HOME > ニュース > フジフイルム、2画面の画像再生対応機など新“FinePix”6機種とフォトフレーム3機種を発売

業務用3Dプリントシステムも同時発表

フジフイルム、2画面の画像再生対応機など新“FinePix”6機種とフォトフレーム3機種を発売

公開日 2010/02/02 18:58 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

■デジタルフォトフレーム3機種にはシャープ製液晶を搭載

デジタルフォトフレームは全機種ともLEDバックライトを採用。CCFLバックライト機に比べて消費電力を約1/2に低減させている。また、上下・左右176度の広視野角も特徴のひとつだ。

そのほか、設定した日時になるとあらかじめ指定した画像をスライドショー再生する「記念日お知らせ機能」や、フォルダごとのインデックス表示やスライドショー再生を可能にする「フォルダ絞込み機能」、電源を入れた後にお気に入りの画像を常に1枚表示する「お気に入り画面登録機能」などを全機種共通で搭載している。

また、xD-ピクチャーカード、SD/SDHCカード、メモリースティック、コンパクトフラッシュなど計15種類のメモリーカードに対応。本体の向きに合わせて画像を自動回転する「自動縦横判別機能」なども備えている。

「DP-1020SH」は、シャープ社が新開発した10.2V型「新モード液晶」ディスプレイを採用したモデル。国内で液晶パネルを使用したデジタルフォトフレームにおいて初めて2000対1の高コントラストを実現した。内蔵メモリー容量は2GBで、解像度はWSVGA(1024×600)。

DP-1020SH

「DP-850SH」は、8.5V型「ASV液晶」ディスプレイを採用したモデル。液晶画面にアンチグレア処理を施し、画面への光の映り込みを大幅に低減させている。内蔵メモリー容量は2GBで、解像度はWVGA(800×480)。なお、本体カラーはブラックとホワイトの2色を用意している。

DP-850SH

「DP-700SH」は、7.0型「ASV液晶」ディスプレイ採用したモデル。内蔵メモリー容量は1GBで、解像度はWVGA(800×480)。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色で展開される。なお、本機のみ動画と音声の再生には対応しない。

DP-700SH

■デジタルフォトフレーム3機種にはシャープ製液晶を搭載

同社では、3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」(関連ニュース)で撮影した画像をカンタンに3Dプリントプリントできる「FUJIFILM 3D プリントシステム」を開発したことも併せて発表。

3Dシステムのイメージ

同システムでは、立体感を生み出す効果を持つ専用のレンチキュラーシートに、熱昇華型方式で3D画像を直接プリントするダイレクトプリント方式を採用。独自の画像処理技術「Image Intelligence」と「3D画像処理」により、自然な立体感をもつ高画質3Dプリントを実現するとしている。

レンチキュラーシートに直接プリントするため、簡単・スピーディーな製作が可能な点が特徴。プリントサイズは、4インチ×6インチ(10.2cm×15.2cm)から6インチ×9インチ(15.2cm×22.9cm)までの3サイズ・4種類に対応。また、3D対応テンプレートとの合成など、さまざまなバリエーションのプリントを製作できる。

1枚あたりのプリント速度は、5インチ×7インチのもので約90秒。価格などは現在調整中だという。

【問い合わせ先】

富士フイルム お客様コミュニケーションセンター
TEL/03-5786-1712

前へ 1 2 3

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックやデータを見る