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CES2009レポート

<キヤノン>“ダブルメモリー”HDビデオカメラなど最新モデルを発表

公開日 2009/01/11 19:38 AVレビュー編集部・阿部
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キヤノンの展示ブース。カメラ、ビデオカメラの展示が中心
キヤノンは、CES2009にてHDビデオカメラ・SDビデオカメラの新製品計11モデルを発表した。フラッシュメモリータイプを4機種に拡大するなど、メモリーHDカメラへの力の入れようが伺える。


フラグシップ機 VIXIA「HF S10」。外観は非常にカッコいい
VIXIA(日本国内ではiVIS)の「HF S10」は、DIGIC DVlllを搭載したHDビデオカメラ。32GBの内蔵メモリーとSDHCカードスロットを備えたダブルメモリータイプだ。光学10倍、新開発の1/2.6インチ8メガCMOSセンサーを搭載し、最高24Mbpsものビットレートで高画質な映像が記録できる。


「HF S10」のメニュー画面。十字操作のUIを採用

「HF S10」に採用された大口径レンズ。F値は1.8〜3.0、画角は35mm換算で43.5mm〜435mm
大きなレンズがより強調された外観になっており、画質にこだわるユーザーをターゲットにした製品だ。価格は$1399.00。なお、HF S10から内蔵メモリーを省いた「HF S100」は$1199.00。


「HF S100」。「HF S10」との違いはボディカラーと内蔵メモリーの有無

継軽量コンパクトが売りの「HF20」
「HF20」は、DIGIC DVlllを搭載したHDビデオカメラで、32GBの内蔵メモリーとSDHCカードスロットを備えたダブルメモリータイプ。光学15倍、3.9メガのCMOSセンサーを用いながら、重さはわずか340gと非常に軽量なのが特徴だ。価格は$999.00。なお、HF20から内蔵メモリーを省いた「HF200」は$899.00。


「HF20」から内蔵メモリーを省いた「HF200」

HDVカメラの「HV40」。残念ながら映像プロセッサーはDIGIC DVll
「HV40」は、DIGIC DVllを搭載したHDビデオカメラ。miniDVテープを用いるHDV方式で約3メガのCMOSセンサーを使っている。光学10倍で価格は$999.00。

以下、同時発表のSDビデオカメラを紹介する。

「FS22」は、DIGIC DVllを搭載したSDビデオカメラ。32GBの内蔵メモリーとSDHCカードスロットを備えたダブルメモリー仕様で、撮像素子はCCD。アドバンスドズームは48倍で質量はわずか225g。内蔵メモリーが16GBの「FS21」もある。


3色展開のSDビデオカメラFS200

ダブルメモリーのSDビデオカメラ「F22」と「FS21」
「FS200」は、DIGIC DVllを搭載したSDビデオカメラ。SDHCカードスロットのみで、内蔵メモリーの搭載は無い。唯一カラーバリエーションを持った機種であり、「イブニングブルー」「サンライズレッド」「ミスティーシルバー」の全3色を展開する。

「DC420」及び「DC410」は、DIGIC DVllを搭載したSDビデオカメラ。記録メディアはDVD-R、DVD-RW、DVD-R DLであり、「DC420」はアドバンスドズーム48倍、「DC410」はアドバンスドズーム41倍のモデルになっている。


DVDをメディアに使うSDビデオカメラ「DC410」と「DC420」

miniDVテープのSDモデル「ZR960」
「ZR960」は、DIGIC DVを搭載したSDビデオカメラ。記録はminiDVテープでアドバンスドズームは41倍。

この他、キヤノンブースではコンパクトデジタルカメラPowerShotやデジタル一眼レフカメラEOSシリーズなどを展示していた。

「HF S10」などの撮影体感コーナーには多くの人が集まる

キヤノンブース中央には、同社カメラで撮影された写真を展示


海外でも高い人気を誇る最新一眼レフカメラ「EOS 5D Mark ll」の展示コーナー

同社EFレンズに採用されている一眼レフ用手ブレ補正機構「イメージスタビライザー」の技術概要をパネルで展示


手ブレ補正付き望遠レンズ「EF400mm f/4 DO IS USM」のカットモデルで補正機構を見ることができる

プリンターなども展示し、プリント技術の高さをアピール

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