通信機能付デジタルフォトフレームも登場
ソフトバンク、1,000万画素カメラ搭載機やソーラー充電対応機など09年夏ラインナップを発表
本日の発表会では、ソフトバンクモバイルが提供する新しい映像・音楽を中心としたコンテンツサービスも発表された。
■選べるかんたん動画
ソフトバンクモバイルとG.T.エンターテインメント(株)の協力により、本日から本格提供を開始した動画サービス。携帯電話でお笑い動画が楽しめる「S-1バトル」が既に提供をスタートしているが、新たにプロ野球12球団の試合映像のダイジェストや「海外サッカー」「J1/J2リーグ」「格闘技」「大相撲」「芸能ニュース」「韓流エンタメ」など8ジャンル37コースから選べるオリジナル編集による1分30秒前後の動画コンテンツが用意される。動画の容量はコンテンツごとに異なるがおよそ3MB前後となり、圧縮方式はH.264。
「選べるかんたん動画」サイト上からユーザー登録すれば、動画が更新・追加されるごとに送られてくるメールより、視聴したい動画をクリックして、携帯電話にダウンロードして楽しめるようになる。対応機種はソフトバンク3G対応機となり、2コースまでは無料、3つめ以降はコースごとに525円(税込)/月の利用料金で楽しめる。また全てのコースの月額利用料を無料とするお試しキャンペーンも6月30日まで実施される。
また5月下旬以降からは最大10MBの大容量動画が携帯電話で楽しめる「ハイスペック動画機能」も導入が予定されている。本サービスではダウンロードしながら再生できる「プログレッシブダウンロード方式」を採用し、H.264形式で配信されるミュージッククリップなどの動画を、ダウンロードの終了を待たずに短い待ち時間で再生して楽しめるようになる。動画はQVGA(320×240画素)の表示サイズに対応。本サービス開始時に対応する機種は933SH/934SH/935SH/936SH/930N/931N/931Pとなり、順次拡大を予定している。
■かんたんミュージック
ソフトバンクモバイルとマイスペース(株)の協力により、6月中旬から提供を開始するサービス。最新の音楽情報を動画コンテンツとともに楽しめる。
「かんたんミュージック」ではJ-POPを中心とした音楽情報番組に、週1〜2回登録ユーザーに届けられるメールから、簡単な操作で視聴できるサービス。メールサービスでは音楽ランキングトップ10や、マイスペースが企画する話題の新曲・着メロ特集など、様々な切り口による音楽情報が楽しめ、番組内で紹介された楽曲の「着うたフル」をかんたんな手順で購入できる。
申込み受付は6月1日から始まり、かんたんミュージック専用サイトから申込みできる。対応機種はソフトバンク3G携帯電話。月額利用料は無料。別途「着うたフル」の購入には通信料と情報料がかかる。
またソフトバンク携帯電話に電話をかけた際に流れる“呼び出し音”を、お気に入りの音楽などに設定できる「待ちうた」のサービスも8月下旬以降にスタートする。本サービスではソフトバンク携帯電話だけでなく、他社携帯電話や固定電話などからの着信にも流すことができる。サービス利用料金は月額105円(税込)。ソフトバンク3G対応携帯電話で利用できる。
■ケータイ無線LAN
無線LANを利用し、Yahoo!ケータイやソフトバンクモバイル公式コンテンツの閲覧を最大54Mbpsの高速パケット通信で楽しめるサービス。8月下旬以降に対応機種向けのスタートを予定しており、月額使用料は1,029円。無線LAN使用時の通信料は無料。本サービスを利用することで、動画など大容量コンテンツのダウンロードも通信料無料でよりスムーズに楽しめるようになる。対象機種は本日発表されたNEC製端末「SoftBank 931N」をはじめ、順次拡充が予定されている。
なお、本サービスを契約すると、ソフトバンクテレコム(株)が提供する公衆無線LANサービス「BBモバイルポイント」が申込み不要で、無料で使えるようになる。簡単な設定を行うだけで、全国のマクドナルドの店舗やJR駅構内、空港、カフェなど全国約4,000箇所で高速パケット通信が利用できるようになる。
本日の記者発表会にはソフトバンク モバイル(株)の代表取締役社長、孫正義氏が登壇し、最新ラインナップの特徴について語った。「今回はソフトバンク初となる、19機種61色のモデルを同時発表した。それぞれにこだわり抜いた個性溢れる製品ばかりで、ユーザーの生活を様々に彩ってくれるだろう。また、携帯電話本体のラインナップを充実させていくと同時に、魅力的なコンテンツを数多く提供していくことも私たちの務め。“選べるかんたん動画”など、ソフトバンク携帯のユーザーに満足いただける動画や音楽のサービスを充実させていきたい」と語った。
様々なテレビCM好感度調査で上位をひた走る白戸家の面々だが、この日も発表会に初参加のカイくんが、多くの記者を前に少し緊張してしまったせいか、やや落ち着かない様子だったが、かえってユーモア溢れる仕草を連発し来場者を和ませた。
上戸さんは最新機種“AQUOS SHOT”で撮影したプライベートフォトを披露。夜の東京タワーを撮影した時の感想について「夜景もハッキリ撮れてびっくり。デジタルカメラよりもすごい」とコメント。また“SOLAR HYBRID”については「ロケに出かけている最中は、なかなかケータイを充電する時間がとれないので、太陽光で充電できるのはすごく嬉しいですね」と語っていた。
発表会の最後には孫社長が携帯電話で撮影した白戸家の写真を、その場でデジタルフォトフレーム“Photo Vision” に送信するデモも披露。家族で手軽に楽しめるケータイフォトの魅力をアピールした。樋口さんも「携帯電話で撮った写真をどんどんとってコレクションしたくなる。遠方に住むご家族への贈り物にもぴったりですね」とコメントした。
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