ソニー、VAIO「Fシリーズ」「Cシリーズ」の一部製品に不具合 − 過剰発熱による外装変形の恐れ

ソニー（株）は2010年1月に発売したノートPC“VAIO”の「Fシリーズ」「Cシリーズ」の一部製品に、本体の過剰発熱とこれによる外装変形が発生する不具合が確認されたことを発表。最新の修正プログラムの提供を開始した。

今回不具合が明らかになった対象製品は、VAIOの下記シリーズの一部製品。

■2010年1月発売モデル
・Fシリーズ：VPCF119FJ/BI、VPCF118FJ/W、VPCF117FJ/W
・Cシリーズ：VPCCW29FJ/W、VPCCW28FJ/P、VPCCW28FJ/R、VPCCW28FJ/W

■VAIOオーナーメードモデル
・Fシリーズ：VPCF11AFJ、VPCF11AGJ、VPCF11AHJ、VPCF11ZHJ
・Cシリーズ：VPCCW2AFJ、VPCCW2AHJ

お手持ちのVAIOの製品型名、並びにシリアル番号の確認方法はこちら。不具合に関する該当製品については下記のページからシリアル番号を入力して確認できる。
https://support.vaio.sony.co.jp/cgi-bin/notification/mbhi/ja/check.cgi

今回明らかになった不具合の内容は、本体搭載のチップセットに対する制御に起因する温度管理機能の不備により、ユーザーの使用状況によって本体の過剰発熱、およびこれに起因する外装変形の恐れがあるというもの。ソニーでは発熱防止最新BIOSへのアップデータの提供をホームページにて実施しており、ユーザーにアップデートを行うよう促している。なお、今回のBIOSアップデートの対象になる台数は国内で「約6万6,000台」、全世界で「約64万6,000台」。該当の不具合が発生する可能性のある製品台数は国内で「約5万2,000台」、全世界で「約53万5,000台」であることも明らかにされている。

【問い合わせ先】
VAIOカスタマーリンク　VAIO F/Cシリーズ対応窓口
TEL/0120-55-5078