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■リビングでの使用がメインなら「TP1」がオススメ
大画面TVが置かれたリビングにオススメなのが「TP1」。TP1はCPUにCore2Duoを搭載し、PCとして十分な性能を持つことに加え、地デジWチューナーを搭載し、それを直径270mmのコンパクトな円筒ボディに収めているのが見事。現在のビデオレコーダーと比較しても、抜群にコンパクトだ。
円筒形ボディはその上部に吸排気のための穴などがないため、上にちょっと雑誌などを置いても動作不良になることがない。排気は後部下になされるため、置き場所にあまり神経質にならなくてもいいのが見事。また、ディスプレイ端子など主な接続端子は背面にまとめられているが、マグネット式のカバーによって、ルックスを保つことができるのも気が利いている。
そして、このディスプレイ端子はHDMI端子に加え、アナログVGA端子も搭載しているおり、一般的なPCディスプレイと接続して使うこともできる。コンパクトで軽いボディのため、他の部屋に持ち運んで使うのも苦にならないだろう。
また、リビングではマウスを操作するスペースを確保しづらい場合が多いが、タッチパネル搭載のワイヤレスキーボードのおかげで、キーボードスペースだけで操作することができる。また、コンパクトサイズであるため、置き場所に困らない。
必要に応じてリモコンによる操作も可能であり、リモコン操作時はGigaPocketDigitalの表示が自動的に文字の大きなリモコンモードへ切り替わり、遠距離からでも文字が視認しやすくなる。
同社のビデオカメラやデジカメの映像をワンボタンで取り込むことも可能だし、ブルーレイドライブ搭載モデルであれば、当然、ブルーレイビデオ再生機としてハイビジョンビデオ映像のバックアップやビデオ再生に活用することができる。
リビングでの利用を考えたパッケージングは見事で、さすがはAVメーカーの製品であると感じさせてくれる。リビングに1台あれば、万能的にメディアを楽しむことができるのが本機なのだ。
■クリエイティブPCを求めるパーソナルユーザーには「typeR」
半導体はプロセスが進化すればするほど、より小さなスペースで同等の機能を実現することができる。この進化によってPCの小型化は進み、現在ではディスプレイ一体型のPCがひとつのジャンルとして存在する。
しかし、このジャンルにおいては、その熱処理などの関係から発熱の大きい高性能なCPUが搭載されたものはほとんど存在せず、液晶のクオリティなどまで含めて、いわゆるミドルレンジの製品ばかりなのが現状だ。
そんななか、1,920×1,200ドットの25.5インチ液晶に、高性能なクワッドコアCPU「Core 2 Quad Q9400(2.66 GHz)」、そして、GPUに「GeForce 9600M GT」を搭載したのが「typeR」だ。わずか約9.8cmという厚さのボディに、クワッドコアCPUとGeForce 9600M GTを収めながら、動作音はごく低いのだから驚異的と言うしかない。
さらに驚異的なのが、その液晶ディスプレイだ。Adobe RGB面積カバー率96%、NTSC比は103%の広色域に対応しており、その表現力は単体のディスプレイでも超トップクラスの実力を持っており、ブルーレイビデオの再生やビデオ編集、フォトレタッチなどに十分以上の実力を持つ。また、HDMI入力に対応しており、PS3などのゲーム機やビデオレコーダーを接続することも可能だ。
ちなみにビデオ編集向けのビデオエディションと、フォトレタッチ向けのフォトエディションの2タイプがあり、自分の目的に合わせて選択できる。ビデオエディションでは地デジWチューナー搭載に加え、ハードウェアトランスコーダーを搭載し、録画をH.264形式に変換して記録したり、動画変換を高速化したりすることが可能だ。さらに、編集ソフトとして「Adobe Premiere Pro CS3」を独自強化したものが付属するなど、ビデオ関連でオールラウンドに活用できるのもポイントだ。
一体型ゆえの省スペース性を持ちながら、クリエイティブワークに耐えるハイエンドな実力を持つのがtypeRの魅力だ。PCをクリエイティブワークにも使いたいホームユーザーにとって、現時点におけるかなり有力な選択肢のひとつと言えるだろう。