Inter BEE 2009レポート
ゼンハイザーブースでエージングを重ねた「HD800」が聴ける − 充実したマイク製品のラインナップとソリューションを展示
ブースに設けられた特設ステージでは、同社マイクを使用してアーティストが生演奏を行い、そのサウンドを来場者がヘッドホン“HD-25”シリーズで試聴できるスペシャルプログラムが連日行われている。会期中の出演アーティストは全6組で、本日は関西出身の男性デュオ「ひまり」と、ゼンハイザー主催の「ボーカリスト発掘キャンペーン」で準グランプリとなった稲田尚士さんの2組が登場した。
松瀬一昭さんと門松良祐さんが結成した「ひまり」。2007年のデビュー以来、ライブでは常にゼンハイザーのマイクを使用しているというヘビーユーザーだ。
ストリートライブでの活動が原点の彼らは、デビュー後も積極的に各地でライブを行っているが、マイクはライブでのパフォーマンスを左右する重要なアイテムだと語る。
「ゼンハイザーのマイクは、広い範囲で声を拾ってくれるので、ライブで動きまわっても安心です」(門松さん)。「マイクはメーカーによって声の返しが違うのですが、ゼンハイザーのマイクはボーカルが忠実に返ってきて、イヤーモニターで聴いてもきちんと同じ音が聴こえるので、お客さんにもこの声が届いているんだという、安心感を持って歌うことができます」(松瀬さん)。
本日のデモでは2人の伸びやかな歌声に誘われ、多くの来場者が足を止めていた。ひまりは11月4日にファーストシングル「I stand by me/歩幅」を発売、来年1月16日には赤坂BLITZでのワンマンライブも決定している。チケットは現在好評発売中だ。
もう1組は、「ゼンハイザーボーカリスト発掘キャンペーン」で準グランプリを受賞した稲田尚士さん。ゼンハイザーのマイクはずっと“憧れの存在”だったと語る稲田さんは、実際に使用して「音の出力が大きく、それでいてパフォーマンスを忠実に再現してくれるところが大きな魅力です。出力、バランスが高水準なので気持ちよく歌うことができます。一度知ってしまったらなかなか他のものに変えられなくなります」と、ゼンハイザーを選ぶ理由について語ってくれた。