CES2009レポート
<ビクター>次世代薄型液晶ディスプレイ技術やビデオカメラの最新機種を展示
ビクター(JVC)は今年もラスベガスコンベンションセンターにはブースを構えず、ホテルでプライベートショーを行った。会場はシーザーズパレス・ホテルのボールルーム。開発中の技術中心の展示ではなく、実現可能なプロダクトの展示が目立った。中でも注目製品をピックアップしてご紹介しよう。
■「Everio」はコンパクトサイズのHDカムと筐体色が豊富なSDカム
まず入り口に大きく並べられていたのが、日本でも豊富なラインアップを誇るビデオカメラ「Everio」だ。今年の春に投入されるモデルは、フルHDカム3機種とSDカム5機種の合計8機種が発表された。
フルHDカムはHDDとSD/SDHCカードのハイブリッド記録ができる「GZ-HD320」(HDD:120GB)とHDD容量違いの「GZ-HD300」(HDD:60GB)。発売は2009年2月。価格は、HD320が799.95ドル、HD300が699.95ドル。撮像素子は1/4型、305万画素CMOSセンサーを採用している。AVCHDの記録に対応し、1,920×1,080での記録と出力が可能だという。
いずれも日本ではSDカムに採用されていたようなスマートデザインを有している。記録方式はAVCHD(MPEG4-AVC H.264)を採用。ビクターが最初に1,920フルHD記録を実現した際に採用していたMPEG2-TSには対応していない。また、SD/SDHCカードを2枚挿入できる「GZ-HM200」も見られた。発売は2009年3月。価格は579.95ドル。
SDカムのラインアップも刷新された。SD/SDHCカードだけを記録メディアに採用したSシリーズに「GZ-MS120」(発売日:2009年2月/価格299.95ドル)、「GZ-MS130」(発売日:2009年2月/価格349.95ドル)が追加される。
また、HDDとSD/SDHCカードのハイブリッド記録を採用したモデル「GZ-MG680」(発売日:2009年1月/価格549.95ドル)、「GZ-MG670」(発売日:2009年1月/価格479.95ドル)、「GZ-MG630」(発売日:2009年1月/価格429.95ドル)も展示していた。
新製品の筐体のカラーバリエーションは鉱物をイメージした「Ruby Red」、「Onyx Black」、「Diamond Silver」、「Topaz Blue」と4色。モデルごとに採用されるカラーも異なる。日本の春モデルとして上陸することを期待したい。
また、昨年のCEATECなどでも参考展示されていたコンセプトモデルの展示も行われていた。SD/SDHCカードを記録メディアに、「より手軽に楽しむデジタルムービー」をコンセプトに掲げたモデルだ。縦型と横型2つのプロトタイプが展示されていたが、まだどちらのタイプを採用するといった話には至っていないという。早い商品化を願うばかりだ。
■北米市場初となるブルーレイプレーヤーが登場
ついにビクターからブルーレイプレーヤーの初号機「XV-BP1」が発売される。発売は2009年3月。価格は299.95ドル。日本での販売は未定。HDMIのバージョンは1.3a。CEC認証にも対応している。ドルビーTrueHDなどロスレス音声にも対応しているが、ビットストリーム出力はせず、プレーヤー側でPCM変換する。上位モデルは市場のニーズが高まれば検討するとのことだ。
さらにホームシアターシステムの中には、ブルーレイプレーヤーを組み合わせた「TH-SB100」が見られた。発売は2009年4月。価格は699.95ドル。
フロント、センターを担うサウンドバー、サブウーファー、ブルーレイプレーヤーの3ピースのホームシアターシステムだ。左右のフロントスピーカーは、3インチウーファーと1/2インチトゥイーターの2ウェイ2スピーカー。センタースピーカーは3インチウーファー1基を搭載する。8インチウーファーを有するサブウーファーとの接続はワイヤレスで、設置の幅が広がる。アンプ駆動はフロント、センター部が30W、サブウーファーが100W。
■「Everio」はコンパクトサイズのHDカムと筐体色が豊富なSDカム
まず入り口に大きく並べられていたのが、日本でも豊富なラインアップを誇るビデオカメラ「Everio」だ。今年の春に投入されるモデルは、フルHDカム3機種とSDカム5機種の合計8機種が発表された。
フルHDカムはHDDとSD/SDHCカードのハイブリッド記録ができる「GZ-HD320」(HDD:120GB)とHDD容量違いの「GZ-HD300」(HDD:60GB)。発売は2009年2月。価格は、HD320が799.95ドル、HD300が699.95ドル。撮像素子は1/4型、305万画素CMOSセンサーを採用している。AVCHDの記録に対応し、1,920×1,080での記録と出力が可能だという。
いずれも日本ではSDカムに採用されていたようなスマートデザインを有している。記録方式はAVCHD(MPEG4-AVC H.264)を採用。ビクターが最初に1,920フルHD記録を実現した際に採用していたMPEG2-TSには対応していない。また、SD/SDHCカードを2枚挿入できる「GZ-HM200」も見られた。発売は2009年3月。価格は579.95ドル。
SDカムのラインアップも刷新された。SD/SDHCカードだけを記録メディアに採用したSシリーズに「GZ-MS120」(発売日:2009年2月/価格299.95ドル)、「GZ-MS130」(発売日:2009年2月/価格349.95ドル)が追加される。
また、HDDとSD/SDHCカードのハイブリッド記録を採用したモデル「GZ-MG680」(発売日:2009年1月/価格549.95ドル)、「GZ-MG670」(発売日:2009年1月/価格479.95ドル)、「GZ-MG630」(発売日:2009年1月/価格429.95ドル)も展示していた。
新製品の筐体のカラーバリエーションは鉱物をイメージした「Ruby Red」、「Onyx Black」、「Diamond Silver」、「Topaz Blue」と4色。モデルごとに採用されるカラーも異なる。日本の春モデルとして上陸することを期待したい。
また、昨年のCEATECなどでも参考展示されていたコンセプトモデルの展示も行われていた。SD/SDHCカードを記録メディアに、「より手軽に楽しむデジタルムービー」をコンセプトに掲げたモデルだ。縦型と横型2つのプロトタイプが展示されていたが、まだどちらのタイプを採用するといった話には至っていないという。早い商品化を願うばかりだ。
■北米市場初となるブルーレイプレーヤーが登場
ついにビクターからブルーレイプレーヤーの初号機「XV-BP1」が発売される。発売は2009年3月。価格は299.95ドル。日本での販売は未定。HDMIのバージョンは1.3a。CEC認証にも対応している。ドルビーTrueHDなどロスレス音声にも対応しているが、ビットストリーム出力はせず、プレーヤー側でPCM変換する。上位モデルは市場のニーズが高まれば検討するとのことだ。
さらにホームシアターシステムの中には、ブルーレイプレーヤーを組み合わせた「TH-SB100」が見られた。発売は2009年4月。価格は699.95ドル。
フロント、センターを担うサウンドバー、サブウーファー、ブルーレイプレーヤーの3ピースのホームシアターシステムだ。左右のフロントスピーカーは、3インチウーファーと1/2インチトゥイーターの2ウェイ2スピーカー。センタースピーカーは3インチウーファー1基を搭載する。8インチウーファーを有するサブウーファーとの接続はワイヤレスで、設置の幅が広がる。アンプ駆動はフロント、センター部が30W、サブウーファーが100W。