NEC、YAMAHAサウンドシステムや3D映像表示に対応したノートPC“LaVie L”を発表

NECは2011年春モデルのPC新製品を発表し、YAMAHAサウンドシステムや3D映像の表示に対応したノートPC“LaVie L”「LL970/DS」などラインナップを公開した。

今回日本電気（株）、およびNECパーソナルプロダクツ（株）からは、コンシューマー向けパソコン“VALUESTAR”シリーズ、“LaVie”シリーズより、7タイプ51モデルの商品が発表された。

中でもスタイリッシュノート“LaVie L”シリーズには、これまでデスクトップPCのみに搭載されていたYAMAHAサウンドシステムを採用するモデルが登場するほか、3D映像の表示機能を持たせたモデルもラインナップする。同シリーズには全12機種の製品が発売されるが、「LL370/DS」の2機種以外すべてのモデルがYAMAHAサウンドシステムを採用し、「LL970/DS」「LL770/DS」の2モデルのみが3D表示機能を搭載する。上位モデルの「LL970/DS」「LL850/DS」は、第2世代のインテル Core i7-2620Mプロセッサーを採用している点も注目される。

YAMAHAサウンドシステムに関しては、低音再生技術「FR-Port」の小型化を実現し、今回ノートPCのコンパクトな筐体にはじめて搭載された。スピーカーやその他の部品の配置にも工夫を凝らしたことで、スリムな筐体ながら迫力のあるリアルなサウンドが再現できるという。

「LL970/DS」「LL770/DS」の2機種は偏光板方式の3D表示に対応する。また2Dの静止画データを3Dに変換表示する機能や、本機でBlu-ray 3Dなどのコンテンツを再生しながら、HDMI接続した3D対応テレビで映像を楽しむことなどが可能だ。

その他、PC本体に直接ケーブルを接続せずに、PCで再生する映像をワイヤレスで送信して再生できる「インテル ワイヤレス・ディスプレイ」の機能や、WiFi対応のプリンターやデジタルカメラなどを直接ワイヤレス接続できる「インテル My WiFiテクノロジー」にも対応する。

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