発売

ヤマハ、シネマDSP 3Dモード搭載の7.1chAVアンプ「DSP-AX1900」を発売

公開日 2008/09/10 21:21
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ヤマハ(株)は、シネマDSP 3Dモードを搭載した7.1chAVアンプ「DSP-AX1900」を10月中旬より発売する。価格は168,000円(税込)。カラーはゴールドのみ。


DSP-AX1900
AX1900は、先日開催されたIFAやCEDIAで発表された「RX-V1900」(関連ニュース)の国内モデル。スピーカー出力はフロントL/R、センター、サラウンドL/R、サラウンドバックL/Rにサブウーファー出力を加えた7.1chで、フロントバイアンプ駆動に対応する完全ディスクリート構造のAVアンプ。定格出力は130W×7chで実用最大出力は175W×7chとなる。

ドルビーTrueHDやDTS-HDマスターオーディオをはじめとするHDオーディオのデコーダーを搭載する。HDMI端子は入力×4/出力×1系統装備。HDMI-CEC機能には対応しないものの、1080pまでのビデオアップスケーリングやDeepColor(36bit)、x.v.Colorに対応するほか、1080p/24Hz信号にも対応している。

10万円台の製品ながら、「シネマDSP-plus」に空間の“高さ"方向の音場データを新たにプログラミングして空間再現力を向上させた「シネマDSP 3Dモード」を搭載した。「3Dモード」は、大画面でコンテンツを楽しむ場合に最適で、ホールやライブハウスなどの実測系プログラムでは天井や床の反射音によって生まれる上下方向の表現をより自然に再現することができるという。

自動音場補正機能にはYPAO(Yamaha Parametric Room Acoustic Optimizer)を採用。本機ではさらにこれまでフラグシップ機「DSP-Z11」にしか搭載していなかったマルチポイント計測YPAOを搭載した。複数の試聴ポイントでの計測結果を総合的に評価することで調整精度をこれまで以上に高めることができる。

また選択したサウンドプログラムや音量ボリュームに応じてダイナミックレンジとDSPレベルを最適化するA-DRC(Adaptive Dynamic Range Control)、A-DSP(Adaptive DSP Level)技術を採用しており、常に最適な設定でコンテンツを視聴することが可能だ。

USB端子を搭載しており、USB対応のデジタルオーディオプレーヤーや、別売のiPod用ユニバーサルドックを接続することができるほか、別売のBluetoothオーディオレシーバーとの接続ではPC(Mac/Windows共に対応)や携帯電話内の音声コンテンツをワイヤレス伝送することができる。

【問い合わせ先】
ヤマハ(株)AVお客様ご相談センター
TEL/0570-01-1808

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ブランドYAMAHA
  • 型番DSP-AX1900
  • 発売日2008年10月中旬
  • 価格¥168,000(税込)
【SPEC】●定格出力(パワーアンプ部):130W×7(6Ω、20Hz〜20kHz、0.06% THD) ●実用最大出力(JEITA):175W(6Ω、1kHz、10% THD) ●ダンピングファクタ:フロントL/R ≧150 (8Ω、1kHz) ●入力端子:アナログ音声×11、6CH/8CH×1、デジタル光×5、デジタル同軸×3、HDMI×4、コンポジット映像×6、S映像×6、コンポーネント×3、D5-ビデオ×3、Dock×1 ●出力端子:SP OUT 7ch 9端子、PRE OUT×7ch、SUBWOOFER OUT×1、アナログ音声 REC OUT×3、デジタル光×2、HDMI×1、MONITOR OUT/コンポジット×1、S映像×1、コンポーネント×1、D5-ビデオ×1 ●消費電力:400W ●外形寸法:435W×171H×438.5Dmm ●質量:17.1kg