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各社が3D技術などをアピール

<3D&VR展>ビクター 3D対応4Kプロジェクター/iPadを裸眼3D対応にするシート/クリスティー 4K DLPプロジェクター

公開日 2011/06/22 19:02 ファイル・ウェブ編集部
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■普通のパソコンやiPad/iPhoneが裸眼3D対応に − グローバルウェーブ「Pic3D」

独特な視点からの製品で来場者の注目を集めていたのが、グローバルウェーブ(株)の“裸眼3Dシート”「Pic3D」シリーズ。

同製品は、液晶モニターなどの上にレンチキュラー式のシートを置き、専用ソフト「Pic3D-Player」でサイドバイサイドのコンテンツを再生することで裸眼3Dが視聴できるというもの。これにより3D非対応のディスプレイでも裸眼3Dを視聴できるようにする。

貼り付けるのではなく既存ディルプレイの上に置くようになっている

ラインナップには23インチ用の「Pic3D-23」、21.5インチ用の「Pic3D-21.5」、15.6インチ用の「Pic3D-15.6」、12.1インチ用の「Pic3D-12.1」のほか、iPad2用の「Pic3D-iPad2」とiPhone 4/iPod touch 4G用の「Pic3D-iPhone4」を用意。8月からの発売を予定しており、最大サイズである23インチ用で15,000円前後、12.1インチ用で4,000円前後、iPhone用で2,000円前後ほどの実売価格になるのではないかとのことだった。

iPhone用の「Pic3D-iPhone4」

なお、通常のレンチキュラーでは視野角が30〜60度ほどであるのに対し、本製品では視野角120度を実現するなどしており、特許も出願中だという。

再生ソフトのUI。もちろんシートの上からでもiPadなどでのタッチ操作が行える

■クリスティーは4K DLPプロジェクターデモなどを実施

クリスティ・デジタルシステムズは、4K対応の3チップDLPプロジェクター「D4K35」を使用してのデモ上映などを実施。同製品は3チップ 1.38インチDMDを撮像素子に採用し、コントラスト比が最大2,000対1というモデル。

デモの様子

併せて、3Dライブカメラ、3D映像用サーバーと完全同期型の3Dシアターも用意。同社製品を使用して組んだシステムでの3Dコンテンツ上映の室の高さをアピールしていた。

3Dシアターも多くの来場者で賑わっていた

また、3D CAD/CAMデータを実物大で立体視できる「Christie HoloDesk」も展示。WUXGA(1,920×1,200)解像度対応でLED光源搭載の3D DLPプロジェクター「Mirage WU-L」を2台使用した72インチの立体ディスプレイで、CAD/CAMデータを高精細の実寸大立体表示できることをアピールしていた。

「Christie HoloDesk」。3Dメガネに球体が付いたモーションセンサーのようになっており、ユーザーの動きに連動してコンテンツも移動する

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