オンキヨー、1Q連結業績を発表 − AV事業は国内苦戦も海外市場が堅調
オンキヨー(株)は、平成24年3月期の第1四半期連結業績を発表した。全体の売上高は102億円で、営業損失は13億円、経常損失は14億円。四半期純損失は14億円となった。
セグメント別では、AV事業全体の売上高が70億円で、そのうち国内の売上高は14億円となった。同社はこの結果について「震災の影響による消費低迷や、電力不足によるエコ家電への関心の高まり、7月に実施されたデジタル放送への移行に伴う薄型テレビへの消費集中によって苦戦を強いられた」とコメント。なお、海外市場においては、円高による目減りはあったものの堅調に推移し、売上高は55億円となった。
一方で損益面では、鉄・銅・アルミ・原油等の基礎資材価格の高騰に加え、新製品開発が当期に集中したことによる開発費の増加などにより、2億円のセグメント損失となった。
また、不採算カテゴリーからの撤退と、スレートPCを核とした法人営業の強化等の構造改革に取り組んでいるPC事業の売上高は12億円。損益は、流通在庫の正常化を目指した販売促進費用等の計上等により、4億円のセグメント損失とした。
そのほか、OEM事業における売上高は、震災の影響による車載向けスピーカーの生産調整等により14億円。損益は鉄・銅・原油等の原材料価格の高騰に加え、軽量スピーカーのマグネット材料に不可欠なレアアースの大幅な価格高騰等が大きく影響し、2億円のセグメント損失とした。
なお、当期業績については想定の範囲内で推移しているとし、第2四半期および通期の連結業績予想については、5月13日に公表した内容を据え置いた。
セグメント別では、AV事業全体の売上高が70億円で、そのうち国内の売上高は14億円となった。同社はこの結果について「震災の影響による消費低迷や、電力不足によるエコ家電への関心の高まり、7月に実施されたデジタル放送への移行に伴う薄型テレビへの消費集中によって苦戦を強いられた」とコメント。なお、海外市場においては、円高による目減りはあったものの堅調に推移し、売上高は55億円となった。
一方で損益面では、鉄・銅・アルミ・原油等の基礎資材価格の高騰に加え、新製品開発が当期に集中したことによる開発費の増加などにより、2億円のセグメント損失となった。
また、不採算カテゴリーからの撤退と、スレートPCを核とした法人営業の強化等の構造改革に取り組んでいるPC事業の売上高は12億円。損益は、流通在庫の正常化を目指した販売促進費用等の計上等により、4億円のセグメント損失とした。
そのほか、OEM事業における売上高は、震災の影響による車載向けスピーカーの生産調整等により14億円。損益は鉄・銅・原油等の原材料価格の高騰に加え、軽量スピーカーのマグネット材料に不可欠なレアアースの大幅な価格高騰等が大きく影響し、2億円のセグメント損失とした。
なお、当期業績については想定の範囲内で推移しているとし、第2四半期および通期の連結業績予想については、5月13日に公表した内容を据え置いた。