CES2009レポート
<ソニープレスカンファレンス>21型有機ELを参考出品 − BRAVIAエコモデルやウォークマン新機種、iPod対応システムも
■BDプレーヤーとAVアンプの試作機を展示
BDプレーヤーでは、モックアップながら、外観の完成度がかなり高い新製品が参考出展されていた。小型かつ外装がシンプルであることから、エントリーモデルであることが予想される。同じく参考出展のAVアンプと組み合わせ、デザインマッチングを図ったBDシアターシステムとして提案を行っていた。AVアンプはHDMI入力端子を4系統装備し、HDオーディオにも対応、さらに映像のアップスケーリング機能やDeepColor/x.v.Colorにも対応するなどスペック面に抜かりはない。
また、薄型テレビの下に設置するフロントサラウンドシステム“Sound Bar"も紹介。3.1chスピーカーを内蔵し、XMB風のGUIで操作が行える。HDMI入力は3系統を備える。
さらに、日本でも人気のデジタルフォトフレームは4機種を一挙に発表。最上機種となる「DPF-X1000」は10インチ、800×480画素のディスプレイを備え、2GBの内蔵メモリーを搭載する。写真の傾きを自動で補正する機能も備えている。
■REAL D方式の3D映像をデモ
各社が次々に3D映像ソリューションを発表する中、ソニーもプレスカンファレンスで「ソニーは撮影から表示まで、一貫した3D技術を持っている」と、3D技術で後れを取っていないことを強調した。
同社ブースでは、REAL D方式の3D映像を液晶テレビで表示するデモを行っていた。ソースは映画のほか、PS3向けゲーム「グランツーリスモ」などの映像も使われていた。もともと映画館などでよく使われている方式だけに、専用グラスを通して見る3D映像はとても自然で、長時間見続けても目の疲れは少なそうだ。