新型“BRAVIA”も一挙公開
【CES】ソニー、3D対応の24.5V型有機ELテレビを展示 - Transfer Jet対応製品やSD対応の“Cyber-shot”も登場
■TransferJet対応製品が正式発表
もうひとつ大きなトピックが、近接無線技術「TransferJet」に対応した製品の発売が正式にアナウンスされた点。会場には、対応製品の第一弾として“Cyber-shot”「DSC-TX7」「DSC-HX5V」などが用意されている。なお、両方のモデルはソニー製のデジタルカメラとして初めてSDHC/SDカードへの記録にも対応した点が注目を浴びている。
併せて、同規格に対応したメモリースティックと、デジタルフォトフレームなどに接続するクレードル「TJS-1」も発表。ブースでは、取材に訪れた来場者の姿をその場で撮影し、そのままクレードル経由で“S-Frame”に写真を表示させるというデモを行っている。
また、カンファレンスの席上ではSony Electronics Inc. President and COOのStan Glasgow氏が、プロカメラマンのNigel Barker氏を招いてデモを実施。ステージ上で実際に写真のやりとりを行って見せた。
なお、「DSC-TX7」と「DSC-HX5V」は両機とも裏面照射型CMOS「Exmor R」を搭載したモデル。1080/60iのAVCHD動画撮影に対応している点も大きな特徴だ。また、日本では「スイングパノラマ」の名称で展開されている「Sweep Panorama」を強化した「Intelligent Sweep Panorama」機能なども搭載している。
「DSC-TX7」はスリムボディを採用したモデルで、モニター部には3.5インチのタッチ式ワイド液晶を搭載。レンズは広角25mmからの4倍ズームに対応している。
「DSC-HX5V」は高倍率モデルで、広角25mmからの10倍ズームに対応。モニターのサイズは3.0インチで、タッチパネルは非搭載のモデルになる。
また、TransferJet対応の“VAIO Fシリーズ”も登場。TransferJetのデモコーナーではなくシンプルに“VAIO”の新製品としての紹介だったが、こちらも注目を集めていた。
■ソニーブランドのSDメモリーカードを会場の一角に発見
ソニーがついにSDHCカードを同社カメラ等製品の記録媒体に採用することが日本では大きな話題を集めているようだが、ブースでは“Cyber-shot”などの展示スペースの一角にメモリースティックと一緒に、ソニーブランドのSDメモリーカードが展示されている。
2/4/8/16/32GBのモデルがそれぞれ発売されることなどがアナウンスされているのだが、特に目立つかたちでハイライトされているわけではないので、注意深く探さないと展示そのものを見落としてしまいそうになるほどだ。