新型“BRAVIA”も一挙公開
【CES】ソニー、3D対応の24.5V型有機ELテレビを展示 - Transfer Jet対応製品やSD対応の“Cyber-shot”も登場
■3D対応機以外の新型テレビも一挙に登場
会場には3D対応機以外にも新型の“BRAVIA”が多数登場。その中でも3D対応機と同じ規模の展示スペースが割かれていたのが「KDL-NX800シリーズ」だ。
こちらは1080pとモーションフロー240Hz駆動に対応したエッジLEDバックライトモデル。本製品もWi-Fiを内蔵しており、「BRAVIA Internet Video」などにも対応している。なお、サイズ展開は現在のところ明らかになっていない。
そのほかのモデルは、一枚の大きなボードに一斉に展示されている。
「KDL-NX700シリーズ」は、上記「NX800シリーズ」のパネルを120Hz対応に変更したモデル。46インチと40インチの2サイズが用意されている。
続いては型番の頭に「EX」が付く数字違いのシリーズが複数登場。最も数字の大きいのが「EX700シリーズ」で、1080p表示とモーションフロー120Hz駆動に対応したエッジLEDバックライトモデル。スリムデザインを採用し、BRAVIA Internet Videoにも対応。センサーで動きを検知してバックライトを自動的にオフにすることもできる。サイズは60/55/46/40/32インチで展開される。
「EX600シリーズ」は、1080p対応で「BRAVIA Engine 2」を搭載したエッジLEDバックライトモデル。部屋の照明の具合を感知する自動色味調整機能も搭載している。こちら46/40/32インチで展開される。
「EX500シリーズ」は、1080pとモーションフロー120Hz駆動に対応した「BRAVIA Engine 2」搭載モデル。こちらも色味の自動調整機能を備え、60/55/46/40/32インチの各サイズが用意される。
「EX400シリーズ」は、「BRAVIA Engine 2」搭載で1080pに対応したモデル。色味の自動調整機能も搭載している。こちらは46/40/32インチの3サイズで展開される。
EX型番の中で唯一フルHDではなく720p対応となるのが「EX308シリーズ」。こちらには「BRAVIA Engine 3」が搭載されており、USB接続のWi-Fiアダプターが付属する。サイズは32/22インチの2種類。
720p対応機には「BX300シリーズ」も登場。こちらは「BRAVIA Engine 2」搭載モデルで、32/22インチの2種類がラインナップされている。
■2D用BDプレーヤーにも新製品
こちらも既報の通り、3D非対応のBDプレーヤーにも新製品が2モデル登場。Wi-Fi内蔵の「BDP-S570」と、別売のアダプターによりWi-Fiに対応する「BDP-S370」がそれで、BRAVIA Internet VideoとBD-Liveに対応している。
BD以外にSACDの再生にも対応。もちろんDVDとCDの再生にも対応している。
■新感覚ビデオカメラ“bloggie”登場
そのほかの新製品では、MP4でのフルHD動画撮影と5メガピクセルの静止画撮影に対応した“bloggie”が登場。内蔵USBで直接ファイルをアップロードできるなど、その名の通りにブロガーが気軽に使えるような製品に仕上がっている。
ラインナップには、270度まで回転する4倍デジタルズーム対応レンズと23万画素の2.4インチ液晶を搭載した「MHS-PM5」と、23万画素で2.5インチのスウィーベル液晶を備えた「MHS-CM5」が披露されている。なお、“bloggie”のシリーズ2機種ともにSDメモリーカードへの記録に対応している。
■そのほかにも同社製品がズラリと並ぶ
広大なブースには、そのほかにも“Handycam”や“α”、デジタルノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-NC500D」など同社の様々な製品を展開。
また、iPodドックを搭載したコンポやスピーカーも複数用意されていたり、入口のすぐそばに電子ブックリーダー「Reader」の紹介コーナーが用意されているなど、現地の状況をよく現したブース展開となっている点も興味深い。